今日は、椎葉村で施工中の鹿野遊（かなすび）集水井戸の現場報告をしたいと思います。

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この工事は、集水井戸を掘り、地すべりの原因となる地下水を抜く工事です。

現在、集水井戸の掘削工事が始まり、１５ｍの内、約８ｍほど掘削が進んでいます。

掘削は、テレスコバックホウと言う機械で行います。

この機械のバケットが開閉し、土を掴んで持ち上げます。

またアームは伸び縮みし、最大１７ｍまで届きます。

５０ｃｍ掘削する度にライナープレートと言う鉄でできた土留材を設置していきます。

掘削が６ｍに達したら、ライナープレートを補強するために、補強リングを取付けます。
これは、Ｈ鋼でできた円形の補強枠です。

今後、設計深さ（１５ｍ）まで掘り進んだら、水抜き用の排水ボーリングと水を集めるための集水ボーリングを行います。

この鹿野遊と言う地区は、五ヶ瀬町とのほぼ町境にあります。
現場から見える五ヶ瀬町の山を見ると、まだ雪が降っているそうです。

寒い中での作業、本当にご苦労様です。

しかし、先日もお伝えした通り、現場の日当たりのいいところを見ると、綺麗な梅の花が咲いているとのことです。

寒さの中に、春の足音が聞こえてきそうな景色ですね！

現場の様子は、随時お伝えしたいと思います。