【新型コロナウイルス】 日本の首都東京で感染者急増　新たに463人

日本（にほん）で、新型コロナウイルス感染者の急増に歯止めがかけられない状態が続いている。

首都、東京都（とうきょうと）では、7月31日に確認された1日の新規感染者の数が463人になったことが明らかになった。

過去最多となった昨日（7月30日）の367人を約100人上回り、またしても記録を更新した。この数は増えることが予想される。

小池百合子（こいけ　ゆりこ）知事は、日本時間の午後に行った定例記者会見で、新たに確認された新型コロナウイルスの感染者の数が463人になったことを発表し、「今後、状況がさらに悪化した場合には東京都独自の緊急事態宣言を発することも考えざるを得ない」との見解を示した。

小池知事は、「さまざまな夏の計画があるかと思うが、今年は残念ながら例年と違う夏になる。今ここで対策を緩めてはいけない。その意識を皆と共有し、感染拡大防止の取り組みを加速していく」と述べ、感染拡大防止への協力を求めた。

記者会見で、小池知事自身が出演した、適切な感染防止対策を取った店などに交付される認証マーク「虹のステッカー」のPRビデオが流され、事業者には「虹のステッカー」を取得するよう、東京都民には「虹のステッカー」が貼ってある安全な店に入るよう呼びかけが行われた。

2020年7月31日 金曜日

文責： 浅野　涼子