また、maneoから12億円規模の大規模な遅延案件が発生しましたね。

さて、ブラック企業の問題案件を高額で買い取ってくれる人が、このコロナ禍で現れますかね。

私は、GILの問題が発覚した2018.7以降からmaneoファミリーの危険性と行末が厳しいと何度も指摘しました。

下記の
2018.8.26付けの記事をみればわかるように、2年前に私の言っていたことが正解だったでしょう。瀧本社長辞任もmaneoの身売りも7ヶ月前に予想通り的中。

>瀧本社長引責辞任か?

>maneoマーケットの子会社のmaneoやプレリートファンドの身売りなども理屈的にはありうるかなと個人的には思います。

>いまさらmaneoマーケットが業務改善を必死に取り組んだところで、GILの元本償還率が悲惨なものになれば、maneoマーケットの行く末は厳しいかなと思います。

>ですから、私はLCレンディングを除いたmaneoファミリーへの投資は、GILの件の方向性が見えるまでは見送り、当面TATERU Funding SBI SLを中心とした上場企業系への集中投資を続けようと思います。


maneoが最大手といっても純資産は10億円程度であり、数百億円の不良債権が発生すれば、 お手上げです。

上場企業の純資産レベルとは桁違いです。

募集総額が多いことは事業者の安定性にはつながらず、むしろ純資産に不釣り合いな募集額はハイリスクです。現在の事業者でいえば、クラウドクレジットやクラウドバンクやLENDEXはリスキー。

自社で買取るレベルの募集額かどうかに押さえているかが、SLのリスク判定では重要。

担保がどうのなど分析してもたいして意味なしは実証済。いざとなれば、TATERUやビットリアルティやJOINTOαのように自力で対応できるだけの資金力があるかどうかが鍵。

いまだにそういう基本的なところが理解できない人が、泥沼にはまり込んで「赤信号:期失>SL税引前累積損益×2(SL撤退検討レベル)」になっているのが現状なんですよね。

GILの件以降もmaneファミリーに大金をつっこむなんて「狂気の沙汰」であることになんで気が付かなかったのかな。アフィブロガーが「無罪」と言ったから信じちゃった?

資金力がない非上場企業は、「ソーシャルレンディングは元本保証でないから、自己責任」と開き直られて終わりですよ。裁判でも同じことを言うでしょう。ついでに、無責任なアフィブロガーからも「投資は自己責任」と言われてオシマイです。

平たく言えば、不測の事態が起きたら、資金力のある上場企業は、信用維持のため自力で「ケツをふき」、資金力のない非上場企業は投資家に責任を押し付けて「ケツをまくる」ということになるのです。

でも期失しただけで確定損失ではない、満額返還されるかもしれないといまだに考えている人は、某SL会社のシャチョーさんが断言した、次の名言を正座して10回唱えたほうがいい。そうしないと今後も同じ過ちを繰り返すよ。

あんた、詐欺的ファンドにひっかかってしまった方のお金は消えてなくなるの分かってんの?



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