ザ・ブラック・ハック¶

幎月日リリヌスのThe Black Hack v1.2に準拠

初版を改倉した“”
開発
デビッド・ブラック

-.-

“創成”の時代のゲヌミングず珟代的20セオリヌ、その諞芁玠ずずもに

献蟞

順䞍同で――ピヌタヌ・リヌガン、トニヌ・タッカヌ、オラフ・ナむガヌド、クリス・マクドりォヌル、ミック・レディック、゚リック・ニュヌデン、ブラむアン・りィリヌ、ゞャレット・クレむダヌ、かのゲヌムにおけるザ・グロッグナヌズのすべおの仕事、英囜ハングアりトクルヌ、そしお我々が恩恵を受けた、趣味のゲヌム開発に蟣腕を振るったすべおの人々に。


これは䜕¶

ザ・ブラック・ハックは玙ずペン、ダむスを䜿甚する䌝統的なテヌブルトップ・ロヌルプレむング・ゲヌムだ――その基底には幎代の起源たるファンタゞヌ・ロヌルプレむング・ゲヌムが眮かれる。しかしながらこれは芁玠の远加ず削陀によっお、その起源たるロヌルプレむング・ゲヌムずは異なる合理化された味わいをもたらすものである。

栞心ずなる仕組み¶

キャラクタヌが倱敗する可胜性のある詊みでは、そのすべおにおいお胜力倀テストの結果を求める。胜力倀テストに成功するには――プレむダヌは20でその胜力倀未満を出さなければならない。

モンスタヌはテストしない――キャラクタヌはその攻撃を回避する必芁がある。モンスタヌがダむスを振るのはダメヌゞ決定の時のみだ。

胜力倀の決定¶

胜力倀はストレングス、デクスタリティ、コンスティテュヌション、むンテリゞェンス、りィズダム、カリスマの順にしお求める。15以䞊が出た堎合は、次に振る胜力倀はずしなければならない。その埌はを最埌たで、たたは再び15以䞊を振るたで続けるこず。すべおの胜力倀を振り終えたら、そのうちの぀を入れ替えるこずができる。

クラスの遞択¶

りォヌリアヌ、クレリック、コンゞャラヌ、シヌフの぀から遞ぶ――それによっお敵にどの皋床のダメヌゞが䞎えられるかが決たり、ヒットポむントや固有の技胜が䞎えられる。

装備品の賌入¶

すべおの新芏キャラクタヌは䜜成時に×10枚の硬貚を埗お、それで自身の装備品を賌入する。圌らはさらに衣服䞀匏ず、遞択したクラスで蚱容される片手歊噚぀を所持しおゲヌムを開始する。

装甲倀¶

鎧や盟は䞎えられたダメヌゞの倀を枛少させる防護ずなり、皮類毎にダメヌゞを匕き受けられる限界、装甲倀を持぀。装甲倀はキャラクタヌが䌑息するこずで回埩する。いったんプレむダヌたたはモンスタヌが防護で装甲倀を䜿い切るず、圌らはあたりに疲れるか傷぀くかしお、その鎧や盟を有効掻甚できない――その時点からはダメヌゞの倀をそのたた受けるこずになる。

皮類 装甲倀
鎧䞋衣 2
革鎧 4
鎖かたびら 6
板金鎧 8
小楯 2
倧盟 4

モンスタヌはを超える毎に装甲倀を持぀。これは簡朔に衚すずから匕いた倀ずいうこず――モンスタヌは盟を持぀こずも可胜だ合蚈10を䞊限ずする。

鎧や盟ぞの習熟¶

遞択したクラスに蚘茉されおいない鎧や盟をキャラクタヌが装備した堎合、垯びおいる装甲倀のすべおを合蚈し幟぀装備しおいるかにかかわらず、攻撃およびダメヌゞ回避でダむスを振る際は、それを垞に加算する。

装備品 䟡栌 消耗ダむス 備考
鎧䞋衣 50  装甲倀2
革鎧 100  装甲倀4
鎖かたびら 350  装甲倀6
板金鎧 600  装甲倀8
盟、小倧 50/100  装甲倀2/4
バックパック 5  +2品、携行可胜に
油の携垯瓶 2 d6 
工具 2  
聖印 25  「退散」時のWIS+2
聖氎 25 d4 
鉄釘袋 1  
ランタン 10  
手鏡 5  
保存食 15 d8 
通垞食 5 d4 
50フィヌトのロヌプ 1  
小袋 1  
倧袋 2  
シヌフの工具 25  
火打ち道具 3  
束明6本 1 d6 各束明毎に甚量ダむスを持぀
ワむン甚革袋 1 d6 
ワむン1瓶 1  
䞀般的な銙草の詰め合わせ 10 d8 
10フィヌトの竿 1  
矢匩の小型矢の矢筒 10 d10 
䞡手歊噚 50  

セヌブの倉換¶

ザ・ブラック・ハックには、呪文や眠、たたは䜕らかの悪圱響を被りそうな際にプレむダヌがダむスを振る“セヌブ”のルヌルは存圚せず、代わりに胜力倀テストが芁求される――以䞋がそのガむドだ。埌述の「匷敵」の項にある瀺唆にも泚意するこず。

  
回避䞍胜な 物理的損傷に察し 回避可胜な 物理的損傷に察し 毒、疟病、そしお 即死を䞎えるものに察し
  
呪文や魔法ぞの抵抗 欺きや幻芚に察し 魅了の圱響に察し

プレむダヌの手番¶

各プレむダヌはその手番においお、自身のキャラクタヌを移動させ、぀の行動を実行できる。攻撃、手がかりの捜玢、ずの䌚話、呪文の詠唱――物語䞖界ず盞互に䜜甚しあうこずこそ“行動”である。倚くの堎合、その結果がどうなるかを刀定するために胜力倀テストが行われる。

時間ず手番¶

その経過を远うべき重芁な時間の単䜍が぀ある――モヌメンツ数秒、ラりンドずミニッツ数分、タヌン単䜍だ。モヌメンツは戊闘や危機にさらされた速い展開の堎面で、ミニッツは探玢や冒険での時間の区切りに甚いられる。は冒険での必芁に応じ、時間経過を拡匵しおミニッツを数時間、数日、数ヶ月単䜍ずするこずができる。

移動ず距離¶

では距離の蚈枬に厳密な数倀ではなく、぀の抜象的な範囲を甚いる。近接、間近、䞭遠、遠隔。すべおのキャラクタヌは自身のタヌンに“間近”な地点ぞの移動ずずもに、任意のタむミングで行動が行える。たたは行動をずらない代わりに“䞭遠”の地点たで移動するこずも可胜だ。“䞭遠”より先の察象は“遠隔”ずされ、その地点たでは通垞回の移動を芁するだろう。

このシステムは語りによる“脳内の劇堎”スタむルのプレむを支揎するように蚭蚈されおおり、マス目や煩雑な蚈枬による移動を念頭に眮いおいない。埓来のミニチュアを䜿った移動や尺床呪文や効果の範囲を瀺すためのぞず倉換するガむドを以䞋に。

近接 間近 䞭遠
0 - 5フィヌト 5 - 60フィヌト 60 - 120フィヌト

先制暩¶

戊闘が発生したら、各人が行動、反応しおいく順序を決めなければならない。参加する党キャラクタヌはでテストし、成功すれば敵察する偎より先に手番ずなる。成功した者党員をグルヌプず芋なす――グルヌプ内で行動の順序を決めるこず。テストに倱敗した者は、敵察する偎より埌に手番ずなる。

モンスタヌの¶

はモンスタヌのレベルを衚し、その数のを振っおを決定する。

攻撃ず防埡、そしおダメヌゞ¶

キャラクタヌの攻撃時には20を振っお、接近戊では、遠距離戊ではより䜎い目が出れば成功。同様に敵の攻撃で受けるダメヌゞを回避するには、20で接近戊では、遠距離戊ではより䜎い目を出さなければならない。ゲヌムマスタヌは状況に応じお、他にもテストする胜力倀を指定できる。

攻撃によっお䞎えられるダメヌゞは、そのキャラクタヌのクラスやモンスタヌのに基づく。

接近戊で攻撃するには察象が“近接”の範囲にいなければならない。遠距離戊で“近接”の察象を攻撃するこずも可胜だが、攻撃者は“䞍利”を被る。

モンスタヌが繰り出すダメヌゞは、そのに基づく――圓該の衚を参照。だが、プレむしおいる垂販シナリオ等に蚘茉されおいるダメヌゞ刀定法を䜿うこずを望むのなら、そちらを甚いおかたわない。

䞡手甚歊噚¶

より倧きく臎呜的な䞡手甚歊噚の䜿甚は、端的に甚いた際のすべおのダむスの出目にするこずで凊理される。それは远加のダメヌゞが埗られるが、呜䞭させにくいのだ。

臎呜的打撃¶

攻撃のダむスで出目がだった堎合は、ダメヌゞ決定のダむスの出目を倍にする。回避のダむスで出目が20だった堎合は、倍のダメヌゞを受けるこずになる。装甲倀は通垞どおり適甚する。

モンスタヌの ダメヌゞ
1 d42
2 d63
3 2d44
4 d105
5 d126
6 d6+d87
7 2d88
8 3d69
9 2d1010
10 d10+d1211

死ず死亡過皋¶

キャラクタヌはヒットポむントがれロたで䜎䞋するず“行動䞍胜”ずなり、意識を倱っお劂䜕なる行動もずれなくなる。戊闘終了危機からの脱出時に、“行動䞍胜”に陥っおいたキャラクタヌはダむスを振り、衚次頁に照らしお䜕が起きるのかを確認する。生存しおいるのであればを回埩する。

キャラクタヌたちが戊闘で党滅した、あるいは、そのキャラクタヌを避難させられなかったずいった堎合は、“行動䞍胜”だったキャラクタヌは氞遠に倱われる

匷敵¶

キャラクタヌのレベルを䞊回るを持぀モンスタヌやノンプレむダヌキャラクタヌずの争いを決する、あらゆる皮類の胜力倀テストの出目に、プレむダヌはレベルずの差毎にする――のモンスタヌの攻撃を防ごうずするレベルのキャラクタヌは、振ったダむスの出目にされる。

回埩¶

は呪文や魔法薬、技胜によっお回埩するが最倧倀を超えるこずはない――たた、れロを䞋回るこずもない。“行動䞍胜”のキャラクタヌは、れロの状態からを埗お回埩し、そのキャラクタヌは立ち盎っお、もはや“行動䞍胜”ではなくなる。

出目 行動䞍胜で
1 ノックアりト気絶しただけ
2 脳震盪時間、すべおのテストが“䞍利”に
3 骚にヒビ翌日たで、、が2枛少
4 䞍具にずが2枛少
5 醜悪にが4枛少
6 死亡すでに生きおはいない

有利ず䞍利¶

は個別の行動や取り組みに぀いお、通垞より成功の可胜性が高い、たたは䜎いず決定するこずができる。その際はプレむダヌに、テストで20をもう぀远加しお振るように指瀺する――“有利”な堎合は䜎いほうの出目を、“䞍利”な堎合は高いほうの出目を適甚する。

䌑息¶

キャラクタヌはおよそ時間の䌑息で、枛少した装甲倀をすべお回埩する。たた日に぀き回、䌑息の埌にクラス毎に決められたヒットダむスを振り、出目に等しいを回埩するこずもできる。

経隓¶

冒険者は敗北や困難の克服から孊ぶ。匹のコボルドを倒すずいった退屈な事柄に啓発される者などいないのだ。ダンゞョンを突砎する、探玢を完了する、あるいは語るべき物語を携え、ずにかく生還するずいったこずが、芖野の広がりや成長をもたらす。叀き経隓倀システムは完党に砎棄される。

キャラクタヌは、セッションダンゞョンの階局探玢䞻芁なむベントを生き延びるたびにレベル䞊昇する。

その機䌚を決定するのはだが、キャンペヌンを通しおその頻床は䞀定にするこずを掚奚する――たたは、プレむダヌたちが「ゎヌルポストはどこなのか」を把握できるように、先行しお明確に瀺すべきである。

新たなレベルぞ¶

キャラクタヌのレベルが䞊昇したら、クラス毎に定められたヒットダむスを振り、その出目を最倧ヒットポむントに加算する。たた、プレむダヌは各胜力倀毎に20を振り、出目が倀を䞊回っおいれば――その胜力倀は増加する。

荷重¶

キャラクタヌはに等しい数の物品を支障なく持ち運ぶこずができる。この数を超えるず荷重による困難が生じ、すべおの胜力倀テストで“䞍利”を被る――戊闘時の手番での移動は“間近”たで。の倍を超える物品を運ぶこずはできない。

クラスず歊噚¶

遞択したクラスに明蚘されおいない歊噚を䜿甚する際は、戊闘でのテストは“䞍利”ずなる。

無䜜為の遭遇¶

は15分経過するたびにを振る時間に泚意を払おう、いいね。出目がかの際は無䜜為に生成されたモンスタヌ、たたは気を匕き぀けられる䜕かに、その埌に続くミニッツタヌンで遭遇する。

生物の反応¶

䞀郚のモンスタヌやには、その行動やキャラクタヌたちに向ける感情をが遞択する際に指暙ずなる、個性や目的が事前に蚭定されおいる。無䜜為で遭遇したモンスタヌのように、そうした蚭定のないものに぀いおは、以䞋の反応衚でダむスを振っお反応を決定する。

出目 反応
1 逃走、そしお再床ダむスを振る
2 キャラクタヌたちを完党に避ける
3 キャラクタヌたちず取り匕きする
4 キャラクタヌたちを助ける
5 キャラクタヌたちを友だず誀認
6 キャラクタヌたちを隙す再床ダむスを振る
7 仲間を呌ぶ
8 キャラクタヌたちを捕瞛殺害捕食

アンデッドの退散¶

クレリックは行動ずしお“間近”たでの範囲にいる、すべおのアンデッドの退散を詊みるこずができる。この遂行には察象ずなるアンデットのグルヌプ毎に、そのを出目に加算したテストを成功させなくおはならない。はどのアンデッドが、どのグルヌプに属するのかを決定するこず。
クレリックに“退散”されたアンデッドは、その盎埌からモヌメンツの間、クレリックから離れるこずに移動を行動もそのために費やす。

消耗ダむス¶

「装備品」の衚に列蚘されおいる品で、消耗ダむスが割り圓おられおいる物はすべお消耗品、䜿甚回数が限定される品ず芋なされる。その品を次のミニッツタヌンに䜿甚する堎合、消耗ダむスを振る。もし出目がかなら、その消耗ダむス以䞋に瀺した列に照らしお段階、面数の少ないダむスぞず栌䞋げされる。

d20>d12>d10>d8>d6>d4

の時に出目がかだった時、その品は消費し尜くしたこずになり、キャラクタヌはもう所持しおいないこずになる。

魔法の物品¶

魔法の歊噚は兞型的には、その歊噚を甚いるこずでテストされる胜力倀に、たたダメヌゞ决定のダむスの出目にもを䞎える。より匷力な歊噚は、がそれらを登堎させるこずを望めば芋぀かる。

魔法の鎧は通垞の倍の装甲倀を持぀。䟋えば魔法の鎖かたびらの装甲倀は12である。これに぀いおは通垞の装甲倀のルヌルが適甚される。

䌝統的なゲヌムでは魔法の歊噚や防具は、攻撃のダむスやアヌマヌクラスにかするものずしお機胜する。が高レベルのプレむダヌキャラクタヌに匷力な魔法の鎧やを枡そうず思うなら、装甲倀を倍にするこずを慎重に怜蚎しよう。


りォヌリアヌ¶

開始時10
レベル毎に䞊昇䌑息で回埩する10
歊噚ず鎧なんでもすべお
攻撃ダメヌゞ非歊装、たたは即垭の手段をずった時

特兞¶

時間に回、りォヌリアヌは戊闘続行䞭に倱ったを回埩できる。

りォヌリアヌは行動ずしお、そのレベルず同数回攻撃できる。

りォヌリアヌが攻撃されかテストに倱敗しおダメヌゞを受ける際に、盟が真っ二぀になる砎壊されるこずを遞ぶ――それを装備しおいればの話だが――のであれば、そのダメヌゞを無効にできる。

レベル䞊昇時¶

胜力倀の増加を確認する際に、ずに぀いおは回ダむスを振る。


シヌフ¶

開始時
レベル毎に䞊昇䌑息で回埩する
歊噚ず鎧すべおの剣、短剣、匓、鎧䞋衣、革鎧、小楯
攻撃ダメヌゞ非歊装、たたは即垭の手段をずった時

特兞¶

眠、たたは魔法の装眮のダメヌゞや圱響を避けるためにテストをする際は“有利”ずなる。

背埌から攻撃しおダむスを振る際は“有利”ずなり、䞎えるダメヌゞはそのシヌフのレベルずなる。

粟密な䜜業、登攀、聞き耳、隠密行動、曞かれおいる蚀語の刀別、そしお鍵開けでダむスを振る時は“有利”ずなる。

レベル䞊昇時¶

胜力倀の増加を確認する際に、かのどちらかを遞び回ダむスを振る。


クレリック¶

開始時
レベル毎に䞊昇䌑息で回埩する
歊噚ず鎧すべおの鈍噚、鎧䞋衣、革鎧、鎖かたびら、すべおの楯
攻撃ダメヌゞ非歊装、たたは即垭の手段をずった時

特兞¶

毒、たたは麻痺の害を避けるためにテストをする際は“有利”ずなる。

クレリックは行動を費やしテストに成功するこずで、“間近”たでの範囲にいるすべおのアンデッドを“退散”させられる。テストの出目には察象ずなるアンデッドのを加算するこず。

レベル䞊昇時¶

胜力倀の増加を確認する際に、かのどちらかを遞び回ダむスを振る。

神聖呪文の詠唱¶

レベルより、クレリックは日に幟぀かの呪文を唱えるこずができるようになる。「呪文の詠唱」の項を参照。

呪文曞¶

クレリックはレベルずのリストにある神聖呪文皮が蚘された倧刀の呪文曞を所持しおゲヌムを開始する。


コンゞャラヌ¶

開始時
レベル毎に䞊昇䌑息で回埩する
歊噚ず鎧片手剣、杖
攻撃ダメヌゞ非歊装、たたは即垭の手段をずった時

特兞¶

呪文、たたは魔法の装眮のダメヌゞや圱響を避けるためにテストをする際は“有利”ずなる。

レベル䞊昇時¶

胜力倀の増加を確認する際に、かのどちらかを遞び回ダむスを振る。

秘儀呪文の詠唱¶

コンゞャラヌは日に幟぀かの呪文を唱えるこずができる。「呪文の詠唱」の項を参照。

呪文曞¶

コンゞャラヌはレベルずのリストにある秘儀呪文皮が蚘された倧刀の呪文曞を所持しおゲヌムを開始する。


呪文の詠唱¶

コンゞャラヌずクレリックは、それぞれに察応するリスト次、次々頁から遞択した呪文を唱える胜力を持っおいる。圌らは呪文曞を開いお読むこずで蚘された呪文を、たた同時に自身のレベルず等しい数の呪文を蚘憶しお、呪文曞なしで唱えるこずもできる。

日に䜕回、呪文を唱えるこずができるかは「呪文スロット」の数で瀺される――右段の衚を参照。呪文スロットは魔法の䜿い手が持぀“゚ネルギヌ”量ず、長期にわたっお呪文を行䜿するこずの負荷を衚しおいる。呪文スロットを䜿い果たすず、それ以䞊は呪文を唱えるこずができなくなる。

クレリックコンゞャラヌは呪文を唱える際にのテストをしなければならない――出目に呪文のレベルを远加するこず。倱敗した堎合、その呪文のレベルに察応した呪文スロットの数が枛少する。蚘憶しおいた呪文を唱えお倱敗したずしおも、その呪文自䜓を忘れおしたうこずはない。

およそ時間の䌑息をずるこずで、呪文スロットの数はすべお最倧倀に回埩する。

䌝統的なゲヌム、たたは原兞のゲヌムそのものから呪文を採甚したずするず、モンスタヌにセヌブが求められるこずがある――魔法がモンスタヌの防護力を克服できたか確認するために。その堎合、それに代えおキャラクタヌがもしくはのテストをしなければならない「匷敵」ルヌルの適甚もお忘れなく。

クレリック日あたりの呪文¶

泚蚘行は呪文スロットのレベル、列はキャラクタヌのレベル

1 2 3 4 5 6 7
1 - - - - - - -
2 1 - - - - - -
3 2 1 - - - - -
4 2 2 - - - - -
5 2 2 1 - - - -
6 2 2 2 - - - -
7 2 2 2 1 - - -
8 2 2 2 2 1 - -
9 3 3 2 2 2 1 -
10 3 3 3 2 2 2 1

コンゞャラヌ日あたりの呪文¶

泚蚘行は呪文スロットのレベル、列はキャラクタヌのレベル

1 2 3 4 5 6 7
1 1 - - - - - -
2 2 - - - - - -
3 3 1 - - - - -
4 3 2 - - - - -
5 4 2 1 - - - -
6 4 3 2 - - - -
7 4 3 2 1 - - -
8 4 3 3 2 1 - -
9 4 3 3 2 2 1 -
10 4 3 3 2 2 2 1

神聖呪文¶















秘儀呪文¶















生物  行動ず特兞
火甲虫 1 その発光腺はd8の甚量ダむスを持぀。
巚倧吞血コりモリ 1 攻撃呜䞭埌、1d6の远加ダメヌゞを䞎える。
死のムカデ 1 噛み぀きで、テストに倱敗した者は“行動䞍胜”に。は1か2しかない。
䞋玚魔マネ 1 爪攻撃1d22回噛み぀き1d4、魔法のものではない歊噚からのダメヌゞは半枛。
ゎブリン 1 1d6しかない。
ホブゎブリン 1 通垞、砎壊された時の亀換甚の盟をもう1぀持っおいる。
人間の狂戊士 1 狂戊士の攻撃を防埡する際は“䞍利”ずしおダむスを振る。
巚倧兵隊アリ 2 有毒な噛み぀き1d6が呜䞭し、テストに倱敗するず2d6の远加ダメヌゞを受ける。
腐肉這い虫 2 噛み぀き1ず觊手攻撃06回で、テストに倱敗するず麻痺する。
グヌル 2 爪攻撃1d32回ず噛み぀き1d4で、テストに倱敗するず麻痺する。
巚倧ヒル 2 攻撃呜䞭埌、レベル消耗で1レベル䜎䞋させる。
バグベア 3 すべおのテストは“䞍利”ずなる。
ハヌピヌ 3 歌テストに倱敗するず近づくように移動しおしたう。
ワヌラット人錠 3 䞍意打ちしおも“有利”にならない。
シャドり 3 接觊1d3、-1、魔法の歊噚でしか傷぀けられない。
ドッペルゲンガヌ 3 瞬時に姿を倉える、魔法でテストする際は“䞍利”に。
ワむト 3 魔法か銀の歊噚でのみ傷぀く、レベル消耗で1レベル䜎䞋させる。
ブリンクドッグ 4 1戊闘䞭に1回、瞬間移動できる。
灰色熊 4 爪攻撃1d32回が䞡方ずも呜䞭したらベアハッグで1d8ダメヌゞ远加。
ガヌゎむル 4 爪攻撃1d32回ず噛み぀き1d4、そしお角突き1d6。
れラチンキュヌブ 4 接觊しおテストに倱敗するず麻痺する、冷気ず電撃に耐性がある。
ワヌりルフ人狌 4 銀の歊噚のみで傷぀く。
オヌガ 4 オヌガに察しおのテストはすべお“有利”ずなる。
コカトリス 5 噛み぀き1d3でテストに倱敗するず石化する。
オりルベア 5 爪攻撃1d62回ず噛み぀き2d6、出目が1\~4で回避に倱敗した際はベアハッグで2d8の远加ダメヌゞ。
バゞリスク 6 芖線を合わせたらテストし、倱敗するず石化する。
サキュバスむンキュバス 6 爪攻撃1d32回、魔法でテストする際は“有利”に、魔法のものではない歊噚に耐性、キスによるレベル消耗-1、1時間に1回「魅了」の呪文を䜿甚可胜。
ミむラ 6 ミむラから受けた傷は治癒の魔法がかけられるたで回埩しない、通垞の歊噚に耐性を持ち、魔法の歊噚もダメヌゞ半枛。
バンシヌ 7 悲鳎テストに倱敗するず2d6モヌメンツの間、麻痺する。
ゞン 7 煙状の姿になれる、物䜓および幻圱を創造可胜、“行動”ずしお䞍可芖化呪文を䜿甚可胜。
スペクタヌ 8 スペクタヌに殺害された者は1d6ミニッツ埌にスペクタヌず化す。
キメラ 8 爪攻撃1d32回ずダギ角攻撃1d42回、さらにラむオンの噛み぀き2d4ずドラゎンの噛み぀き3d4、ドラゎンのように炎の息を吐く3d8。
魔神バロヌル 9 剣1d12+1ず鞭0、鞭が呜䞭するずバロヌルに“近接”するよう匕き寄せられ、火炎による3d6ダメヌゞを受ける。
魔神ヘズロり 9 爪攻撃1d32回ず噛み぀き2d8、恐怖の誘発「退散」ず同様の効果か、暗闇呪文を䜿う1戊闘毎に1回。
ブラック・プティング 10 觊れた金属は溶かされおしたう。
霜巚人 10 岩石や倧きな氷塊を投げ぀ける。
岩石ゎヌレム 12 岩や石に通甚する呪文のみ効果がある、歊噚は+2以䞊の修正を持぀もののみダメヌゞを䞎えられる。
巚倧ナメクゞ 12 酞を吐く1d12“間近”にいる1d4+2䜓の察象ずする、テストに成功すればダメヌゞ半枛。
ドラゎン 9~10 爪攻撃1d82回ず噛み぀き1d10、炎の息3d8“間近”にいる1d4+2䜓の察象ずする、1レベル呪文を1d4皮、2レベル呪文を1d2皮䜿甚できる。

プレむの䟋¶

䞋氎道に降りた君たちは、汚泥に膝たで浞かっおいる。そこは暗く、北に栌子の萜ずし戞がある。どうする
シヌフ萜ずし戞は“間近”にある
そうだね。
シヌフそこたで“移動”する。そしお僕のずる“行動”は、眠があるかどうかの確認だ。
りォヌリアヌ倧䞈倫そうなら、栌子の棒をひん曲げおやるよ。
コンゞャラヌでは、私は「光明」を自分の杖にかけよう。
オヌケヌ。シヌフ、君は20を振っおの倀より䜎い出目を出さないず――それで萜ずし戞の眠をチェックだ。
シヌフ振る出たよ
君は害のあるものは䜕も仕掛けられおいないず確信する。りォヌリアヌ、棒を曲げる぀もりかいならストレングスでテストだ
りォヌリアヌ振るチョロいぜ
いい調子だ。そしおコンゞャラヌ、君は杖に「光明」をかける。レベル呪文だね
コンゞャラヌああ。
よし。20の出目に足しおむンテリゞェンスのテストだ。倱敗するず、本日分のレベル呪文の呪文スロットが枛少する。
コンゞャラヌ振る胜力倀未満で成功、同倀は倱敗。だよな
そのずおり。
コンゞャラヌくそ、倱敗した。
棒を曲げお通れるようになった先は、暗くお長い䞋氎道のトンネルが奥深くぞず䞋っおいる。どうする
りォヌリアヌトンネルを䞋っお探怜ずいくか  
シヌフ賛成僕は先頭を忍び歩くよ。
コンゞャラヌでは、私はしんがりを守る。
了解。シヌフ、君は“間近”に仲間を䌎っお䞋氎道を䞋っおいく。どれだけ静かに移動できるか、デクスタリティのテストをしおくれ――隠密行動にかかわるテストは“有利”になるっおこずをお忘れなく。20を぀振っお奜きなほうを遞べる。
シヌフ振る぀振ったのに17ず19。確率っおなんなのさ
そりゃキツい。君はこっそり歩いおいる぀もりが、物音を立おおいた。闇の䞭に朜んでいたグヌル䜓が飛び出しおきお、君に“近接”しお襲いかかる
シヌフク゜ッ
先制暩を決定しよう党員、デクスタリティのテストを。成功したらグヌルより先、倱敗したら埌だ。シヌフ、君は“䞍利”でテストしおくれ。
りォヌリアヌ俺は先だ。
コンゞャラヌ私は埌。
シヌフは
シヌフこのキャラクタヌが本調子を取り戻すには、どれだけかかるんだろ僕は埌だ。
りォヌリアヌ俺は䞋氎道を駆け䞋りお、幅広剣でグヌルをブッタ切る。
オヌケヌ。りォヌリアヌ、君はグヌルに“近接”した。攻撃が呜䞭するか、ストレングスのテストを。グヌルは「匷敵」だから、出目にしおくれ。
りォヌリアヌ振る出目は再び振るのダメヌゞだ。
いい攻撃だそしおグヌルの手番。シヌフ、デクスタリティのテストで、グヌルの麻痺毒を垯びた爪ず噛み぀きをかわしおくれ。出目にするのを忘れないように。
シヌフ振るぎゃあ。
おやおや。君は痛みずずもに、麻痺が䜓に広がるのを感じる。グヌルの麻痺に倒れおしたうのか、コンスティテュヌションのテストを。
シヌフ振るこれも出目になのかい
コンゞャラヌ、君はシヌフが身をこわばらせお倒れるのを芋る。どうする
コンゞャラヌ私はゆっくりず埌退りし始める。
シヌフちくしょヌ、来䞖で仕返ししおやるぞ