有名中華料理店「梅蘭」で不法就労したとして、神奈川県警国際捜査課は9日、出入国管理法違反容疑で同店従業員の李妹妹容疑者(30)=横浜市神奈川区富家町=ら男女7人を逮捕した。

 李容疑者ら3人は否認し、4人は認めているという。

 逮捕容疑は1月20日~7月15日ごろの間、在留資格で接客業務が認められていないのに、神奈川県内と東京都内にある梅蘭の店舗で、配膳やレジ打ちなどの業務に当たった疑い。

 同課によると、7人は梅蘭を経営する源玉商事(横浜市中区)に雇用されていた。別事件で逮捕された容疑者の供述から不法就労が発覚。同課は9日、同容疑で源玉商事と勤務先の4店舗を家宅捜索した。

 同社のウェブサイトによると、梅蘭は創業約30年の老舗中華料理店で、首都圏や愛知県、京都府で20店舗を展開している。