冬の特集
2018.02
白身魚を美味しく食べよう
そろそろ春の気配が待ち遠しいですが、まだまだ寒い日が続く今日この頃。
やはりこの季節は魚介類が美味しいですね。
今月の特集は「白身魚を美味しく食べよう」です。
おすすめのレシピはもちろん、バラエティ豊かな調理法のご紹介や、
お役立ち情報も満載です。
冬の特集
2018.02
そろそろ春の気配が待ち遠しいですが、まだまだ寒い日が続く今日この頃。
やはりこの季節は魚介類が美味しいですね。
今月の特集は「白身魚を美味しく食べよう」です。
おすすめのレシピはもちろん、バラエティ豊かな調理法のご紹介や、
お役立ち情報も満載です。
皮の色はさまざまですが、身の白い魚の総称「白身魚」。磯魚や底魚に多く、青魚や赤身の魚に比べて種類も豊富で高級魚もたくさんあります。一般に味は淡白で脂肪が少なく、消化、吸収がよいとされています。
身近な白身魚の代表・たらやさわらなどは、身がとてもやわらかいので、さばくのが難しく、通常は切り身で市販されています。香りや味にくせがないものが多く、調理法もバラエティ豊か。調味料の使い方によって、和・洋風、中華風、エスニック風の味わいが楽しめます。和風料理では塩焼きや酒蒸しなど、洋風料理ではローストやムニエル、ブイヤベースなど。白身魚をうまく使うと料理のレパートリーもぐーんと広がります。
鯛 | 刺し身、塩焼き、酒蒸し、ちり鍋、煮つけ、他 |
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たら | ちり鍋、揚げ煮、焼きもの、ソテー、他 |
かれい | 刺し身、煮付け、唐揚げ、揚げ煮、他 |
ひらめ | 刺し身、蒸しもの、椀だね、他 |
舌びらめ | ムニエル、ワイン蒸し、フライ、他 |
すずき | 刺し身、塩焼き、蒸しもの、ロースト、他 |
さわら | 西京焼き、照り焼き、塩焼き、ソテー、ムニエル、他 |
きす | 天ぷら、寿司だね、椀だね、他 |
かさご | 煮つけ、ロースト、ブイヤベース、他 |
鍋物や塩焼きなどでおなじみのたらは、イタリアンやフレンチでも活躍する白身魚。 例えば「たらのトマトソース煮込み」は家庭でも手軽にでき、パンにもご飯にもよく合います。切り身のたらに塩・コショウして小麦粉をまぶし、ニンニクとオリーブ油でしっかりとソテーした後、トマトの水煮で5分ほど煮込みます(オリーブやケイパーなどを好みでプラスして)。イタリアンパセリや季節の葉野菜(小松菜、ほうれん草、菜の花などのソテー)を添えると、赤と緑の色合いがきれいな一品になります。
たんぱくな白身魚は「塩加減」が大事です。塩をふることで、魚の水気が抜けてうまみが増し、身がしまります。塩の量や加減は調理法次第です。バター焼きや揚げものなどは、塩がそのまま味につながるので、少なめを心がけましょう。鍋ものや汁ものに用いる場合は、汁に塩が出るので、少し多めにふりましょう。