東京・歌舞伎町で、日本を訪れていた中国人観光客から金をだまし取ったとして、準暴力団「チャイニーズドラゴン」のメンバーの男２人が警視庁に逮捕されていたことがわかりました。

　詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれも準暴力団「チャイニーズドラゴン」のメンバーで、中国籍の孫玉才容疑者（３７）と劉瑶容疑者（３８）です。孫容疑者らは去年１２月、新宿・歌舞伎町の路上で中国人観光客の男性２人に対し、「女の子と遊びませんか」と声をかけ、「料金のほかに保証金として１人５万円が必要です」「遊び終わったあとに全額返金しますので安心してください」などとうそをつき、現金１３万円とオンライン決済サービスで日本円にしておよそ５万円分のあわせておよそ１８万円をだましとった疑いがもたれています。

　「チャイニーズドラゴン」は中国残留孤児の２世などで構成される準暴力団で、歌舞伎町ではメンバーらによる客引きでトラブルが相次いでます。