三重県亀山市で去年10月、当時5歳のブラジル人の男の子が虐待を受けて死亡した事件で、同居していたメキシコ人の男が傷害致死の疑いで再逮捕されました。

 再逮捕されたのは鈴鹿市に住むメキシコ国籍の建設作業員、ワタナベ・ゲバラ・アレハンドロ容疑者(42)です。

 ワタナベ容疑者は去年10月、同居していた内縁の妻と共謀のうえ、自宅で預かっていた友人の息子のチアゴ・ファン・パブロ・ハシモトちゃん(当時5)に平手で叩くなどの暴行を加え死亡させた傷害致死の疑いが持たれています。

 警察はワタナベ容疑者の認否を明らかにしていません。

 ワタナベ容疑者は、チアゴちゃんの体に熱したフライ返しを押し付けてヤケドを負わせた傷害の罪などで既に逮捕・起訴されていて、現在裁判が続いています。