挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
魔導具師ダリヤはうつむかない 作者:甘岸久弥
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
297/297

296.二人の先生と暁の剣

 夕闇の赤が完全に消えた後、家紋のない馬車が緑の塔の前に止まった。

 出迎えたダリヤとヴォルフは、そろって目を丸くする。


 馬車から降り立ったのは意外な組み合わせの二人――白い髪と見事なひげの持ち主、そして、銀髪銀目の主だ。


「『助手』を連れてきた。私の知る限り、細かい魔導回路をひかせるなら適任なのでな」

「夜分失礼致します。本日はレオーネ様からご依頼に預かりましたので、お手伝いさせてください」


 商業ギルド長のレオーネと共にやってきたのは、ダリヤの魔導具師の先生役でもあるオズヴァルドだった。

 ガブリエラの件でこの二人は仲が遠ざかっていたのかと思いきや、そう悪くないらしい。


「ありがとうございます。レオーネ様、オズヴァルド先生、どうぞよろしくお願いします」


 挨拶を交わしつつ、塔に入ってもらった。


 今夜、緑の塔に入るのは四人だけだ。

 魔導具師による高度な付与魔法は、通常、外部の者に見せない。

 このため、護衛も従者も塔の敷地には入れないとレオーネに言われた。

 ヴォルフの同席について許しを得られるかと心配したが、そちらはあっさり許された。


 考えてみれば、依頼主は剣がグイード、短杖スタッフがヨナス。

 どちらもスカルファロット家、ヴォルフが仲介する形のためかもしれない。


「レオーネ様、先日はありがとうございました。おかげでとても良い買い物ができました」

「それはよかったです。こちらもありがたいことです」

「その、できましたら今後は整えずにお話し頂ければと。ダリヤと私と、変えるのも手間だと思いますので」


 ヴォルフが挨拶の後に切り出したのは口調の話だ。

 レオーネは子爵であり、伯爵家の子息であるヴォルフに対し、丁寧な口調を使っていた。

 ここからレオーネがダリヤに教える形になるので、気を使ってくれたのだろう。ちょっと申し訳なくなった。


「では――商会保証人仲間ということで、今後は楽にさせて頂く、『ヴォルフ殿』」


 言い終えると、レオーネがオズヴァルドに振り返った。

 銀髪の主は左手に提げていた長細く大きな箱を作業テーブルに載せる。

 その表面は濃紅こいくれない色に染められた砂蜥蜴サンドリザードの皮だ。砂漠に走る風の紋様のように細かな飾り貼りがされていた。

 大きさと細長い形を別とすれば、宝飾品を入れる物のように見える。


「イシュラナから届いた片手剣だ」

「私は剣の扱いは不得手ですので、ヴォルフ様、ご確認をお願い致します」


 オズヴァルドはそう言うと、一歩後ろに下がる。

 目が合うとうなずかれたので、ダリヤも慌ててヴォルフから少し離れた。


「わかりました。改めさせて頂きます」


 ヴォルフが白い手袋を着け、そっと箱を開ける。


 中にあったのは、それほど大きくない片手剣だ。

 深い紅色のさやに同色のつか、そして赤みを帯びた黒曜石を思わせる飾りつば――その独特な色合いに、魔物討伐部隊長の魔剣、灰手アッシュハンドを思い出す。

 もっとも、こちらはより細く、鞘自体が少しだけ曲線を描いているが。


 ヴォルフは剣を持って作業台から下がると、鞘からそっとやいばを抜いた。

 魔導ランタンの下、金の光がぬらりと揺れる。


 砂漠の国イシュラナで生まれたという剣。

 全体は金の輝きに赤を強く溶かし込んだよう。それでいて、片刃の部分だけほのかに青みを帯びている、とても幻想的な色合いだ。


「これは――見事な剣ですね……」


 黄金の目を見開いて沈黙した後、ヴォルフがため息をつくように言った。

 値打ちはまるでわからぬが、とても美しい剣だ。


「ミスリルと紅金こうきんを合わせた刀身で、鷲獅子グリフォンの骨でも砕けるくらいには丈夫だそうだ。めいは『あかつき』。それなりの作り手のものらしい」

「イシュラナでは、このような剣が市場に出回っているのですか?」

「いや、運良く入手できただけだ。残念ながら同じような物はそうそう買えん」


 レオーネの言葉に、ダリヤはたらりと汗をかく。

 つまり、付与魔法の失敗は許されないということである。


 ヴォルフは音もなく刀身をさやにしまうと、片手剣をそっと箱に戻した。

 そして、棚に置いていた一本の剣を新たに手にする。

 ダリヤでは片手で持ち上げられぬそれを、彼は指だけで持ち、ゆっくりとさやから引き抜く。


「こちらが、『紅蓮ぐれんの魔剣』です」


 紅蓮ぐれんの魔剣――以前、ヴォルフと共に試作した剣である。

 つかに付いているふさを引っ張ると、カチリという音と共に、刃に炎が走る。

 鞘に近い部分は黄色、次第にオレンジ、先端に向かって赤――刀身を彩るグラデーションの光が、作業場を明るく照らした。


「『紅蓮ぐれんの魔剣』、か。似合いの名だな……」

「名に合った美しい色合いです。いい調整をなさいましたね……」

「あの、名前は格好いいですが、性能は『剣型室内灯』なので!」


 剣から視線を外さぬ二人に、思わず自白めいた声が出た。

 実際、紅蓮ぐれんの魔剣に威力はほとんどなく、火が色違いで燃えているだけである。

 しかも、ずっと持っていると顔も腕も熱くなる。

 これを酒の肴に飲めるとヴォルフは言っていたが、長時間では汗をかき、眉がこげそうな代物だ。


 このため、新しくひいた魔導回路は大幅に改良し、使い手自身の魔力をより流せる機構も入れた。

 レオーネに高い魔力で付与してもらえれば、ヨナスの魔力で付けたり消したりと、炎の大きさはそれなりに制御できるはずである。


 ヴォルフいわく、ヨナスの魔力は高めとのことなので、万が一のときは威嚇などに使えればいいのだが――あくまでそれなりだろう。

 新しい魔導回路をひいたところで、魔物討伐部隊に同行していた魔導師達、あの火魔法の威力とは比べものにならない。


 受け取ったヨナスを想像すると、『非常時のあかりにします』整った笑顔でそう言われそうだ。

 剣そのものはいいが、魔導具としてこの程度かと落胆されたらどうしよう――ぐるぐると考えていると、ヴォルフがようやく火を消した。

 しかし、さやにはすぐに入れず、持ったままである。


「これは『第二形態』があるのかね?」

「『第二形態』……! いえ、ありません。少々冷ましているところです」


 第二形態の言葉が、ヴォルフの琴線に触れたらしい。黄金の目がとてもきらきらしている。

 だが、どうやったら剣型室内灯を第二形態にできるというのか。

 いっそ赤系のこの炎を、青にでも変えればいいのだろうか――そう考えている中、ヴォルフの説明は続いていた。


 鞘には熱が外に出ぬよう付与をしているが、熱いままの剣を収めるのはあまりよくない。それで、剣を痛めぬよう、しばらくこのまま持って冷ます――

 そう説明が終わると、レオーネ達がそろって微妙な表情かおになった。


 ダリヤは少しばかり慌てて、片手剣に引いてもらう魔導回路の図面を広げる。


「レオーネ様、こちらがお願いしたい魔導回路です」

「これは――片手剣の両面に、この魔導回路をひけということか?」

「はい。耐久性もあると伺ったので、お願いできましたらと」


 口元を抑えたレオーネが、その黒い目を細める。

 何度も見直しはしたのだが、もしや回路に不具合があるのだろうか。

 不安になって視線を動かすと、オズヴァルドも難しい顔をしていた。

 回路を追う銀の目は、高等学院の試験官を思わせる。


「こちらの魔導回路図は、ダリヤが書いたものですか?」

「はい、そうです」

「いい出来ですが……端のここ、ラインが一本にまとめられます。その分、魔法始点を太くする方が少し発動が早くなります。秒の違いはありませんが」

「ありがとうございます! 気づきませんでした」


 指摘された部分を即座に書き変え、再度オズヴァルドに見てもらう。

 彼は上下を変えて確認していたが、納得したようにうなずくと、レオーネに視線を移した。


「ふむ……一つ決め事をさせてくれ。ヴォルフ殿、こちらはヨナス殿に紅血こうけつ設定をして頂きたい。それならば両面に付与しよう。ヨナス殿以外では長い時間を持つと、火傷の危険がある」

「わかりました、レオーネ殿、お約束します。ただ、もしヨナス先生が子供さんなどへ譲る場合は――」

「炎は出ないにしても、あの剣であればお子様に継いで頂けると思います。どうしても気になる際は、高魔力の魔導師に、付与魔法を外してもらうという方法もありますので」


 ダリヤはその説明に安心した。

 万が一にも、あの美しい剣の価値を下げたくはない。


「付与する炎龍ファイヤードラゴン、いや、ヨナス殿のウロコは?」

「こちらになります」


 ダリヤは用意していた魔封箱を開く。

 中に入っているのは、独特な流線型のウロコ。

 炎龍ファイヤードラゴンの魔付きであるヨナスが、自らむしったものである。

 血が滲む腕はなんとも痛そうだったのを思い出す。


「魔力はそれなりにあるが、二枚使ってもかまわないか?」

「はい、お願いします」

「片手剣の裏表に鏡面で回路をひき、このウロコを付与か――」


 少しばかり低い声になったレオーネに、ダリヤは一気に不安になった。


「あの、失礼ですが、レオーネ様、お体は大丈夫でしょうか?」

「贈りは先となっても構いませんので、ご無理のないよう――」


 ヴォルフも懸命にそう勧める。

 予定では、ヨナスの片手剣の後、グイードの短杖スタッフを今晩中に行うとされていた。

 だが、片手剣の付与は両面なのだ。

 短杖スタッフは別の日にした方がいいのではないだろうか。

 心配になっていると、レオーネがその白いひげを指で掻いた。


「心配ない。私の魔力はそれなりにある――我が家は祖父までは伯爵家で、私の代でも魔力値はそれなりだ。税が払えず子爵落ちした、『名汚れ』だがな」

「レオーネ様は商業ギルド長としてとてもご活躍なさっているではありませんか。伯爵への推薦もあると伺っています」

「私は金儲けに夢中で、国への貢献など考えてこなかった。だから、名誉の無さで子爵止まりなのだよ、ヴォルフ殿」


 あっさり返したレオーネは、魔封箱からウロコを取り出し、板の上に並べる。


 爵位に関する話、特に、爵位が下がることについては、絶対に避けるよう、貴族マナーの本にあった。

 何と言えばいいのか、黙っているべきか――迷っていると、向かいの銀の目が笑みに細められた。


「お二人とも、レオーネ様の冗談に騙されてはいけませんよ」

「え?」

「は?」


 騙されるような内容がどこにあったのか、ヴォルフと共に先ほどのレオーネの言葉を反芻はんすうするが、思い当たるものはない。


「商業ギルド長として忙しいのに、伯爵に上がったらさらに仕事が増え、ガブリエラと過ごす時間が減るというのがレオーネ様の本音です」

「なるほど……」


 ヴォルフが笑顔になり、ダリヤも同じくなりかけた。

 しかし、本当のような気も少しして――ちょっとだけ表情に困る。


 自分の斜め向かい、商業ギルド長であり、子爵家当主でもあるレオーネは、いとも簡単に赤いウロコを粉にした。


「まったく、冗談にならぬ話だ」

ご感想と応援をありがとうございます!

おかげさまで5巻が9月25日刊行です。どうぞよろしくお願いします。

活動報告(2020/08/25)にて『魔導具師ダリヤはうつむかない』5巻書影をアップしました。

(更新はTwitterでもお知らせしています)

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。
おかげさまで、5巻9月25日に発売となります。応援とお読み頂いていることに感謝申し上げます。
※4巻電子版に関するお詫びとお知らせを活動報告(2020/02/26)にてアップしております。
MFブックス様にて1~4巻発売中です。(公式ページはこちらから)
コミカライズ:MAGCOMI様にてWEB連載中・BLADEコミックス様より1,2巻発売中
角川コミックス・エース様より1,2巻発売中です。
更新はTwitterでもお知らせしております。

感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

謙虚、堅実をモットーに生きております!

小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り//

  • 現実世界〔恋愛〕
  • 連載(全299部分)
  • 18863 user
  • 最終掲載日:2017/10/20 18:39
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す

【R2/5/15 アース・スターノベルよりノベル3巻発売。R2/9/12 アース・スターコミックスよりコミックス2巻発売。ありがとうございます&どうぞよろしくお//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全127部分)
  • 22944 user
  • 最終掲載日:2020/07/29 22:00
転生王女は今日も旗を叩き折る。

 前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。 え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全213部分)
  • 20715 user
  • 最終掲載日:2020/09/07 00:00
薬屋のひとりごと

薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が//

  • 推理〔文芸〕
  • 連載(全277部分)
  • 29218 user
  • 最終掲載日:2020/08/17 06:23
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全123部分)
  • 34256 user
  • 最終掲載日:2020/09/10 00:00
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 26703 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍八巻 2020/08/07 発売中!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカラ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全647部分)
  • 19845 user
  • 最終掲載日:2020/09/04 18:52
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった

◇◆◇ビーズログ文庫から1〜4巻大好評発売中です。 ◇◆◇コミカライズ新シリーズ連載中!! ◇◆◇詳細へは下のリンクから飛べます。  私の前世の記憶が蘇ったの//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全230部分)
  • 19211 user
  • 最終掲載日:2020/09/10 12:24
地味で目立たない私は、今日で終わりにします。

 エレイン・ラナ・ノリス公爵令嬢は、防衛大臣を務める父を持ち、隣国アルフォードの姫を母に持つ、この国の貴族令嬢の中でも頂点に立つ令嬢である。  しかし、そんな両//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全202部分)
  • 19069 user
  • 最終掲載日:2020/09/12 05:00
復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

大学へ向かう途中、突然地面が光り中学の同級生と共に異世界へ召喚されてしまった瑠璃。 国に繁栄をもたらす巫女姫を召喚したつもりが、巻き込まれたそうな。 幸い衣食住//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全119部分)
  • 20072 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 17:32
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻した。私、カタリナ・クラエス公爵令嬢八歳。 高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全51部分)
  • 20813 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 12:24
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 21581 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全392部分)
  • 19999 user
  • 最終掲載日:2020/09/12 18:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版20巻+EX巻、コミカライズ版10巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全680部分)
  • 18741 user
  • 最終掲載日:2020/09/06 18:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 20402 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全118部分)
  • 22424 user
  • 最終掲載日:2020/09/11 12:00
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

※書籍化・コミカライズします※ 「リーシェ! 僕は貴様との婚約を破棄する!!!」 「はい、分かりました」 「えっ」 公爵令嬢リーシェは、夜会の場をさっさと後に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全67部分)
  • 20835 user
  • 最終掲載日:2020/09/06 19:41
とんでもスキルで異世界放浪メシ

❖❖9月25日書籍9巻、本編コミック6巻、外伝4巻発売!❖❖ ◆オーバーラップノベルス様より書籍8巻まで発売中です。本編コミックは5巻まで、外伝コミック「スイの//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全535部分)
  • 28822 user
  • 最終掲載日:2020/09/07 22:34
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 26833 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 27088 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全196部分)
  • 18102 user
  • 最終掲載日:2020/06/04 12:00
転生先で捨てられたので、もふもふ達とお料理します   ~お飾り王妃はマイペースに最強です~

【書籍版1巻重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】 【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全105部分)
  • 19999 user
  • 最終掲載日:2020/09/09 20:27
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい

☆★☆コミカライズ第2弾はじまります! B's-LOG COMIC Vol.91(2020年8月5日)より配信です☆★☆ エンダルジア王国は、「魔の森」のスタン//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全221部分)
  • 24157 user
  • 最終掲載日:2018/12/29 20:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全484部分)
  • 24625 user
  • 最終掲載日:2020/09/08 00:00
神達に拾われた男(改訂版)

アニメ、制作進行中です! 公式サイトが公開されました。 ●シリーズ累計160万部突破! ●書籍1~8巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中です。 ●コミカ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全233部分)
  • 21925 user
  • 最終掲載日:2020/09/10 16:00
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。 ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全322部分)
  • 19871 user
  • 最終掲載日:2020/09/12 07:00
ドロップ!! ~香りの令嬢物語~

【本編完結済】 生死の境をさまよった3歳の時、コーデリアは自分が前世でプレイしたゲームに出てくる高飛車な令嬢に転生している事に気付いてしまう。王子に恋する令嬢に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全124部分)
  • 17900 user
  • 最終掲載日:2020/09/01 00:00
誰かこの状況を説明してください

貧乏貴族のヴィオラに突然名門貴族のフィサリス公爵家から縁談が舞い込んだ。平凡令嬢と美形公爵。何もかもが釣り合わないと首をかしげていたのだが、そこには公爵様自身の//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全202部分)
  • 19996 user
  • 最終掲載日:2020/08/07 21:57