シミュレーションRPGの敵AI思考ルーチンを解説した書籍『タクティカルRPGのAI技術入門』が発売されることが決定した。
「タクティカルRPGのAI技術入門」
— 土田善紀@技術書典9 (@tsuchidasama) September 8, 2020
9/12の技術書典9に合わせ、電子版が発売予定です。
詳しくはnoteをご覧ください。
そして素敵な表紙を描いて下さった、@yukasaba さん、ありがとうございました。https://t.co/sAVbS9EQGH
著者は『ファイナルファンタジータクティクス』、『ベイグラントストーリー』、『ファイナルファンタジーXII』などにプログラマーとして携わったことがある、現スクウェア・エニックスの土田善紀氏。価格は2500円。全358ページ、A5サイズ。
同人誌であり、まずは9月12日(土)~9月22日(火)まで開催されるオンラインイベント「技術書典9」にて電子版を販売する。また10月7日(水)には書籍版がBOOTHにて販売される予定となっている。

この書籍は、タイトル通り、タクティカルRPGあるいはシミュレーションRPGについてのAI技術入門書となっている。もともとは学生向けに書かれており、難解なAIをなるべくわかりやすく解説。土田氏によると噛み砕いて説明したことで、358ページもの大ボリュームになってしまったという。
またシミュレーションRPGを知らない人にとっては難しいかもしれないが、学生やプログラマー以外にも楽しんでもらえる入門書になっているとのこと。『ファイナルファンタジータクティクス』ファンには特におすすめの一冊となっていそうだ。
発売に先駆けて、BOOTHでは43ページのサンプル版を無料で読むことができる。購入の参考にしてみてはいかがだろうか。
ライター/福山幸司