試し読み もち 魔女の下僕と魔王のツノ 9巻 感想 レビュー 考察 画像 ネタバレあり これまでの感想はこちら。前巻はこちら
サウロとアルマ編、決着! 揺れ動くレイの性別も、一つの答えに辿り着く事に

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オマケの漫画の台詞だけどその通り! 女体化したアルセニオがあまりに可愛かった為に
 改めて、(出来れば彼を女にして貰って)親友と添い遂げたいと結論したサウロ
 男でも女でも、アルセニオの事が大好きだと解った今
 自分の性別もどちらでもいいと結論したレイ

 あなたと結婚したい! シリアス尽くし! 腹の底から笑える良いラストだったわ!

アルセニョが大好きです!
 巻頭は誤解続き、ヘマさんが良い子だし嫉妬やらで畳み掛けるのに大爆笑だった!
 誤解が亀裂へ、無我夢中で友達を救おうとするアルマもサウロも
 どっちも自分を省みてなくてすげえ素敵だった!
 今、街の皆に愛されてるアルセニオも!

 つくづく“子供”だったレイが、傷つけてると知ってなお我を貫く姿、雄々しかった!
 
魔女の下僕と魔王のツノ 9巻 感想

 第48話「魔女の下僕と好きな男」
 第49話「魔女の下僕と騎士の犠牲」
 第50話「魔女の下僕と別れの時」
 第51話「魔女の下僕と騎士の心得」
 第52話「魔女の下僕と二人の求婚」
 第53話「魔女の下僕と今さらの話」
 これまでの感想
 本作5年前 教国のレクエルド感想
 キューティクル探偵因幡 感想

サウロとの故郷編を「教国のレクエルド」として連載、全2、3巻くらい?

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 アルセニオのサウロ評に納得させられる外伝。シリアス強め

あらすじ
 町にブレンダ率いる魔物が襲来、アルマも魔物とバレ、庇いあいサウロが重傷を負う
 ベティが、身の危険も省みず町とイスパニア騎士団を救った事で
 事態終息と見た騎士団は故国へ帰っていった

 残ったサウロは全ての事情を聞き、改めてアルマ=アルセニオに求婚

 際しレイは、アルセニオが好きである事が最優先だと理解し
 ロイドの想いを今度こそ正々堂々と断わった

 つまるところ、魔王のツノを捕ったら、アルセニオはどちらかと結婚するのだ!

 意気投合したレイとサウロ、事態は改めて“魔王討伐”へ転がっていく

前巻。素性を悟られずかつての親友を看病する為、アルセニオは「アルマ」になった

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 48話の扉絵ではレイとアルマのドレス姿! まあ麗しいわッ!!

男ならアルセニオ/女ならアルマ
 前々巻から女性化してたアルセニオは、必要に駆られやむなくアルマの姿となった
 故郷は厳格な宗教国家で、その教えによりアルセニオを誤解していた
 既に死亡し、親友アルセニオが身体を操られていると思い
 サウロは友情ゆえに戦っていたのだと

 そこでアルマに化けたが、サウロは実はあっさりと見抜いていた

 鈍感なアルマは、バレてるなんてまったく気付かず
 あれやこれややらかしてしまう

 とまれサウロは、親友アルセニオがまったく変わっていない事を知った

 と共に女としてアルマが好きになって、えらいこっちゃ!

第48話。サウロの従者の女性・ヘマは、怒涛のツッコミだった

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 サウロさんはかっこいいですよ誰が見ても!(ヘマ)

第48話「魔女の下僕と好きな男」
 サウロの従者、ヘマさんによる多段ツッコミ回! 好きじゃーん!!!(絶叫)
 ああアレか、前巻で酔ってるのに同じ部屋に入れたのは
 二人が付き合ってると誤解してか
 ソッカー、シカタナイネ!

 てかいい子じゃん! ヘマさんめっちゃいい子じゃん結婚しとけ!!

 幼馴染アルセニオ視点だと、サウロはナンパを地で行く軽い男だったのです
 詳しくは1巻が発売開始した「教国のレクエルド」で。
 膝から崩れるほどいい男だぞ!

 しかしヘマさんには、“真面目で堅物で心配でどうしようもない人”なのね

 やだヘマさん、いい人じゃん! めっちゃいい人じゃーーーーーーん!

アルマ、逃げる! ヘマ叫ぶ! ここで追わなかったら帰りの船に乗せませんよ!!

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 サウロさん、無事ロイドを「アルセニオを寝取った男」と認定するの図

フルメタルアルセニスト
 ただの人類最強決定戦じゃないですかヤダー! なにこの町怖い?!
 アルセニオは、主であるベティの為に帰れませんが
 サウロは「主の為の女体化か」と誤解
 あらまあ!

 他方バレてないと思ってるアルセニオ、やめて! あなためっちゃ愛されてるわ!

 当然、それは「自分(男)だとバレてたらプロポーズするハズがない」と
 実に極めて途方もなく真っ当な理由なんですが…

 アルセニオ、残念ながらサウロはお前のプロだ、一流のアルセニストだ!

 でもサウロの目からは、「アルマをハーレムにしてる」と見えてるからねえ…

ロイドは言う、「アルセニオは死んだ。お前が殺したんだろ」と

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 思わずフッと笑ったサウロ、結果宇宙一話がこじれてしまう事に

ともだち
 まず落ち着こう! サウロは「そんなウソで俺を騙せると思ったのかネギ味噌野郎」と。
 対し、ロイドとアルセニオは「親友を殺したのに笑った!?」と。
 アルセニオはショックです。
 解ってた事だけど。

 不意討ちはロイドの反応! ブチキレた!! お前どんだけ良い奴なの?!

 つまり、「お前、友達殺しておいてなんだその態度は!」と
 心底怒ったんですね

 ロイド自身、レイという幼馴染がいるから重ねてる面もあるのでしょうけれど…

 いや、ただただ“自分の友達の為に怒った”ロイドが素敵だって思った!

俺が知るか!。心底怒ったロイドを止めてくれたのは

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 恋敵のサウロを助けたのはレイ、オチもあったけどいい子だったわ!

怒涛の水入り
 サウロも咄嗟に「しまった」と気付いたようですが、とにかく一旦水入りに。
 アルセニオ達と違い、サウロは簡単には傷が治りません
 ただの人間だ、と必死に止めたアルセニオと
 止まらなかったロイド

 彼の怒りも快いし、本音はロイドに加勢したかったというレイが可愛い

 とまれ、レイの妨害と時ならぬ魔物の侵攻によって離れ離れになり
 サウロは「弁解しなければ」と決意し…

 そして4コマではサウロに即オチ4コマするアルマさん

 犬っぽいレイくん可愛い!

第49話。自責のサウロ、襲ったのは“この場にピッタリな魔物”だった

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 見た目に可愛いブレンダさんですが、骨の髄ずいずっころばしから魔物なのよね…

第49話「魔女の下僕と騎士の犠牲」
 魔王軍幹部、人型の魔物であるブレンダさんは“対話”にあまりにピッタリ
 彼女は、人を殺す理由を「狩りやすいから」と
 あまりにざっくり説明します

 ああそうだ、同じ魔物でもアルセニオはこういう奴とは違うのだと

 対話が出来た事で、かえって戦う闘志が明確になったサウロ。 
 ブレンダさんめちゃくちゃ無邪気なのね…
 ありがとうこのヤロウ。

 本当に邪気がない、どこに逃げるか解らない動物より、人のが簡単ですものね

 人間を怒らせると怖いとか、そこまで恐れた経験がないのか

しかし、レイに愛剣を折られたサウロでは勝てるハズがなく…

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 無我夢中で飛び出したアルマ、アルセニオいい奴すぎんでしょ!

それでも咄嗟に走る人
 他に助ける術はなかった、けど「魔法を使う」のは魔女か魔物だけ。鱗も見える。
 幼少期から厳格に教え込まれている教国兵は
 あっと言う間にアルマを敵視へ

 彼らにすれば、おぞましい怪獣の姿になったのと同義なんでしょうね

 しかも、第49話で「ずっと魔力供給できてない」と苦しんでたのは
 ここに繋がる前振りだったのか。

 魔力切れ、意識が薄れたアルマは逃げるどころではなく…

離れろサウロ! アルマは魔物だ!!

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 いやどんだけロイドさん無敵なの!?

庇い庇って
 ラストでシリアスが吹っ飛んだ!? いやそうでなくて、サウロが瀕死に!?
 アルマは、自分を庇ったらサウロが危険になると思い
 咄嗟に彼を拒絶しました

 しかしむしろ! 優しくされたらサウロさんも止まらないよ!!

 自分が殺されそうな中、サウロを思いやってくれたアルマを庇い
 サウロは代わって矢に討たれて…
 矢サウロに…

 この事態に、咄嗟に助けを呼んだロイドと、状況を知らず平和に驚くレイ

 ロイド家無敵伝説、続く4コマで語られましたが、お前の血脈どうなってんだよ!

第50話。助けて! 処刑されそうになりながら叫び続けたアルマ

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 アルセニオ「ダメだ、こんなところで正体がバレたら…、早く逃げてベティ
 魔女ベティ「アタシずっと考えてたの

 アンタとサウロは本当に仲直りできないのか

 アタシとサウロが仲良くなる日は
 本当に来ないのか

 どんなに考えても答えが出ないの 当然よね


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 だって自分はサウロと話してない、話してみなけりゃわからないわ。と

第50話「魔女の下僕と別れの時」
 カナディアンマン的に熱い友情…、“私を殺さないで”と叫んでると誤解されつつ
 実際は、目の前で死にそうなサウロしか見えていなかったアルマ
 彼女を救うべくレイ達も合流。

 ベティは治癒魔法を使えますが、使ったら彼女も魔女認定されます

 だからアルマは、咄嗟に頼もうとするも「いやダメだ」と思い直しますが
 ベティは憶さず正体を現すことに

 自分の安全じゃなく大事な人の為に、ベティもやっぱり器がデカい…

 小さいのに大きい! さすがアルセニオの主ですわ

教国兵『殺せ! 魔女に魔法を使わせるな!!

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 これで教国兵とも和解…? と思ったらめっちゃこじれててそれはそれで笑える!

得意なのは治癒魔法
 一旦スタンバってから抱き合う主従! お前ら互いに大好きすぎか!!
 とまれ、一緒に命を狙われる覚悟で正体を明かすと
 ビビアン由来の魔法で全員を治癒
 事態は一旦解決へ

 一緒に魔物まで治ってはる!? まあ仕方ないよね!

 町一つ分の大魔法!
 ベティすげえ! いや師匠が事前に“種”を植えてたと

 彼女らにも大事な町とはいえ、備えてたのか。師匠もデカい人ですわおっぱいが

 殺意を向けられ、悠然と花を咲かせたベティ! 美しかったわ!!

町に“魔物除け”を発動しようか? でもサウロと、もう会えなくなってしまうよ?

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 対しアルマは、すっきりした笑顔で“お別れ”を選んだ。それでいいのだと。

その服で良いと思います
 ラストでどんでん返してますが、イスパニア教国兵はこれで帰国へ
 元々、目的だった魔王討伐は果たした(つもり)ですし
 魔物が町にパッタリ現れなくなったので
 任務完了と判断

 彼らにすれば英雄の凱旋、きっと母国はお祭りパレードだろうな

 代わりに、アルセニオは親友と永遠の別れになってしまいましたが
 彼が元気でやってる事も分かりましたし…
 寂しい

 町の人は“魔女”に好意を持ちましたが、教国の人には難しい話ですよね

 とまれアルセニオは、「ちゃんと仲直りしたかった」と思いつつ…

第51話。アルマさんは魔物です! 帰りましょう!! ヘマは言い張ったが…

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 アルマは俺を好きだと思うか?に、へマさん大絶叫であったという

第51話「魔女の下僕と騎士の心得」
 第50話ラスト、実はサウロは残ってました…、と描いて締めました
 第51話は少し遡って、ヘマさんが止めた場面から。
 なるほど、ここに繋がってくるのか

 今巻冒頭で、アルマの人となり、想いを知った(誤解した)ヘマさんだもんね!

 ただ、彼女自身はサウロの事をどう思ってたんでしょう…
 ともチョッピリ思ってしまう場面

 見た感じ嫉妬感ゼロ以下だし、“尊敬できる年上の弟”みたいに気遣ってたのかしら

 尊敬するし、心配だしみたいな色々? こういう人って好きですわ。

町の人はアルマを知らない、そこでアルセニオの事を訪ねてみると…

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 すごいな
 お前は本当に強い
 どこに行っても お前のまま 変わらない

 裏切られても 報われなくても

 人に優しくする事をあきらめない


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 帽子を一緒に追ってくれた、と思い出し笑いする子! わかる! すげーわかる!

はしるひと
 感じ入るサウロも凄いなって思う。アルセニオは“変わらない”のがすごい
 根っこは、厳格な宗教国家だった事も一因なんだと思いますが
 その故郷に裏切られても変わらなかった
 人に優しくできる人

 あのマヌケでお人よし、地獄を見た末なんだと思うと印象が変わります

 ただ、前巻で「アルセニオ自身も苦しんでいる」と描かれたので
 ここにも繋がるのかもしれませんね

 自分が問題を抱えてても、目の前を帽子が飛んでたら、一緒に走って追ってくれる人

 いっつも一生懸命な人ってのは、素敵だと私は思いますわ

サウロを見つけたエリックは困った。困ったが、会わせないと鍵が返して貰えない…

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 というワケで会いに行ったら、ただのファンシー空間だったからちきしょう!

国へ帰るんだな お前にも家族がいるだろう(いません)
 抱きしめるよ! 抱きしめて告白するさサウロさんなら! これは仕方ない!
 しかし、アルマにすれば「騎士になるのが夢だったろ」と
 国に帰るように言わざるを得ない!
 騎士の地位どうすんの!

 と思ったらサブタイ、騎士とは地位でなく心の在り方だと

 弱い者を護り戦う、そういう者である事は変わらない
 むしろアルセニオに教えられたと

 さっきのアルセニオ譚は、“騎士があるべき姿って、こうじゃなかったっけ?”

 サウロさん、そこで話をつなげてくるの?!

お前がアルセニオだとは解っている、諦めて結婚しろと迫ったサウロに…

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 アルセニオだから好きなんだ、と言われて「わかる!」するレイくんかわいい!

ヒュペルビンタ!
 魔に絡むものを忌避する余り、教国では色々流言飛語がフライングしてるのね!
 サウロは、アルマが魔力を得る為に“主人(男)とえっちしてる”と誤解
 俺も食ってみろ性的な意味で!と
 性的な意味で!

 何違うの? よし試そう! とかサウロさん対応が柔軟すぎない!?

 サウロさん、最近アタマが柔軟すぎだよ!
 どこの柔軟剤使ってるの!?

 サウロ視点では、“アルマが好きな男=主人の為に拒絶してる”と誤解

 決闘申しこむわキスは迫るわホッとするわ、そりゃビンタだよ!

第52話。エリックさん悩む。自分がいたら混乱させるし、と席を外した結果…

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 扉絵セーラー3人娘(?)可愛すぎない!?

第52話「魔女の下僕と二人の求婚」
 特にレイが、デフォルメされてるのに自然にふっくらした胸周りなのが以下略。
 アルマのおっぱいは、当初は巨乳気味だった気がしますが
 自然と、安定感のある胸に着地しましたね
 手頃感あると思います

 とまれこじれてた! エリックさんの呆れっぷりホント好き

 メンバー中で、ちゃんと話をまとめられるのはエリックさん(兄であり姉)だけなのね
 エリックさん(兄であり姉)はやっぱりすげえよ

 普段は平和そうなレイも、最近はカリカリしてるのもかわいい

 嫉妬の心は人を変えるからね、嫉妬は成長だよね

あの男が、嫌がるアルセニョにキスしようとしたんですよ! byレイ

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 ここ、らしくなく照れてるサウロがくっそ可愛いのよね!

お前そんな風に照れるんだ…
 サウロにキスされそうでも嫌じゃなかった、何故だったんだろうか?
 咄嗟に、「サウロだから嫌じゃなかった」と口にし
 冷静になるアルマさん(男)

 よし落ち着こう! オチもついたところで落ち着こう皆!!

 という事で、ようやく「アルセニオの主はベティだ」とか
 レイが魔法で女になってる男だとか

 そうした一切合財、聞くだけで3年はアタマが痛くなりそうな事情を聞くサウロ

 すごいな…、やっぱりサウロのアタマ柔軟剤使ってるの?

『改めて自己紹介しよう。名はサウロ。イスパニアの騎士だった』

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 これからはアルセニオの騎士だ

言ったァ!
 これはイスパニアの教え。神さまは、人に良心を作ってくださったのだと。
 魔女は殺せ、魔は許すなという厳格な教えと共に
 彼らには「良心の教え」があった

 人の良心とは、神がくださった“神の御心”なんだと

 迷った時は、君は良心に従っていいんだよ
 神さまのお心なんだからと

 良心の呵責を前向きに受け止める教え、それって素敵だと私は思う。

ベティに改めて誓い、にっこりした笑顔に微笑んでしまうサウロ。そして…

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 アルセニョが大好きです!

お前がライバルか
 読者的には6巻以来、サウロ登場で棚上げになっていたレイの告白が遂に…
 元ナンパ男サウロは、このまま“アルマ”固定して欲しいと頼み
 実際、このままいくと妻にされそう!
 されちまえよ!

 しかし触発されたレイが、アルセニオが好きだ告白

 対照的に幼い彼は、アルセニオがどっちの性別でも構わないと言いつつ
 多分「女」として「男のアルセニオ」を欲しがってる

 なるほど男としてレイと結婚か、女としてサウロと結婚する

 つまり、ハサミ討ちの形になるな…。

ただレイは、女体化の責任感をとって“嫁にする”と言っているロイドがいるから

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 アルセニオ 友としてひとつ言っておく。私は君の選択を支持する
 略

 君はかつて正しさを求められる世界にいた

 考えを変えるのは きっと簡単ではないだろう

 何かを正しいと信じるためには
 他は間違っていると 断じなければいけないからね


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 間違ってない
 君は何も間違えない

 君の本心が どんな選択をしても 自分を許してやってくれ

※以上、「キミ自身を信じろ」と言うエリック。


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 お前が世界一かわいいせいで 俺が今大変なんだぞ!(サウロ)

次回、ロイドとレイ決着編
 もしサウロが女になったら絶対美人だ! エリックの“正しさ論”もなるほどと感じます
 テーマは同性愛についてですが、「世間的に間違った選択」の話。
 そこから外れる選択をしてしまう怖さの話。
 何故怖いと思うのかの話。

 世間が正しいと言う時は、は、他の何かを間違いだと猛烈にけなす

 その「間違ってる側」を、自分の心が望んでると知ったとき
 怖がらないで受け止めなさいって事ね

 自分の心が望んだなら、自分の心を許してあげなさい

 私はそう受けとりましたが、なかなかどうして、これって難しいなって思いますわ。

第53話。レイはアルセニオに拒否された。そして解った今さらの気持ち

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 いつもロイドの求婚を断わってたけど、こんな想いをさせていたのかと。

第53話「魔女の下僕と今さらの話」
 本当に“今さら”。だけどレイは、自分が魅力的な少女の体な事に無頓着だったり
 心が幼かった彼、彼女が一歩一歩大人になっているんだな
 って、つくづく感じる回でした
 乙女か!

 と共にずっとレイを見てたロイドには、“一番雄々しい”と感じる

 レイはこの通りだから、ロイドだったら守りたいと思うだろうし
 消えたレイを心配してたんだな…

 ってこれまた今さら、つくづく感じますわ。

 いやだって、変なのに騙されていやらしい事とかされてたらと思うと…!

親友だから明かします、ロイドにもずっと話せなかったレイの本心

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 待って! ロイドくん前提段階でパニックだからちょっと待って?!

微妙な部分
 きっと男も奇麗に憧れるし、女も男らしさに憧れる。“そうなりたい”って思う気持ちの話
 実はレイは、幼い日に結婚式を見て「綺麗だな」って憧れて
 あざらしの真似だ、とロイドには偽って
 よく真似をしていたと

 レイが男に戻れなかったのは、女になりたい面も少なからずあったんだ

 ただ、それは彼の中で「綺麗な服を着たい」って気持ちが核。
 女なら綺麗な服を着れる
 だから女の体

 レイはまだ幼かったから、それ以上の動機がなかった

 なので「女でいたい」けど、正直なところかなり微妙な理由だったのです

アルセニオと出会い「自分は女なのか?」とも思った。けれど

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 けどアルセニオが女でも好きだったので、やっぱり関係なかったと。

レイの結論
 つまりレイ自身では、自分がどっちの性を選ぶべきかまだ分からない。
 しかし、アルセニオの性別がどっちでもいいなら
 自分の性別もどっちでもいい

 ただアルセニオが好き、その事が“性別の悩み”にも決着に

 レイが彼に恋した事、彼が女になってしまった事さえも
 こんな決着を招くことになろうとは…

 やっぱり何事も繋がってるんですね…、私はレイくん(女)推しですが!

 おっぱい大きいしね!

レイは「男に戻らなきゃ」とずっと思ってた、だから本作は始まった

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 だからある意味、色々一気に決着したんですね。

僕は僕の為に
 男に戻りたい、でなきゃ親が大変だし、ロイドの人生を台無しにしてしまう!
 でも今に、ようやく“レイ自身がどうしたいか”
 彼自身の為に動き始めた

 アルセニオが好きだから、僕は僕の為にロイドと結婚できません

 ロイドにすれば、ずっと護ってきた掌中の珠の親離れでもあるし
 多分、少なからず恋もしていたのでしょう

 やっぱりロイドって、いい男だわホント。

前巻でもアルセニオが気にしていたこと、残された両親はどうなった?

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 ああ 参ったな サウロのくせに かわいい(アルセニオ)

仲直りしよう
 こちらの今さらは、“アルセニオが生きていて良かった”というサウロの喜び
 また、火あぶりにされるまでは人間だったと聞かされ
 理不尽に疑われた友、疑ってしまった自分
 サウロは本当に消え入りたい想い

 高身を小さくした彼に、不覚にも可愛いと思ってしまうアルマでした…、と

 やっぱり、アルマさんのままで良いんじゃないかな(迫真)。
 なおご両親は健在だそうな

 曰く「息子が魔物に取り付かれ、救うべく剣を作っている」と美談に。

 なるほど、職人だったのがそういう風に着地するのか

さあ アルセニオ! どっちにします!!

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 お前ら本当は仲良しだろ!(アルマ)

対・魔王加速…?
 オチのオマケ4コマでも、理不尽な目に遭うロイドってば…!
 とまれ、レイは「男に戻る」物語初期の理由が弱まり
 アルセニオは次巻から男に戻る模様
 そっかー…

 もう、このまま3人で結婚すればいいんじゃないでしょうか?(名推理)

 こうして見ると、サウロとレイって対になってるんだなー
 と、しみじみ感じる巻

 でもそっかー、アルマさん終了かー、そっかー。

収録

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 ロイドさん逃げてー!

収録
 ガンガンコミックス「魔女の下僕と魔王のツノ 9巻」。
 もち。月刊少年ガンガン連載、スクウェアエニックス出版。
 2018年12月(前巻2018年6月)

魔女の下僕と魔王のツノ 9巻 感想
 第48話「魔女の下僕と好きな男」
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 これまでの感想

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 キューティクル探偵因幡 19巻【最終回】“三年後だろうと”

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 教国のレクエルド 1巻“18歳のアルセニオ達”
















 魔女ツノ 1巻
 魔女ツノ 2巻
 魔女ツノ 3巻
 魔女ツノ 4巻“魔女の下僕と極北の地”
 魔女ツノ 5巻“魔女の下僕とお悩み相談”
 魔女ツノ 6巻“魔女の下僕と媚薬と想い”
 魔女ツノ 7巻“親友の炎”と眼鏡ヒロイン
 魔女ツノ 8巻“もう、一回抱いてから考えようかな”
 魔女ツノ 9巻“結婚するって言いました!”
 魔女ツノ 10巻“二人の恋が実る時”
 魔女ツノ 11巻“彼が下僕になった訳”
 魔女ツノ 12巻“デートと夢と赤ちゃん欲しい”

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