こんにちは。大絶賛夏休みを謳歌しているらぷらすです。今日は夏休みに読んだ本を愚痴ろうと思います。全部読んでるとは限りませんが半分以上読んでる本だけをあーだこーだいいます。では、どぞ。
- 熱力学(宮下精二先生の著書)
- 統計力学Ⅰ・Ⅱ(東京大学工学教程)
- Python深層学習入門
- Pythonで始めるKaggleスタートブック
- Kaggleで勝つデータ分析の技術
- 応用が見える線形代数
- そんなところです。
熱力学(宮下精二先生の著書)
工学部物理工学科にどうしても進学したい僕は今のうちに物工でやる内容を先取りしとこー♪と思って熱力学を最初に潰しました。とても読みやすかったです。うやむやにしがちな理解のところをしっかり解説してくれてる感じがあってウンウンと頷きながら読み進めることができます。おすすめだけど、厚さのわりに値段が高いかな。あと益川さんの名前がデカすぎて著者の宮下さんがちょっとかわいそう。
統計力学Ⅰ・Ⅱ(東京大学工学教程)
俺の夏休みを返せ。という感想です。内容はしっかり詰まっててとても良い本ですが、多分最近できたばかりの本なのかな?とてもとても誤植が多いです。薄いですがその分論理の段差が激しいです。熟達したガチプロが誤植を笑いながら復習する本なのかな。あまりお勧めしません。おかしいな。熱力学と同じ先生が著者なんですけど...
Python深層学習入門
現場で使える! Python深層学習入門 Pythonの基本から深層学習の実践手法まで (AI & TECHNOLOGY)
- 作者:木村 優志
- 発売日: 2019/06/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
僕は深層学習とか機械学習とか疎いので、Kaggleやる前にこれを一通り読みました。コーディングもさほど重たくなくて、かつ読みやすいように配慮されていて普通に良書だと思いました。ただ最後の方の説明が若干雑かなって気はします。それでもまあKerasで脳筋ニューラルネットワーク組めるようになったので大進捗ですね。ぷよぐやみんぐ初心者にお勧めします。
Pythonで始めるKaggleスタートブック
ポップな感じで読みやすい本です。Titanicはこれを参考にしました。というか丸写ししました。Kaggleそのものよりも提出までの流れとかが載ってます。しかしながらKaggleは若干UIの更新があってSubmitボタンがこの本と違う場所にあるので普通にそれで時間取りました。それを除けば初めての人にはちょうどいいと思います。
Kaggleで勝つデータ分析の技術
Kaggleは以前ご紹介しましたね。そのコンペのガチ勢がみんな読んでる名著です。僕はまだ半分くらいしか読んでなくてコーディングもまだなんですが、現代社会を生きる上で知っておくべき統計の情報とかが割と載ってたので、途中からは統計と分析の教科書だと思って読んでました。Kaggleをやらない人にもお勧めしたい面白い本です。ただちょっとでかいかな。
応用が見える線形代数
確かに線形代数の本ですが、大学でやるような抽象度の線形代数ではなく具体的な線形代数をやる本でした。悪く言えば、行列をいじるだけの本です。ただ割と面白いので普通に読めます。大学の線形代数の勉強には不向きなことだけは注意。どっちかというと画像処理とかの方の勉強に向いてます。
そんなところです。
いや正直ゲーム理論の本とかスピンと軌道の電子論とかも紹介したいんですけどまだ半分まで到達してないので、読み終わったらちゃんとレビューしますね。じゃ今回はこんなところで。おやすみなさい。