まじ?賃貸マンションなの?日本のガウディこと『梵寿綱』の奇抜過ぎる物件たち

およそ賃貸マンションとは思えない奇抜な建物が東京にある。そのアヴァンギャルド過ぎるデザインから、海外観光客も見学に来るらしい。設計したのは「日本のガウディ」との異名を持つ『梵 寿綱(ぼん じゅこう)』その人だった。き、き、気になる…。

更新日: 2018年04月27日

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だらくださん

異端の建築家

「日本のガウディ」との異名を持つ建築家がいるらしい。

自分の気に入った作家さんを集め、各々に適した空間を提供し、自由にやってもらう。と、いう夢のような手法を採用している人らしい

ビルを「美瑠」と住いを「寿舞」と呼称して、豊かな生命の輝き溢れる建築を、現代に創生しようと苦闘する異端の建築家

経歴【1934年〜】日本の建築家、芸術家。本名、田中 俊郎(たなか としろう)。

中国かなんかの異国の建築家なんだろうなぁ〜なんて思っていたんだけどね・・・、実際はバリバリの日本人でした

さて、実際のところどんな建築作品があるのでしょうか?

ワセダ・エルドラド

1983年に建設された分譲賃貸マンション。

外壁には、ウロコ形の装飾の中に色とりどりの丸いタイルが埋め込まれている。

建物全体が一つの芸術作品のよう。

レトロモダンな感じ♫

早稲田まで行ったのは大隈講堂は目的の一つでしかなく、こちらが本命でした

人体をモチーフにした装飾が多用されている。

壁から浮き出る人面・・・この建物を造る際に人柱とされた方達でしょうか。(嘘)

ちなみにこちら、1階が店舗、2階から上は住居となっている。

1Fにテナントで入るのは、女人厳禁の男子専用美容室だそうです。女人厳禁ですが、男子専用ということでスタッフは全員女性なんだとか・・・

玄関口にも印象的なモチーフがある。

住人たちは出入りの旅にこの青い目の顔をふみふみしているのだろう

バリ島あたりで見かけそうなアジアンな悪魔が舌を出している。さっすが、そうこなくっちゃ!

通路も凝っている。床、壁、天井に様々な装飾がびっしり。

それぞれ違うデザインの郵便受け。

天井からぶら下がっている巨大な人間の右手がオブジェ。