ごあいさつ
-地域の発展を願って-
高度経済成長期からバブル期にかけて、首都圏30kmのこの地域にも、宅地開発による発展がみられた時期があります。ところがその後の景気の後退により、野田市内でも特に北部の関宿地区で人口流出が顕著となりました。合併後の野田市全体の数値で見れば高齢化比率は全国平均並みですが、北部関宿地区に限定しての高齢化は大変深刻な状況です。
高齢によりなるべく車の運転を「したくないと考え始めると、買い物に行くことや病院に行く事、家族の送り迎えをすること、人付き合いを楽しむことなど、多くの行動が制限されてしまいます。もともと野田市北部には交通過疎地という難題が存在する上、路線バス網も年々簡素になっているのが現状ですから、本当に今すぐの対策が必要です。
しかし、採算のとれない公共サービスばかりを創出しても、市の財政を圧迫するだけです。また、利便性だけを求めた発展計画も既に過去のものです。現在はスローライフや、豊かな自然環境や、安全安心な食べ物など「身体が喜び、心が豊かになる」そんな生活ができる環境が求められており、そういうまちづくりが地域発展の新しい形ではないかと思います。
私は生まれ育った関宿こそ、新しい形の発展にふさわしい土地であると考えます。小さな畑を耕しながら生活できる環境や、二世代・三世代が共に暮らせる住宅、あるいは介護に適した住環境、子育てを多方面から支援できる施策など、首都圏に通える農村だからこそできることを、もっともっと追究するべきであると考えます。老いてなお、住みやすい土地であると実感できる「ふるさと」を創ること、それが私の目指す地域の発展です。
皆様方のご支援をよろしくお願い申し上げます。
政策
ー確かな発展を築く計画ー
仕事と可能性・優れた住環境がある
将来の働きやすく住みよい野田を計画します。
■起業家を支援するプログラムや助成金を創設し、次世代のビジネスリーダーを育て、産業の空洞化を予防します。
■企業誘致を促進し、雇用機会を増やし、税収増による財政の健全化に努めます。
■利根川・江戸川・利根運河流域を周回できるサイクリングコースを整備し、観光客誘致やイベントの企画を進めます。
ー地域と産業ー
市の基幹産業である農業を守り、
後継者や新規就農者を支援・育成します。
■黒酢米や枝豆・たまご等、これまでに築き上げた野田の農産物のブランド化をさらに進め、販売促進に努めます。
■交通量の多い国道16号に(国の助成を利用して)道の駅等の販売拠点を設け、農産物や加工食品の販売先を創出します。
■大型店舗への市産農産物の売り込みを、官民一体で推進します。
ー安全安心な暮らしー
少子高齢化による様々な問題、
市北部ではすぐに対策が必要な状況です。
■公共サービス・交通網を充実させ、買い物や通院等、市民(特に高齢者)の日常生活に支障が起きないよう努めます。
■保育所をはじめとした、働くお母さんを支援する施設や制度を充実させます。
■すでに待機者が出ている特別養護老人ホーム(特養)の利用希望者は今後も確実に増えます。新しい施設がすぐに必要です。
プロフィール
- 昭和32年4月生まれ 満57歳
- 学歴
関宿小学校・関宿中学校卒業
埼玉県立越谷北高等学校卒業
大原簿記専門学校卒業
- 職歴
江川会計事務所勤務
税理士法人永光パートナーズ勤務
税務・会計のスペシャリスト
- 活動歴
関宿小学校PTA本部役員
JAちば東葛総代
関宿ふれあい運動会実行委員等を歴任
- 家族構成
妻・三女(20歳・21歳・26歳)
- 座右の銘
虎穴に入らずんば虎児を得ず
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