亀山6歳暴行死、再逮捕へ 同居の男、傷害致死容疑

2020年9月9日 16時00分 (9月9日 16時00分更新) 会員限定
 三重県亀山市で昨年十月、ブラジル国籍の男児=当時(6つ)=が外傷性の脳障害で死亡した事件で、県警は九日、同居していたメキシコ国籍の建設作業員ワタナベ・ゲバラ・アレハンドロ被告(42)=同県鈴鹿市竹野二、男児への傷害罪などで公判中=を、傷害致死の疑いで再逮捕する。捜査関係者への取材で分かった。
 亡くなったのは、チアゴ・ファン・パブロ・ハシモトちゃん。捜査関係者によると、ワタナベ被告は昨年十月中旬、当時暮らしていた亀山市内のアパートの自室で、チアゴちゃんに暴行を加え、同月二十八日、急性硬膜下血腫で死亡させた疑いが持たれている。
 ワタナベ被告は、昨年六月ごろ、チアゴちゃんに熱したフライ返しを押しつけてやけどを負わせたほか、同居していたチアゴちゃんの兄(9つ)の頭を壁に打ちつけたとして、傷害容疑などで逮捕、同罪などで起訴され、公判が続いている。
 虐待を巡っては、ワタナベ被告と内縁関係のベルムデス・パーラ・ラケル・ジュディ被告(39)=チアゴちゃんへの暴行罪で懲役一年、執行猶予三年の有罪判決が確定=も日常的に加わっていた疑いが持たれているが、県警...

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