新型コロナとのダブル流行も懸念されるインフルエンザについて、9月6日までの1週間の患者数が、2019年の同じ時期に比べて1,000分の1以下と、大幅に減少していることがわかった。

厚生労働省が発表した今シーズン最初のインフルエンザの発生状況によると、9月6日までの1週間に全国で報告された患者数は、岐阜・大阪・沖縄の3人だった。

2019年の同じ時期は、沖縄で流行していたこともあり、3,813人にのぼっていたが、2020年は、1,000分の1以下と大幅に少なく、例年と比較しても少ない傾向だという。

厚労省は、「新型コロナへの感染予防が、インフルエンザなどの感染症の予防にも効果があるので、引き続き予防に取り組んでもらいたい」としている。