まじ?賃貸マンションなの?日本のガウディこと『梵寿綱』の奇抜過ぎる物件たち

およそ賃貸マンションとは思えない奇抜な建物が東京にある。そのアヴァンギャルド過ぎるデザインから、海外観光客も見学に来るらしい。設計したのは「日本のガウディ」との異名を持つ『梵 寿綱(ぼん じゅこう)』その人だった。き、き、気になる…。

更新日: 2018年04月27日

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ワイングラスを逆さに吊るしたような艶やかな装飾。

通称「和泉の門」

高速道路の直ぐそば。比較的小規模の賃貸集合住宅

閑静な住宅街の中にある白亜の建築物で、ちょっとラブホっぽい雰囲気

建物最上部には、自由の象徴として「天空に駆けるペガサス」像がある。

外壁には動物?妖怪?をモチーフとしたオブジェ。

デモーニッシュでありながら、どこかエレガント

建物内部に入ると、エントランスは吹き抜けで天井が高い。

ガウディ作サグラダファミリアよりも、ずっとずっとスケールは小さいが、何か見上げた時の雰囲気がちょっと似てたりする(笑)

不思議な模様のステンドグラスですが、これがあるのは教会とか美術館ではないです

モザイク模様が美しい。

有名建築の装飾のオマージュが盛りだくさん

床のタイルも凝っている。蛸の足があったりする。

テーマは「健全な身体に健全な精神を…」らしい

オーナーさんは近所で建設が始まった「和泉の門」を見て惚れ込み、早速「梵寿綱」さんに自分の建物の設計を頼んだそう

【マインド和亜】の【和亜】の意味はマンションの建設を依頼したオーナーとその娘の名前の頭文字から取ったもの

こちらもかなり奇抜な外観。

「健全な身体に健全な精神が宿らんことを」から、「身体的な空間と人間の心が響き会う建築」という主題を持って建てられた

1階部分にはコンビニがテナントとして入居している。

なんだかマンションがコンビニに、覆い被さっているよう

玄関口の壁も天井も独特の意匠。

さまざまなジャンルの第一線で活躍している芸術家たちのすばらしいコラボレーション

なんと中庭がある。

最近は外国人の観光客が見学に訪れるらしい

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