登録日:2017/02/06(月) 23:18:52
更新日:2020/09/04 Fri 23:45:38
所要時間:約 19 分で読めます
オーブ、お前は希望の光か、それとも底知れぬ闇……かな?
ジャグラス ジャグラーとは、『
ウルトラマンオーブ』に登場する
変態紳士キャラクターである。
媒体によっては「ジャグラス・ジャグラー」「ジャグラスジャグラー」とも書かれるが、
公式での表記は項目名の通り「ジャグラス」と「ジャグラー」の間に半角スペースを入れる。
【概要】
ウルトラマンオーブの主人公である
クレナイ ガイこと
ウルトラマンオーブの宿敵である謎の青年。
劇中や公式での基本的な呼称は『ジャグラー』。
ファンからの愛称は『
ジャグジャグ』、もしくはもっと縮めて『
JJ』。
スーツを着用し、素行や話し方にはどこか余裕があり、
夢野ナオミをいきなり口説き落とすなど、第一印象はどこか飄々として紳士然としているが、その瞳には狂気を帯びている。
実はガイの持つ
オーブリングと類似したアイテムである
ダークリングを使い、
かつてウルトラ戦士たちの手によって
封印された
魔王獣たちを復活させ、街で暴れさせている張本人であった。
魔王獣を操れることから普通の人間ではないと思われていたが、オープニングや第1話にて怪人態と思われるシルエットが登場している。
【人物像】
紳士的な見た目に反し、「全ての命など滅べばいい」と言い放つ狂気じみた思想を持ち、
内面は冷淡・冷酷そのものであり、自らの計画を阻むものはたとえ地球の一般人であろうと、悪党仲間の宇宙人であろうと容赦なく始末しようとする。
ナオミとは初対面以降度々遭遇しており、会う度にセクハラ染みた行動(下手したら犯罪沙汰)を取る。
(一例)
- マガグランドキングを復活させようとする現場を見たナオミに背後から近づいて肩に顎をのせて顔を近づける
- 白衣を着た医者の姿で蛇心剣を引きずりながらナオミの病室に現れて刃を突き付ける(この際に病院関係者を斬った描写がある)
夢野さ~ん、診察ですよ~、血圧測りますね…♪
おや、脈拍が上昇してますね?熱もあるようだ……♪
※土曜朝9時です
そんな
不審者彼だが
マガパンドン戦では、攻撃の余波を防ぐために日傘と
サングラスでばっちり防暑対策をしていたり(しかもスーツも脱いでおらずいつも通り)、
自分が言おうとしたことが思い通りに伝わらず、
ステーキをやけ食いしたりとどこか笑いを誘うシーンを見せることもある。
特に、マガオロチがオーブに圧倒された際は子供のように駄々をこねて発狂するシーンは今となっては語り草。
なんでだよガイ! 何なんだよ! 一度くらい俺に勝たせろよコノヤロォォォ―――!!
ウワアアァァェェェェェエエエエエアアアァァァァァァァ!!!
…………アァ…
また、魔王獣を復活させてオーブの敗北と地球の破滅を狙う一方、そのオーブが不甲斐ない姿を見せた時には落胆した様子を見せるなど、
悪役にありがちな「闇最高!光はクソ!」的な考え方ではなく、「光は光、闇は闇としてお互いに力を発揮しきった上で勝ちたい」、という複雑な感情を抱いている。
【クレナイ ガイとの関係】
本編開始前の時点でガイとは既に面識があり、浅からぬ因縁が仄めかされていたが、過去に何があったのかは不明だった。
ガイの前に現れては執拗に挑発を繰り返し、度々衝突する宿敵の関係になっているが、
第11話ではいつものようにシリアスに対峙しようとしたところをナオミの母・圭子にペースを崩され、
因縁の相手とは思えない軽いやり取りを繰り広げるなど、単なる敵対者ではないような面も見せる。
ジャグラー自身は現在のガイの事を魔王獣を倒してもらいその力を手に入れる為に利用する手段としか考えていないようだが、
「俺は本当のお前と戦いたいんだ」と何処か意味深な発言もしており、オーブと本気で戦うことを望む一面も伺える。
サンダーブレスターの闇の力を制御しきれず暴走したガイを嘲笑いつつ、その凶暴な戦いぶりを称賛するなど、上記の通り本心ではかなり複雑な思いを抱いている様子。
やがて
メトロン星人タルデの口から「かつて光の勢力に属していた」ことが明かされ、
終盤にて自らの口から
「かつて同じ勢力に身を置いており、互いに切磋琢磨しあう間柄であった」が、
「実力ではガイを上回っているのに光に選ばれたのは自らではなくガイだったこと」が語られ、
そのため彼に恨みを持ち、両者の因縁が始まったことが判明した。
【無幻魔人 ジャグラスジャグラー】
策士策に溺れるとはこのことだ。ノストラ、あんたの時代は終わりだ!!
画像出典:ウルトラマンオーブ(2016年7月9日~12月24日) 第10話「ジャグラー死す!」より
別名:無幻魔人
身長:1.95~49メートル
体重:100kg~4万7000トン
第10話にて初登場したジャグラスジャグラーのもうひとつの姿。
『無幻魔人』という別名を持ち、媒体によっては『魔人態』と呼ばれることもある。
初登場早々、惑星侵略連合の盟主
ドン・ノストラを一刀の下に暗殺した。
この姿でオーブと対決することは暫くなかったが、第17話にてダークリングで生み出した
ゼッパンドンと超合体し、オーブと激突。
大いに苦戦させサンダーブレスターをも追い込むが、オーブが
本来の力を取り戻したことで形勢が逆転。
ゼッパンドンを倒された上にダークリングも消滅してしまい、その無惨な結末に絶望してマガオロチの時の比ではない発狂したかのような絶叫を上げた。
まだダークリング発売前なのに、である
【戦闘能力】
素の能力そのものはガイよりも上であり、本来の姿である人間態でも、「蛇心流剣術」を駆使して並みの宇宙人や侵略者を一蹴できるほどの強さを持つ。
さらに戦闘形態の魔人態ではただでさえ高い格闘能力に拍車がかかる。
武器は人間態の時にも使った日本刀のような剣「蛇心剣」。
蛇心剣からは「蛇心剣(・新月斬波(」という技を放つこともでき、腕からは光弾を放つこともできる。
他にも、蛇心剣には闇の力を感知したり吸収したりする役割もある。
しかし、この手のウルトラシリーズの敵キャラクターとしては珍しく、ジャグラー自身は単独での巨大化能力を持っていない。
そのため、『オリジンサーガ』では相手が巨大な敵であっても、もっぱら等身大での戦闘を余儀なくせざるを得ない状態であった。
もしもいざ巨大戦をしようとするのであれば、「膨大なエネルギーを自分に注ぎ込む」「エネルギーを増幅させるアイテムを使用する」といった、外的要因を用いることで一時的にではあるが巨大化をすることが可能となる。
劇中で確認できた実例としては、
- マガオロチを媒体に怪獣の力を借りてゼッパンドンへと変身
- マガタノオロチのエネルギーを吸収
- エネルギーを増幅させるペンダントの力を使う
といった方法で巨大化を果たし、巨大戦に臨んでいる。
しかし、『オリジンサーガ』では等身大のままベゼルブを撃破し、暴走するオリジン・ザ・ファーストと渡り合った他、劇場版オーブではガッツ星人に人質を取られるまで無双状態、劇場版ジードでは等身大の魔神態でギャラクトロンMkIIの攻撃を薙ぎ払い、巨大戦では純粋な剣術でギャラクトロンを破壊するなど途轍もない実力を見せている。
また、オーブオリジンとの激突ではSSPを狙ってカバーに入らせるという方法を使い、それでオーブの怒りを買って敗北しているが、それまでは一方的に押し込んでいたため、そのまま普通に戦っていれば勝利していた可能性も大きい。
変身アイテム
◆ダークリング
ジャグラーが所持する闇のアイテム。
その外見は宿敵ガイのもつオーブリングときわめて酷似し、漆黒のボディに禍々しく、赤色に輝くリングを特徴とし、発声する声も禍々しくくぐもっている。
ジャグラーの持つ怪獣カードを実体化させる効果や、倒された魔王獣を怪獣カード化する機能を持ち、
- オーブの倒した魔王獣の残留エネルギーをカード化する。(第1話,2話,3話,4話)
- マガグランドキング復活のための生贄として地底怪獣のカードを地中深く眠るマガグランドキングに照射し、ウルトラマンタロウが施した封印を侵食する形で封印を破る。(2話)
- 惑星侵略連合に所属していた際にアリブンタ、ケルビム、ブラックキングなどの怪獣を実体化させ敵(主にオーブ)に差し向ける。(第6話、9話、10話)
- 6体の魔王獣+ベリアルのカードを使い、マガオロチを復活させる。(第11話)
- マガオロチの尻尾をベースにゼットンとパンドンのカードを使い、自身も合体しゼッパンドンとなる(上のセリフはその時のもの)(第16話)。
……といった使われ方をしていた。
ゼッパンドンがオーブに敗れた後、上記のように消滅してしまい、以後は使われていない。
基本的に怪獣カードは使い捨てであり、それは6体の魔王獣のカードも例外ではないが、ベリアルのカードは曲がりなりにもウルトラマンであるためか、消費されることなく最終的にガイのもとにわたっている。
その出自は謎に包まれており、ジャグラーがガイのオーブリングを研究して開発した模造品と初期はあったが、
劇場版の前情報では「宇宙で最も邪悪な者のもとを巡りその力を増幅する」とある。
後の「オーブ超全集」では後者の設定が前提の話が掲載されるなど、少なくとも現在はこちらが公式設定とされている。
【終盤の展開】
第18話ラストにて、オーブとビートル隊の渋川に敗れ夜道を逃走していた
シャプレー星人カタロヒの前に突如出現し斬殺。
スーツの上着を脱ぎ捨て、左耳には新たにイヤーカフを着け、隈の浮かんだ目で不敵な笑みを浮かべており、真の姿を取り戻したガイに完敗を喫した彼には初期の頃の面影は最早無くなっていた。
第20話ではノストラとナグスの敵討ちに燃えるメトロン星人タルデに蛇心剣を奪われた上に重傷を負わされ、ナオミに介抱される。
ナオミに自らのガイの因縁を語って理解を得、改心するかのような素振りすら見せるが、
これはナオミを危険に巻き込むことでガイを駆り出し、タルデを倒させ蛇心剣を奪還するための芝居であり、
蛇心剣を取り戻した後には相変わらずの狂気の笑みでナオミの善意を嘲笑い否定した。
ア~ハッハッ!! 名演技だったろ!!
ハッハッ 弱った男の身の上話を聞かせれば、お前みたいな女はイチコロさ!
おおぉ~俺を必死で庇った場面は……傑作だったぜっ!!
おかげでこの剣を取り返すことができたっ! 最高の気分だ!
じゃあねぇ~♪ ウハッ、ウハハハハハハッッ!!
流石にこの行為は滅多な事では怒らないナオミを怒らせ、「最低っ!!」と言わせたほどゲスかった。まったくだ。
第23話では、ガイへのリベンジを果たすために蛇心剣を振るいビルに亀裂を入れ、技を会得する傍迷惑な特訓をしており、蛇心剣・新月斬波を会得した。
白昼堂々抜き身の刀を引きずりガイ達の前に現れたその目は、猟奇の怪人そのものと化していた。
地球に眠る闇の力を取り込んで自ら巨大化し、ついにオーブとの直接対決が幕を開ける。
サンダーブレスターを制御したオーブですら劣勢に追い込み、前回は負けてしまったオーブオリジンも、SSPの面々を庇った隙を突いて一時は戦闘不能にする。
勝利を確信するも、ナオミや皆を守りたいと思う気持ちで立ち上がったオーブの猛反撃を受け、信じられないその力に驚愕。
ガイに「お前が捨てた力だ!」と一喝され、再び敗北する形となった。
さしものジャグラーもこの戦いで完全に追い詰められ、渋川率いるビートル隊に包囲された挙げ句、本部にて拘束されてしまう。
しかし、そこで最強の魔王獣・マガタノオロチについての嘘の情報を伝え撹乱、復活を阻止させると見せかけて人間たちの手で蘇らせると、
街の混乱に乗じてイヤーカフこそ残せどわざわざ元通りのスーツ姿に復帰して脱走、その先でマガタノオロチに敗北したガイとナオミを発見。
そうだ……! しっかりしろ、ガイ! 実に……実に勇気ある戦いだった!
だが、まだ終わりじゃないぞ? ……いや、終わらせない! 本当の地獄は……こんなもんじゃないぞ!!
そう言い放つと蛇心剣を構え、ガイの目の前で背後からナオミを斬りつけてしまう。
が、それはガイを動揺させる為の芝居で実際には気絶させており、ガイをおびき寄せる為人質として誘拐するためだった。
その後、ナオミを奪還しに現れたガイと、マガタノオロチに破壊される街を背に対峙。
涙交じりに過去の思い出を語りつつ、地球が滅ぼされる前に最後の決着を付けようとした。
お前と俺は色々なものを見てきたな……。
ダイヤモンド新星の爆発も、黄金の銀河に浮かぶオーロラも……。
だがそんな思い出はいずれ消える。
まるで星屑のように……何もかも、消える。
唯一永遠なものが何かわかるか? なぁ? ガイ?
それは何もない暗黒だよ?
お前の中にも俺の中にも、誰の中にもある心の闇だ!
埋まらない心の『孔』なんだよ!?
まるで寄り縋るような言葉を投げかけるが、ガイは毅然とした態度で唯一永遠なものは「愛」だ、と強く語る。
そしてナオミもまた、ここで命を落としても絶対にガイとの日々は忘れないと決意を口に出し、ジャグラーを睨み付けて告げた。
さあ、殺れば?
私の体は斬れても、心は斬れないから。
黙れ……黙れっ……だまれええええええええええ!!!!
ガイの語る「愛」を体現するかのような姿を見せつけられ、殺すに殺せなくなってしまう。
そんな二人の元に、マガタノオロチの攻撃を受けたゼットビートルが墜落し……!
「お前なんだろ? ナターシャを助けてくれたのは……!」
その時、ジャグラーは無意識にナオミを庇っていた。
そして、第17話にて生存が確認されたナオミの先祖、ナターシャ・ロマノワ。
108年前のルサールカ大爆発、オーブの犯した過ちから彼女を助けたのもまた、なんとジャグラスジャグラーだったことが最終話にて判明した。
あのときに続き、再び誰かの命を助けた自分に動揺して、自らも光を捨てきれていなかった事に気付くジャグラー。
その事実に気付いていたガイから、これまでの清算とばかりに一発拳を浴びせられるが、直後に熱い抱擁を受けナターシャ、そしてナオミを救ってくれたことに感謝を述べられる。
ガイの思いを受けてもなお自分の心を決めきれず煮え切らない態度を見せるジャグラーに、ついにおかんナオミは喝を入れた。
あんたいい加減にしなさいよ!!
あたしと「夜明けのコーヒー飲む」とか言ってたよね!?
でも今戦わないとさ、二度と夜明けなんか来ないんだよ!?
あなたがいなかったら、あたしは生きてなかった!!
……さあ、立って!!
その言葉についに吹っ切れたジャグラー。
マガタノオロチの前に苦戦を強いられるガイの前に、ビルごとぶった斬りながら頼もしい援軍として現れたのである。
オーブとの連携攻撃で
マガタノオロチと激闘を繰り広げるも、その強さの前に次第に追い詰められてしまう。
だが、SSPのアドバイスやビートル隊の援護もあってマガタノオロチの弱点が顎の下にあることを知る。
集中攻撃を仕掛けるが、あと一歩というところでマガタノオロチの触手に捕らわれてしまった。
だがそれに構わず、マガタノオロチを取り押さえて動きを封じ込め、オーブに止めを刺すよう促す。
意を決したオーブの、全ウルトラヒーローの力を借りたオーブスプリームカリバー+オリジウム光線の最大攻撃によってマガタノオロチもろとも爆散。
闇に堕ち悪行を重ねながらも、光の戦士として友と共に戦い、散った最期であった……。
何だかいい感じに退場したように見えたが普通に生き残っており、夕日が似合う海にて旅立つガイを一人見送った。
本編でも断片的に語られたガイとの過去の話が語られる。
惑星O-50にて光の力を手にしようと手を差し伸べるが、光には拒絶されてしまう。
結果的にガイが光の力を手にし、自らより劣る筈のガイが何故力を手に出来たのかと悩んでしまうが、
光がガイを選んだのだからと割り切って戦闘慣れしていないガイをサポートしていく。
この頃のジャグラーは本編の狂気じみた面は全く感じられずガイの良き相棒漫才コンビといった感じだが、
非情な面もあり理想論を語るガイに対して、ジャグラーは現実論を語り「犠牲者を出さない戦いなんて夢物語だ」と否定する。
惑星の移動中に惑星カノンの近衛兵である、ミコットとリッカの飛行船・スザーク号がべムスターに襲われている所を救出。
ガイに自らのペースを崩されながらもミコット達と惑星ザインに向かうことになる。
その道中、自らの剣技・蛇心流を見たミコットに憧れを抱かれるが『所詮は他人を殺す技だ』と否定してしまう。
ザインに潜入して以降は、自らを敬うミコットに少しずつだが好意的に接していくも、道中でミコットを庇いベゼルブの毒を受けてしまい操られてしまう。
傀儡になってしまった事やガイが自分のサポートを必要とせずとも強くなっていっていること、
訓練で手を抜かれた事等が重なり、次第にガイに対する劣等感を抱えるようになる。
惑星カノンでは、サイキが戦神を手にするために送り込んだベゼルブの軍勢を、ミコットやリッカ、カノンの兵達と協力しながら倒していく。
戦神がベゼルブに毒を打ち込まれてしまった際には、ミコットと協力して命の樹から果実を取り、戦神を浄化するのに成功した。
だが、その直後襲ってきたベゼルブに蛇心流で立ち向かおうとしたミコットを制止しきれず、彼女はベゼルブにより殺されてしまう。
自らを慕ってくれたミコットを失った悲しみから、今までのジャグラーからは考えられないほど取り乱し、発狂してしまった。
怒りに任せて、そして自らの力の無さを責めながら、無我夢中でベゼルブを斬っていくジャグラー。
「むざむざと目の前で……俺にもっと力が有ればっ!!」
叫びを上げた彼の姿は恐ろしい魔人へと変わっていた。
自らの姿を見たジャグラーは全ての元凶である命の樹を斬り倒す。
その行動と、そして何より女王であるアマテを攻撃したことにより国を敵に回してしまう。
争いを止めたのに誰からも感謝されず、それどころか
アスカからは
「それは光の戦士の戦いじゃない」と否定されてしまい、
ジャグラーは
「俺は敵か?」と自らに疑念に抱き、ガイに「お前のサポートはもうしない」と言ってカノンを去ってしまった。
ガイ達より先に地球に付いていたジャグラーはガイとは別行動を取りながらも、密かにベゼルブを倒したり、陰からガイを助けたりしている。
【ウルトラマンオーブクロニクル】
超全集にて公開されたウルトラマンオーブ全10章構想では、
ORIGIN SAGAを第1章「命の木」篇、TV版を第6章「さすらいの太陽」篇とし、第2~5章におけるジャグラーの暗躍が語られている。
第1章にてガイと別れたジャグラーは宇宙のあちこちで傭兵・用心棒として刃を振るう中、人の暗部に次々と直面し、やがて狂気を宿してしまう。
戦士の頂から与えられたミッションをこなす傍ら出会った人々を助ける旅を続けるガイにちょっかいを掛け続けていたものの、
ある惑星でテロ行為を引き起こし、ガイの弟分の少年を死に追いやったことでガイの怒りを買い、彼と完全に決別。
その一方で強力な超能力を持つ少女「ビランキ」を利用するべく連れ出した事で、助け出してくれた王子様と認識されて熱烈に惚れ込まれて、後々まで執着されたりもしている。
ストーカーのストーカーとはこれ如何に。
星間連盟に拘束されるも脱走したジャグラーは
ガイへの嫉妬心闇の心をダークリングに見込まれ、完全に闇に堕ちる。
紀元前1800年頃の地球で古代文明イシュタールを壊滅させたのを皮切りに、ダークリングに怪獣カードを集めながらガイへの復讐の機会を伺っていた。
だが完全に闇に堕ちきったわけでもないのはTV本編で語られたとおり、ナターシャを救うなどの行動も見せている。
TV本編でガイと和解、ナオミに喝を入れられたことである程度闇から抜けるものの、
完全に光に戻ったわけでもなく、ガイの相棒に戻る気もなく、ただ付き纏いを続けるだけらしい。
結果「敵か味方かわからない変態紳士」としてのキャラを確立するわけである。
「光と闇の狭間の戦士」という意味ではガイと同じだが、今の所若干闇寄り。
やっぱり登場。
THE ORIGIN SAGA配信終了直後でありながら、その際のシリアスな姿とは打って変わって本編と同じく……いやそれ以上のジャグジャグ系の変態として現れた。
ナオミ達SSPには「生きてたの!?」「仲間なんかじゃない」「宇宙で一番信用ならない」などボロクソに言われている。
宇宙魔女ムルナウの屋敷に執事として潜り込んでおり、彼女が持つダークリングを狙っていたが……。
+ | ネタバレ格納 |
どういうわけか、何を考えているのか、
ダークリングを取り戻してからの久々のゼッパンドン変身の際には以前とは違い、ガイのようにゼットンとパンドンをさん付けで呼び、力を借りる。
という謎の徹底ぶり。
と好敵手お約束の台詞とともに2人で奇機械怪獣デアボリックと戦うが、
SSPが人質に取られた隙にテンペラー星人バチスタとヒッポリト星人カリストの挟撃に敗北。
と呟き失神するもしばらくして復活。
ダークリングを次元の狭間に放り捨て、ムルナウの怪獣召喚を止めると、オーブの戦いを少し見つめ、黙って去っていった。
が、戦いが終わった後にガイ、シン、ジェッタが向かった銭湯に先客として浸かっていた。
……ガイと同じく、この人もかなりの庶民派だったようだ。
これが映画における彼のラストシーンになる。つまり。
|
本作でもなんと登場!
新世代ヒーローズの劇場版には前作の先輩ウルトラマンが客演することが定番になってはいたが、
まさか彼が登場すると誰が予想しただろうか(人気キャラだから出ると思っていた、望んでいた人もいたが)。
しかも公開された予告PVでは巨大化状態の魔人態が
ジード、オーブ、
ゼロと4人で並び立つというカットがあり、
さらに公式サイトにそれがウルトラヒーローとして登録されている、と
ウルティメイトフォースゼロと同等の扱いがなされており、アルファセレクションも驚く事態となっていた。
肝心の本編だが、なんと「劇場版ジャグラスジャグラー」という声が出るほど全編にわたって大活躍。
序盤から登場し、ちゃっかり星雲荘メンバーに合流して騒動解決に協力していた。
ガイでなくジャグジャグがレギュラーメンバーに合流するなど誰が予想したであろうか。
というか登場時間だけみれば劇場版オーブよりも長い。おまけになんかイキイキしてる
なお、一方のガイはと言えば中盤になってからようやく登場している。
ジャグラーは全編で濃すぎる変態戦士っぷりを発揮しているのに対し、ガイは先輩として要所で大きく見せ場を作るという形でバランスが取られている。
レイトにセクハラや闇の仕草したり、ギガファイナライザーに認められなくて悄気たり、ガイとは酒場の騒動で明確に共闘したりしている。
ギャラクトロン軍団の大攻勢に対してはアイルのペンダントを借りてその力で巨大化、いち早く戦線に参加するが数に圧され苦戦。
しかし、膝をついたところを、シャイニングスタードライブで飛ばされてきたオーブオリジンに助けられる、
という「オーブ」最終回のやり取りをちょうど逆にした構図が実現した。
そしてオーブオリジンのオーブグランドカリバーとのコンビネーション攻撃でギャラクトロンを一体撃破した。
ちなみにここでゲームの必殺技である「蛇心剣・抜刀斬」が映像作品で初めて披露されている。
ジードの復活後は三人のウルトラマンと共にギャラクトロンを更に一体撃破。
なおこのとき、ジード、オーブ、ゼロはそれぞれ究極形態でギャラクトロンを倒したのに対し、ジャグジャグは最強技どころか蛇心剣の三連撃でギャラクトロンを倒している。
タイマン勝負に持ち込めれば必殺技なしでも十分に戦えるようで、相変わらずの実力の高さをうかがわせる。
その後のクシアへの突入には参加せず、元の姿に戻ると「飽きた!」と言って帰って行った。
ちなみに過失でしかないが、今回の映画で描かれたサイドアースにおける騒動の発端は、
野暮用(ガイにのみ真意を話した)でギルバリスの本星に侵入して彼らに追われることになった彼であることが超全集で示唆されている。
まあ、どこの宇宙かは明言されていないがギルバリス軍団自体は元々地球には来る予定だったので、
ジャグジャグが原因になる出来事は「赤き鋼」がギルバリスたちに見つかった理由くらいと言えるが。
そんなこんなで、ジード組が嫉妬するほどの活躍に誰が呼んだか「劇場版ジャグラス ジャグラー つなぐぜ!シーサー!!」
エゴサを行っていた濱田龍臣もオーディオコメンタリーで述べていたほど。
【ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED】
このビヨンド学園ってトコはセキュリティが甘いな。
まぁ、俺は怪しいものじゃないぞ。
なんと、列伝的作品である今作の第18話「使命をフィニッシュ」(ダイジェストはジャグラー関連でAIB中心の『
シャドーの影/戦いの子』で進行)に登場。
殆どゲストが登場しなかった『ウルクロ』で、『オーブ』初登場の彼が登場するなど誰が予想できたであろう。
リク&
ペガが通う「ビヨンド学園」に、右肩にあの曲が流れるラジカセを担ぎ、左手にはタコのぬいぐるみの入った紙袋を携えてゼロが担任を務める20000年組に聴講生として現れた。
どう見ても怪しい人です。本当にありがとうございました
例の曲が流れた際、リク&ペガもガイが来たと勘違いしていた模様。
「なんだ? 俺じゃ不満か?」
シャドー星人ゼナとクルトの話を聞いた際、かつての自身と重ね合わせていたのか、校舎の窓を少し眺めていたものの、ゼロの授業終了後は
「ここからは、俺の授業だ!」と特別授業と称して
「ウルトラマンオ―――――ブ」の話を
放課後までぶっ続けで行った。
ガイの話を聞きたがっていたリク&ペガもガイに対するジャグラーの複雑な感情にまいっていた模様。
ちなみにタコのぬいぐるみはジャグラーからのみやげと称して青雲荘から勝手に持ってきた。もちろん渡す際に
例の仕草もやってくれました。
なお、諸事情によりこの回が学園パートが描写された最後の回となった。
本作には青柳氏演じる
ヘビクラ ショウタ(蛇倉正太)という人物が登場する。
ロボット防衛組織「ストレイジ」で作戦行動を統括する隊長職にあり、部下と上司の双方に気を遣える有能な人物である。
まさに理想の上司の一言に尽きるが、時々「闇の仕草」を思わせる行動も見せる不思議な人物である。
うん、まあぶっちゃけどういうことかは察しが付くよね。本人です。
◆ダークゼットライザー
ジャグラーがハルキからウルトラゼットライザーを不意打ちで奪い取り、更に奇怪な呪文を唱えることで生み出したウルトラゼットライザーのコピー。
機能そのものはゼットライザーと同等であるが、色が黒、赤、紫といった禍々しい色に変色している。
またウルトラアクセスカードはジャグラーではなく、仮の姿であるヘビクラ名義になっているのも特徴。
劇中ではゼットライザーをコピーするついでにゼットン、パンドン、マガオロチの怪獣メダルも召喚し確保。
これによりダークリングを失って以来だったゼッパンドンへの変身が可能になっている。
作品が舞台なので演者は青柳氏ではなく、無印では谷佳樹氏、SHINKA版では上仁樹氏が担当。
THE LIVEは惑星テリオで復活させられた5人の巨人達が紡ぐ物語と前置きされていたが、彼のみ最初から研究主任のヒュースと結託しており、ヒュースの真の目的も想定を付けた上で両勢力を扇動しつつ暗躍している。
SHINKA版ではテリオの技術力と研究の噂を聞き付け闇の巨人の情報を提供しに来訪したが、魔人化能力を封印されたと掘り下げられている。
光の環には想うところがあるのか、ダークザギを利用して破壊しようとする一方で、
光の環に選ばれた選民と自惚れる政府の人間や、光の環の選別を目当てとするテリオの戦士と対峙している。
+ | サイドストーリーでは |
各戦士に焦点を当てたサイドストーリーでは、自身とベリアルのものに登場。
『ベリアル』では、暗躍をベリアルに怪しまれ目的を問われたことで、テリオとヒールズ両者を扇動し利用していた筈が自身の目的は何一つ果たせずヒュースの思惑通りに事が進んでいることに気付く。
自身の目的について改めて思考した結果ノイズが混ざっていることを把握し、テリオの将軍グレゴの存在からある危惧を抱き何処かに去って行った。
『ジャグラス ジャグラー』ではヒュースと手を組むに至るまでの経緯が描かれた。
ガイにも光の環にも不可能な、自身でないと成し得ない何かを果たすことで彼らを見返し自身の存在を証明することを目的としており、テリオに来訪した意図は復活させた闇の巨人を支配下に置くことだったが……。
ヒュースとの対話の中で自身の発言に違和感を覚える度に動きが止まり舞台が暗転、再び幕が上がった際には初対面の様な反応を見せている。
『ベリアル』で彼が連想した将軍グレゴの正体は光の力で動かされる心持つ機械兵。『ジャグラー』で暗転しリスタートされた際には機械音が鳴り響いている。
明言はされていないが恐らく彼の正体は……。
|
いつもなかよしのオーブとジャグラス ジャグラー。(公式サイトの記載より)
「北風と太陽」をモチーフとした「オーブとたびびとのふく」にてなかよしの好敵手オーブと対決。
【人気】
青柳氏の演技力の高さなどから、敵キャラクターであるにもかかわらず、主人公であるガイに肩を並べる人気を誇っており、
大量のファンレターは勿論、何とファンの男の子が描いたジャグラーの似顔絵が子供向け雑誌に掲載された事もある(しかもきっちり変態っぽく)。
その人気ぶりは留まることを知らず、2016年11月13日には愛知県で青柳氏も出演したジャグラスジャグラー単独のショー「ジャグラスジャグラーがやってくる」が行われ、
それ以降も東京など各地でジャグラーの単独イベントが開かれる事となった。
なお、その愛知のショーの最中に司会のお姉さんから「ジャグジャグ」と言うあだ名がつけられ、それ以降青柳氏を始め公式サイドも度々使用しており、
挙句の果てに6月1日に発売された完全超全集に付属しているジャグラスジャグラーのお面の解説文に「みんなでジャグジャグしよう!」としっかり書かれるにまで至っている。
なお、
別の番組にも似たような響きの惑星が登場しているが、ジャグラーの出身地がそこなのかは不明。
ちなみにこちらも
他社なのに青柳氏や石黒氏がネタにしている。
というかエグゼイドを勧める大地役の高橋氏と一緒にキュウレンジャーをショーなどで子供たちに推している。
局的な意味でもいいんだろうか
また、青柳氏の故郷である
佐賀県佐賀市からも熱烈な応援を受けており、
市の公式ツイッターでの宣伝は勿論、市報や佐賀市制作の番組に青柳氏が出演するきっかけにもなった。
これらの人気ぶりは、NHK佐賀放送局で制作されたドラマに青柳氏が登場した際にも、出演者の紹介文にて「
特撮史上過去に類を見ない事態」と称えられている。
この人気ぶりについて、主人公・ガイ役を演じた石黒英雄氏も後述のニコ生にて「主役以外のキャラクターに人気が出るのは良い作品の証」と嬉しく語っている。
ジャグラス ジャグラーというキャラクターはひとつの作品を通してメインとなる悪役を設定し、更にそこへ人間態を割り当てた初のケースである。ジャグラーの人気のお陰で人間態のメインヴィランはウルトラシリーズのお約束となった。今やジャグラーは人間態を持つメインヴィランの代表格となり、一部のファンはこのメインヴィランを「ジャグジャグ枠」と呼んでいる。よくエゴサをする青柳氏もこのことは当然知っているらしく、機会があればまたジャグラー役をやりたいと言っていた。
【余談】
- シリーズのメインヴィランを設定し、更にそこへ人間態を割り当てた初のケースである。青柳氏が強烈な印象を残したこともあり、人間態のメインヴィランはウルトラシリーズのお約束となった。一部のファンはこのメインヴィランを「ジャグジャグ枠」と呼んでいる。
- 『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男や『ルパン三世』の峰不二子のような「敵にも味方にもなるトリックスター」としても位置付けられており、劇場版での立ち位置が一番イメージに近いらしい。
- 最終回を記念して行われた怪獣娘とのコラボニコ生にて、ジャグラーが本編で行った変態じみた行為の数々が『闇の仕草』として紹介され、
特に第2話でナオミに行った顎乗せを見た出演者の飯田里穂は「ジャグジャグじゃ無かったら犯罪だよ!」と叫んでいた。
だがその後、投票で闇の仕草を実演する事になった際、よりによってこの犯罪的シーンが圧倒的多数の票を獲得してしまい、
青柳氏は勿論、司会の白石稔氏や飯田里穂女史たちも巻き込み、リハに無かった顎乗せシーンをする羽目になってしまった。
「またお会いしましたね、白石さん……」
「こんなところで……何をしてるんですか……!?」
「え? ニコ生♪」
- なお、これらの闇の仕草はほとんど現場でのアドリブであり、顎乗せも最初は青柳氏が『ナオミを舐める』と田口監督に提案したらしいが『子供番組だし、放送する時間的に…』という理由で却下されたらしい。
- その青柳氏は悪役として子供を怖がらせることに本気で意気込んでおり、とあるインタビューでは「子どものトラウマになるような演技を心掛けている」と語り、ツイッターで「『頼むから俺の存在に気づかないでくれ』ってそんな子には気付くからな!!」と呟いた事もある。
その一方「困難や羨望で悩んでも、何度倒れてもミスをしても、また立ち上がれば良い、という思いをジャグラーを通じて感じて欲しかった」とも語っている。
- 劇中では度々ガイが吹くオーブニカのメロディーを聴いて苦しむシーンがあるが、これはただの偏頭痛である。高い音が苦手なのだろう。
- タグにある「ジャグラー系の人」は、バンダイ公式のウルトラトイ宣伝ブログで突然紹介された属性(?)。「神出鬼没、何かと絡んでくる、実際にいると不気味」な感じの人を指すらしい。
また、ジャグラスジャグラーのソフビをオーブのソフビの後ろに突然飾る事を推奨している。バンダイは何を目指しているのだろうか…
- 『オーブ』第23話でSSPの面々や渋川さんが各地で頻発するビルの倒壊事件(=ジャグラーの傍迷惑な特訓の跡)を調べた際、太平風土記に「禍々しき風」でなんでも切り裂くという怪物・カマイタドンが記されている事が発見されている。
結局カマイタドンと言う名前の怪獣は登場しなかったものの、最終話で太平風土記が古代に記された予言書ではないかと言う仮説が出されているのを見る限り、カマイタドンの正体はもしかして…?
ちなみにカマイタドンの元ネタは渋川一徹役・柳沢慎吾の持ちネタ「そこのカマイタチ!いや、お前たち!」である。
- 2017年に放送されたドラマ「緊急取調室」で青柳氏が演じたキャラ「新月刑事」はジャグラスジャグラーが名前の由来になっている。
- 2017年6月1日に発売された「ウルトラマンオーブ完全超全集」にも勿論ジャグラーに関する情報が多数記載されているが、そのおまけとして「人気」欄でも記した通り、クレナイ ガイと共に紙製のお面が付属している。
しかも着ぐるみの魔人態ではなく、ガイ=石黒氏と共に人間態の青柳尊哉氏の顔がそのままお面になるというとんでもない仕様である。
氏の所属事務所であるアルファセレクションのスタッフもこの付録には大爆笑したらしい。
ちなみに注意書きにもあるが、このお面をつけてガイと喧嘩したり外に出歩くのはやめよう。
- ジャグラー役のオーディションを受けた人物の中には、次回作『ウルトラマンジード』に登場する伏井出ケイ役の渡辺邦斗氏の姿もあった。
もし渡辺氏が役を射止めていた場合、ジャグラーの動向や待遇も現在とは違うものになっていたかもしれない。
- ジャグラーがナオミの口説き文句として使い、最終話で逆にナオミがジャグラーを奮起させた「夜明けのコーヒー」という言葉だが、実は文面通りの意味以外にもう1つとある意味を含んでいる言葉である。
何の意味なのかは敢えてここでは紹介しないが、土曜朝9時からいきなりこんな言葉で口説くジャグラーさんマジぱねえ……。
- 『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』第2期では彼によく似た男・JJが登場。キングジョーのサイン会に参加し、「今日もキラッキラですね」と挨拶を交わすが、大好きな友人に冷たくされたらしく、「キングジョーさんと夜明けのコーヒーを…!」「なんでだよ!なんなんだよ!」と突然暴れだしてしまう。暴れだした原因は新種のシャドウ・シャドウミストによるもので、ガッツ星人の手加減した光弾を受けてシャドウミストが分離すると元に戻ったのだった。
その後第10話では偽のイベント情報でシャドーガッツをおびき寄せようとしていた広場にて「おジョーさんに出会える予感が」したため現れた。キングジョーに「今ちょっとプライベートで…」と言われ、「SNSには上げません」と紳士的な発言をし、秋葉原で行われるイベントの整理券の情報を知ると急いで去っていった。
声は青柳尊哉氏本人が担当し、本放送時まで秘匿にされていた。本当はジャグジャグという役名のはずだったが、使用許可が下りずJJになったとの事。
- 『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』では本人が来訪。ダークリンク(複製)を餌にしたナヴィの招待を受けゲストとして訪れたがナヴィの指示を受けたブリーダー達に襲われる羽目になった。またブリーダーとの戦闘データにより再現データが造られブリーダーに販売されている。
また、オーブ降臨の難易度エキスパートにもさらっと参戦。その際はかつての同胞同士補完し合うスキル構成となっていた。
アニヲタ……お前らの希望は追記か、それとも底知れぬ修正……かな?
最終更新:2020年09月04日 23:45