今年に関しては「お届けできることになってよかった」という安堵感が大きいです。
日々緊張感のある報道が多い中、音楽番組を見るとすごくホッとする瞬間というのが自分自身ありました。ずっと家にいるなど、鬱々と日々を過ごす中で、音楽をかけて気持ちが前向きになったり、靄が少し晴れるような気持になったり。生活を支えることはできないかもしれないけど、心を豊かにしてくれるのが音楽なのかなと、今、改めて感じています。
音楽は時として、“言葉”をメロディに乗せることで、より人に届いたり、より人に記憶されたり、温度感も含めて届けられるものだと思います。嵐の活動の中でも、メッセージをファンの人たちの心により届けられるのが音楽で、音楽とはそういうものだと信じて歌を届け続けています。
『THE MUSIC DAY』の8時間の生放送を通じて、今まさにそれぞれのアーティストのみなさんがテレビの向こうにメッセージを送っているという、生の熱量を感じてもらいたいです。そしてMCとして、アーティストの思いをお届けする媒介になれたら…と願っています。