台風10号による土砂崩れで4人の行方がわからなくなっている宮崎県椎葉村での捜索は4日目を迎えています。生存率が下がるといわれる72時間が過ぎましたが発見には至らず、10日からは川の捜索も行われています。
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台風10号による土砂崩れで4人の行方がわからなくなっている宮崎県椎葉村での捜索は4日目を迎えています。生存率が下がるといわれる72時間が過ぎましたが発見には至らず、10日からは川の捜索も行われています。椎葉村では台風10号の影響で土砂崩れが発生し、住宅1棟と建設会社の事務所、それに倉庫が土砂にのみ込まれました。土砂崩れ現場では、9日午後8時に災害発生から72時間を迎えましたが、発見に至らず、10日も午前7時から捜索を再開しています。行方がわからなくなっているのは椎葉村の建設会社・相生組の社長の妻・相生勝子さんと息子で専務の泰孝さん、そしてベトナム人技能実習生のチャン コン ロンさんとグエン ヒュー トアンさんの4人です。午後からの捜索は大阪府警の広域緊急援助隊126人が撤収し、規模が縮小されています。9日までの捜索では、土砂崩れ現場の下流で相生組が製作していた看板や、自宅にあったと思われる衣類や靴などが見つかっていて、10日からはボートを使っての川の捜索も行われています。