先日、ジムニートランスファの2本レバーを製作したが、今回は1本レバーで2W/Lowに切替えする改造に再挑戦。10数年前にこの切替改造を行い、超低速トランスファに組み込んだが、試走も含めて使用したことはなかった。この種のトランスファはオークションによく出品されているが、大方の方式はレバーを4W/Lowポジションから左に寄せて前方へ押すものである。(下図②)
この方式は操作性に優れるが、2本のフォークロッドの移動防止ロック機構を解除するため、駆動系衝撃等で万一、4駆抜けやニュートラルへの切り替わりが生じると、レバーで復帰させることができない。(レバーを抜いて復帰させる必要あり)
これを改善する方式を思いつき、早速試作し実車搭載による確認試験を実施した。 そのシフトレバーの操作図を下図③に示す。
その特徴点は、2W-Lowへの切替ができる他、2WのままHi/Lowをスピーディに切替ることができ、また、万一、4駆抜け等が生じてもレバー操作で復帰することができる。
このワンレバー自在シフト方式の特徴は、シフトレバーの前後移動経路を3列としていることである。中間に経路を設けて、2W/4Wシフト側とHi/lowシフト側へ自由に移動し、自由自在なシフト操作ができるようになっている。
機能は異なるが、トランスミッション・シフトレバーのニュートラルのようなものである。
ここまで話すと賢明な訪問者は、内部の改造方法は大方検討が付くと思われるため、詳細説明は割愛する。

実走行試験を実施した結果は、レバー操作が自在にできる事の裏返しとして、今どのポジションにあるのかがとっさに分からない。これは緊張の中で切替えする競技用としては落第であろう。
改造製作に半日、乗せ替えに半日を費やし、意気揚々と乗り出したんだが、意外に期待外れであった。 機能的には優れた方式だと思うんだが・・・(T_T)
ただし、操作に慣れてくれば問題ないとも思われるので、このまま我が愛車JA11Cで使用することとした。
今回の試料トランスファは2型であったが、年代によって細部に違いがあることが分かった。気付いた点は以下のとおり。
・最新型のフォークロッドのロック用スプリングが2W/4W側は2層である。
・Low/Hi側のスプリング締め付けボルトが当初は、6角ボルトである。
・オイルドレン、同注入口が、当初は6角ボルトである。その後6角穴付きボルトに変更。
・オイル注入口周囲の形が異なる。
・切替用のスプラインスリーブ(大きな円環)の形状、材質(色)が異なる。
・オイルシール(インプット、アウトプットフロント)の形状が異なる。
・4W表示センサーのリード線色やコンパウンドが異なる。最新型はリード線引き出し部にキャップが用いられている。
・操作レバー先端の形状が丸形→角形へ
・操作レバーの握り部が数回進化している。
これらの変更については、いずれも互換性があり特に気にする必要はない。
この方式は操作性に優れるが、2本のフォークロッドの移動防止ロック機構を解除するため、駆動系衝撃等で万一、4駆抜けやニュートラルへの切り替わりが生じると、レバーで復帰させることができない。(レバーを抜いて復帰させる必要あり)
これを改善する方式を思いつき、早速試作し実車搭載による確認試験を実施した。 そのシフトレバーの操作図を下図③に示す。
その特徴点は、2W-Lowへの切替ができる他、2WのままHi/Lowをスピーディに切替ることができ、また、万一、4駆抜け等が生じてもレバー操作で復帰することができる。
このワンレバー自在シフト方式の特徴は、シフトレバーの前後移動経路を3列としていることである。中間に経路を設けて、2W/4Wシフト側とHi/lowシフト側へ自由に移動し、自由自在なシフト操作ができるようになっている。
機能は異なるが、トランスミッション・シフトレバーのニュートラルのようなものである。
ここまで話すと賢明な訪問者は、内部の改造方法は大方検討が付くと思われるため、詳細説明は割愛する。
実走行試験を実施した結果は、レバー操作が自在にできる事の裏返しとして、今どのポジションにあるのかがとっさに分からない。これは緊張の中で切替えする競技用としては落第であろう。
改造製作に半日、乗せ替えに半日を費やし、意気揚々と乗り出したんだが、意外に期待外れであった。 機能的には優れた方式だと思うんだが・・・(T_T)
ただし、操作に慣れてくれば問題ないとも思われるので、このまま我が愛車JA11Cで使用することとした。
今回の試料トランスファは2型であったが、年代によって細部に違いがあることが分かった。気付いた点は以下のとおり。
・最新型のフォークロッドのロック用スプリングが2W/4W側は2層である。
・Low/Hi側のスプリング締め付けボルトが当初は、6角ボルトである。
・オイルドレン、同注入口が、当初は6角ボルトである。その後6角穴付きボルトに変更。
・オイル注入口周囲の形が異なる。
・切替用のスプラインスリーブ(大きな円環)の形状、材質(色)が異なる。
・オイルシール(インプット、アウトプットフロント)の形状が異なる。
・4W表示センサーのリード線色やコンパウンドが異なる。最新型はリード線引き出し部にキャップが用いられている。
・操作レバー先端の形状が丸形→角形へ
・操作レバーの握り部が数回進化している。
これらの変更については、いずれも互換性があり特に気にする必要はない。
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私のパターンで良ければ、今度練習会等で会ったときにお話ししますよ♪
左右の完全独立、シフト位置も間違えず、競技中も1本のレバーの操作のみ、2WDと4WDの切り替えだけですので、キャンバーが付いてる斜面等で停止すると登りきらない場合のときなど、2WDのターン後、動いてる状態で4WDに切り替えて、登っていきます。
選手会おつかれでした。
私のパターンで良ければ、今度練習会等で会ったときにお話ししますよ♪
左右の完全独立、シフト位置も間違えず、競技中も1本のレバーの操作のみ、2WDと4WDの前後切り替えだけですので、キャンバーが付いて斜面等で停止すると登りきらない場合のときなど、2WDのターン後、動いてる状態で4WDに切り替えて、登っていきます。
今度ASLGで、[うっち~まつり]するときは、連絡しま~す。
トランスファ改造の件、よろしくお願いします。
[うっち~まつり]も是非お願い致します。
とんでもない、大先輩にお願いしますなどと・・。
こちらこそ、良きアドバイス、ご指導の程、宜しくお願いします。
ちなみに、ちゃむちゃむさんは練習のときでも、イジワルです(笑)
おらっちはうっち~さんに何度、血祭りにあげられたことか・・・・
でもそのおかげで最近またレベルアップできました~
兎に角、参加させて頂きますので、よろしくお願いしますm(_ _)m