NTTドコモは10日、電子決済サービス「ドコモ口座」で、銀行口座から預金を不正に引き出される被害が相次いでいる問題を巡り、記者会見を開いた。

 10日正午時点で、66件の被害を確認し、総額は約1800万円に上っていると発表した。被害者への補償に関しては、銀行と連携の上、全額を補償するよう真摯に対応していくとした。

 丸山誠治副社長は冒頭、「ドコモ口座の作成にあたって、確認が不十分だった。深くお詫び申し上げたい」と陳謝した。