| Leave Your Amp At Home. ワールドクラスのチューブアンプをそれに最適なスピーカーキャビネットに繋ぎ、音響の良い部屋でプレイする…これに勝るものは無いでしょう。しかし、そのフィーリングを実現してくれるstrymon Iridiumの登場です。Iridium(イリジウム)は、それ一台で「チューブアンプ」、「先例のないリアルなスピーカーキャビネットのインパルス・レスポンス」、「ナチュラルなルーム・アンビエンス」を提供してくれます。その先例を見ないキャビネット・エミュレーションには、3種類のアンプそれぞれに異なる3種類のIRデータを用意しました。 さらに、本機は広いアプリケーションに応えられるように、ペダル、ラインの異なる入力レベルに、モノ&ステレオにも対応します。 ステージのフロアモニターやインイヤーでのモニタリング、スタジオモニタースピーカー、ヘッドフォン、あらゆるアプリケーションでも、素晴らしくインスパイアリーなモニタリングがあなたのプレイに用意されています。 リアルなチューブアンプのフィーリング、先例のないレベルのIRキャビネット、ルーム・アンビエンスを体験してみませんか? 
 
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| 製品名 | IRIDIUM(イリジウム) | 
| 概要 | AMP & IR CAB エミュレーター | 
| 価格 | オープンプライス | 
| 参考価格帯 | ¥45,000 前後(税別) | 
| JAN | 0852571008035 | 
| ダウンロード | 日本語マニュアル | 
| IRロードソフト | インパルスマネージャー | 
| 関連ブログ記事 | ギタリスト、二木元太郎氏がIRIDIUMを比較・解説 Part.1 | 
| ギタリスト、二木元太郎氏がIRIDIUMを比較・解説 Part.2 | |
Iridiumには、3種類のアンプとそれぞれのアンプに適した3種類のIRキャビネットが用意されています。アンプやキャビの移動やマイキングが必要ありません。アンプ+キャビ+ルームの素晴らしいサウンドが、ダイレクトにレコーディングインターフェースやPAにペダルボードから接続できます。そのサウンドモニタリングは、イヤモニ、フロアー・モニター、ヘッドフォンを問いません。
3つのアイコン的アンプ
我々が開発したMatrix Modeling™ Process(マトリックス・モデリング・プロセス)は、内蔵している各アンプのユニークなオリジナルトーンを克明に再現しています。この50年、音楽史を飾って来た最も代表的なチューブアンプを、全回路動作の数学的な解析で実現したのがこのモデリング・プロセスです。これにより、それらのアンプを実際に演奏した時のインスピレーションがリアルに蘇ります。さらに、それらのアンプをホットロッド(ハイゲイン改造)して、高いゲインレンジまで引き上げたサウンドも実現可能にしました。
9種類のステレオIRキャビネット
Iridiumに収められたスピーカーキャビネット・エミュレーションは、今まで誰も聴いたことが無いリアリズムを提供します。本機は、最も優れたステレオ24bit 96kHz&500msecのインパルス・レスポンス・データを採用しています。 今までこの解像度レベルは、一部のスタジオレコーディングソフトウェア(コンボルーション)でのみ使用できました。Iridiumは、最高品位のIRのリアリズムをペダルボードに収めることをも可能にしたのです。
調整可能なルーム・アンビエンス
Iridiumのルーム・エミュレーションは、256msecのインパルス・レスポンスと、残響テールをstrymonのリバーブアルゴリズムで補う、ハイブリッドシステムを採用しています。これにより、大きさが異なるルーム・アンビエンスを完璧に再現し、スピーカーから発せられる音の息づかいと自然な反射音までをも再現可能です。
Round Amp:Based on* a Fender® Deluxe Reverb
Fender® Deluxe Reverbは、これまでで最もレコーディングで使われたアンプと言っていいでしょう。このアンプはクリーン&ブライトなフェンダー独特のミッドスクープのサウンドが特徴で、広いヘッドルームも備えています。高いドライブセッティングでは、そのユニークな回路デザインから十分に歪んだサウンドも得られます。我々はペダルと馴染むNormalチャンネルを選び、モデリングしました。さらに、MIDDLE を12時方向(センター)に設定すると、デラックス・リバーブのキャラクターが得られ、このコントロールを下げるとよりミッドをスクープしたサウンドになり、これを上げるとTweed(ツイード)トーンを彷彿させる特徴も追加しました。
Chime Amp:Based on* the Brilliant channel of a Vox®; AC30TB
この伝説のアンプは、ビートルズのサウンドを蘇らせます。このモデルは、エッジが効いてブライトなVox®AC30TB*のBrilliantチャンネルをベースにしています。MIDDLEがTone Cutノブの働きをして、これを上げるほど高域がカットされます。DRIVEを3時以降に上げると、プリアンプのブーストサウンドとタイトな低域のサウンドがサチュレーションへと導きます。
Punch Amp:Based on* a Marshall® Plexi(Super Lead 1959)
他のアンプよりパワフルで太く、高いゲインのMarshall® Plexi*をベースにしたサウンドに仕上げました。パワフルなミッドレンジとスムーズなオーバードライブが特徴です。DRIVEコントロールを2時でその最大ゲインが得られ、より上げるとホットロッド改造したハイゲインPlexiサウンドに豹変します。
More Audio Examples
In this video, the people who work at Strymon get out their instruments and play through Iridium! From customer support, to marketing, to engineering, this video features Strymon employees playing through Iridium by itself as well as in combination with other pedals.
出荷時にロードされている9 x IRは、Cabir.eu、Celestion®、OwnHammer、Valhallir.at. から厳選されたIRを用意しました。
9 x 魅力的なリアリスティックCab
Deluxe Reverb® 1×12″ by OwnHammer
Impulse of a vintage Fender® Deluxe Reverb 1×12″ open back combo with a 1978 Fender CTS ceramic 12″ speaker.
Blues Junior® 1×12″ by cabIR
Impulse of a 1×12″ Blues Junior cabinet with a Jensen® C12N speaker.
Vibrolux® 2×10″ by cabIR
Impulse of a 1965 Fender Vibrolux 2×10″ with Jensen C10NS speakers.
AC30 2×12″ AlNiCo by OwnHammer
Impulse of a Vox® AC30/6 open back 2×12″ combo with 2001 Celestion® T0530 Blue AlNiCo speakers.
1×12″ AlNiCo by Celestion
Impulse of a Celestion Blue AlNiCo speaker in a closed back 1×12″ cab.
Mesa® 4×12″ by Valhallir
Impulse of a 4×12″ Mesa Boogie halfback with two Celestion Black Shadow® MC-90 and two ElectroVoice® Black Shadow EVM12-L speakers.
GNR 4×12″ by OwnHammer
Impulse of a 1971 Marshall® 1960B “basketweave” 4×12″ cabinet with 1971 Celestion T1221 G12M-25 speakers.
2×12″ Vintage 30 by Celestion
Impulse of a Celestion Vintage 30 in an open back 2×12″ cab.
Marshall 8×12″ AlNiCo by cabIR
Impulse of a 1965 Marshall 8×12″ re-issue full stack cabinet, with Celestion T652 AlNiCo speakers.
Matrix Modeling™:アンプ サイエンス
我々独自のMatrix Modeling™は、各アンプの微妙な特徴やユニークなトーンまで捕らえて再現できます。各トーン回路、部品、バイアス、カットオフ周波数、チューブステージのゲイン:これら全ての要素が、各ノートやコードの鳴りや、音の時間変化にまで影響します。これらを全て、数学的に最も高い忠実度で完成したのがこのモデリング・プロセスです。
さらに、チューブアンプ回路で起こるトランジェント信号による回路中での電圧の降下も再現しています。アンプの回路段ごとの電圧降下の反応と、その時間的変化をも再現することによって、リアルチューブアンプの複雑な倍音変化とそのフィーリングにも到達できました。
又、高い音量レベルによる圧縮感、コーン紙の動きの限界、スピーカー自体の歪みもモデリングしました。これらの非常に複雑なモデリングサウンドを、本当のアンプと同じような感覚で操作できるように、コントロールレンジをアンプモデルごとに再現しています。
非常に高度で複雑なこのモデリング・プロセスは、オリジナル回路を克明に再現した結果でもあります。完成したアンプモデルは、オリジナルアンプをプレイした時と同じインスピレーションと、サウンド&フィーリングを届けてくれます。
Matrix Modeling™:スイートスポットを再現できるトーン回路
アグレッシブにトレブルを上げても、Iridiumは、ソフトなフィンガースタイルのプレイでもそのニュアンスを美しく表現してくれます。ベースをしっかり上げると、ヘッドフォンでモニターをしていてもルーム内での低域の響きを再現してくれます。
Iridiumのトーン回路は、クラシックアンプのオリジナル回路のように、コントロール同士の設定がサウンドを生み出す相互特性を再現しています。どのようなセッティングにもリアルアンプの動作に追従しつつ、広いレンジをカバーしてくれます。
先例のないIRテクノロジー
インパルス・レスポンスは、スピーカーキャビネットをマイク録音し、そのデータをもとにプロセッシングして、サウンドとキャラクターをあたかもそのキャビネットで演奏したように模倣するのに使います。Iridiumは、他のどのアウトボードよりも高い解像度のインパルス・レスポンスを用いたプロセッシングが可能です。
Iridiumは、24bit 96kHzのフル解像度&500msecのスピーカーキャビネットIRを使用します。これは入手可能な最もクォリティーの高いIRです。リアルスピーカーの特性を克明に細部に至るまで再現することが可能なことは、簡単に想像できると思います。キャビネットレスポンス、スピーカーの振動、キャビネット内の音の反射、マイク、フロアや天井の反射に至るまで、お気に入りのキャビネットを実際に聴いているようなリアリズムを届けてくれます。
アンプ → Cab in Room
Iridiumは、部屋のアーリーリフレクションをキャプチャーする256msecのインパルス・レスポンスと、残響テールをstrymonのリバーブアルゴリズムで補う、ルーム・アンビエンスを備えています。アンプ+キャビネット+ルームのコンビネーションが、スピーカーから発せられる音の息づかいと自然な反射音までをも再現します。
超低ノイズ&アナログフィール
Iridiumは、超低ノイズ高性能JFETディスクリートアナログ入力段を採用しています。最大22dBのアナログゲインが得られ、そのステージとDSPのチューブ特性エミュレーションが、本機のアンプを構成します。このanalog + digitalのハイブリッドアプローチが、プレイのアナログフィールとリアルなサウンドを生み出しているのです。このJFET段が非常に低いノイズパフォーマンスに保ちながら、ギタープレイのダイナミクスやタッチセンスをIridiumのデジタル部へ伝えます。パワフルなSHARC DSPがチューブアンプの複雑な仔細と反応の再現を司ります。さらに、このJFET&DSPのコンビネーションが、ChimeとPunchアンプのホットロッドゲインも可能にしました。
Stereo → Stereo
Iridiumはステレオエフェクトによるステレオセットアップに最適です。入力は、TS-モノ/TRS-ステレオに対しており、クラスA JFETプリアンプが、ステレオアンプ→ステレオスピーカーキャビネット→ステレオルームへとステレオ接続します。
陶酔してみましょう
きっと、アンプの音量を上げて家でプレイすることはなかなかできないと思います。そこで、ヘッドフォンをIridiumに繋ぎ、好みのアンプとキャビを、好みのサイズの部屋でプレイしてみてはどうでしょうか?
「お気に入り」にアクセス
Iridiumはお気に入りのセッティングが、本機のFAVスイッチで簡単にセーブ&リコールできます。また、FAVスイッチをオフにすれば、コントロールやスイッチのセッティングに即座に戻ることができます。また、MultiSwitch Plusを接続すれば、4プリセットへのインスタントアクセスが可能になります。MIDIデバイスでは300プリセットのリコールが可能です。
隠しスーパーパワー
Iridiumには以下のスーパーパワーが隠されています。:MIDI PC & CCコントロール、300プリセットロケーション、コントロール&スイッチのMIDI操作。strymon MIDI EXPケーブルをEXP/MIDI に接続してこれらのMIDI機能が活用できます。
パワフル エクスプレッション コントロール
ボリュームモードでは、ログカーブのスムーズなボリューム操作がエクスプレッションペダルで可能です。このボリュームは、プリorポストamp/cab/roomを選択できます。また、このエクスプレッション機能で、Iridiumのコントロールを自在に連続操作することができます。コントロールしたいノブを、エクスプレッションのヒールとトウに設定すれば、複数を同時に(ペダルの)フルレンジのモーフィング操作が可能です。
スタジオで
Iridiumは、ゴージャスでリアルなアンプトーン、驚くほどリアルなステレオキャビネットのIR、自然なルーム・アンビエンス – スタジオでのギターサウンドのレコーディングに必要な要素を全て備えています。
Iridiumをエフェクトチェーンの最終エフェクターに繋ぎ、ステレオアンプ&ステレオキャビネットのサウンドを、ダイレクトにレコーディング用のインターフェース入力できます。又、本機をディレイやリバーブの前に挿入して、ポストアンプ&キャビネットのサウンドをそれらに入力することもできます。
この方法なら、キャビネットのマイキングや、好みのサウンドを出す為に大音量でアンプを鳴らす必要もありません。又、アンプとキャビの選択もスイッチ設定だけで簡単に行えます。