2020年09月08日 16時00分 公開
「昨日の夜はスゴかった」プレバト初の夫婦参戦!LiLiCo&純烈・小田井がラブラブ発言?
9月3日放送の「プレバト!!」俳句査定は、LiLiCoと純烈・小田井涼平が番組初の夫婦参戦。「ファンにはお洒落な言葉を使う年配の方も多いので、自信あります」と強気の小田井だったが、LiLiCoは「昨日の夜は(緊張が)スゴかったんですよ」と暴露。しかし、言葉足らずで誤解を招くコメントに小田井は「意味が変わるから!」と大慌て。結局、小田井は“才能ナシ最下位”に沈んで意気消沈。“凡人3位”だったLiLiCoからも「おかしいよね?」と冷たく言い放たれてしまった。
「先生のYouTubeは脱線話ばっかり」LiLiCoのツッコミに夏井先生苦笑い
今回は「お箸」をお題に、ランキング戦にLiLiCo、純烈・小田井涼平、高橋光臣、3時のヒロイン・福田麻貴の初参戦4人と、2度目の挑戦となる朝日奈央が登場。
番組初の夫婦で参戦したLiLiCoと小田井だったが、妻に格好いいところを見せようとする小田井は「ファンにはお洒落な言葉を使う年配の方も多いので。自信あります」と強気にアピール。しかし、実際には相当緊張していたようで、LiLiCoが「昨日の夜は(緊張が)スゴかったんですよ」と暴露したが、言葉足らずの誤解を招くコメントに小田井は「意味が変わるから!」と大慌て。
<凡人3位>
いくつもの月乗り越えて夫婦箸
LiLiCo
「47歳で結婚してたくさんの時間を乗り越えたので。それを"月"で表したのと、やっぱりこの人とずっと一緒にいようと思ったのも秋だったので、それも掛けて」
まずまずの順位にうれしそうな妻の横で、小田井は「生で奥さんのコメントを聞くのは、ごっつ恥ずかしい...」と赤面すると、LiLiCoも「こっちも恥ずかしいわ!」。俳人・夏井先生は「流れは悪くない」としながらも「問題は"月"です。ムーンなのかマンスなのか分かりにくい。季語として立てないと俳句としては足腰が弱い」と指摘し、「夫婦で"乗り越え"たいのは分かりますけど、ここで乗り越えなくてもいいです」とにやにや。照れる2人を前に添削に着手した。
<添削後>
幾とせの月よ今宵の夫婦箸
「"幾とせの月よ"と言ったら毎年の月を愛でていると分かります。さらに月を補強します。"今宵"とすればムーンと分かりますよね」
添削に納得しまくりのLiLiCoだったが、「先生のYouTubeを見たけど、脱線話ばっかりでよく分からなかった」とYouTubeは参考にならなかったことをツッコむと、夏井先生は思わず苦笑い。査定を見守っていた永世名人の梅沢富美男も「たまに酒飲んでいるからな」と言い出し、先生は「ちゃんと話してますよ!」と慌てて"飲酒疑惑"を否定していた。
「おかしいよね?」「分かっとるがな!」LiLiCo&小田井があわや夫婦喧嘩
その後は高橋が"凡人4位"、朝日が"凡人2位"となり、小田井と福田の一騎打ちに。梅沢が「最下位だったら、今日の飯食わせないと思うよ」と煽ると、小田井は「ヤバいな...」。しかし、無情にも福田の"才能アリ1位"が発表され、小田井はイスから転げ落ちてしまう。
<才能ナシ最下位>
子の歩み後の衣替え箸の丈
純烈 小田井涼平
「子供の頃に親が衣替えの時期に、大人の箸の長さに変えてくれたんです。そういうところでも親は子供の成長を見ているんだなと詠んでみました」
梅沢が「"後の衣替え"が"中八"なんですよ」と指摘すると、小田井は「中八って何ですか?」。全く気付いていない夫にイラついたLiLiCoは「真ん中8字じゃん」。さらに、「おかしいよね?」「数えてよ!」とトゲのある言葉を連発し、小田井も「分かっとるがな!」と応戦。あわや夫婦喧嘩かと思われたが、MCの浜田雅功が「LiLiCoさ、怖い顔すんな」とナイスなツッコミでカバーした。
<添削後>
子の袖も箸も秋なる衣替え
夏井先生は「問題点はたくさんあります。三段切れである。中八。さらに"歩み"も非常に抽象的な言い方です」と添削に着手し、「こうすれば袖も箸も長くなったと想像できるでしょ」。小田井は「直されたら、僕の言いたかったことが全てクリアに入ってきた」と劇的添削に衝撃を受けていた。
「これは村上ワールド」夏井先生がフルポン村上の句を大絶賛
特待生昇格試験は、「永世名人への道」に挑む名人10段・フルーツポンチ村上健志、句集出版を目指して「富美男のお手本」を詠む永世名人・梅沢富美男が登場。
<1つ前進 ☆2つ→3つ>
秋朝やバタにフォークの穴四つ
フルーツポンチ 村上健志
「さわやかな秋の朝ですね。単純に朝食のバターにフォークの穴が開いているだけなんです。フォークで切り取ったのかもしれないし、塗る時に離した穴があいているだけかもしれない。そこで皆さんがどう物語を思うかは、僕からの余白のプレゼントです」
スタジオからは「(プレゼントは)いらんな~」とため息が漏れたが、査定結果は「1つ前進!」。村上は「よろこばし~!」を連発してドヤ顔を決めた。
夏井先生は「"穴四つ"が俳句の種になることをこの人はよく知っているんですよね」と褒めたたえ、「バターって言ってもいいが、"バタ"とあえてしているのが分かります。理由の1つはバターにすると中八になってしまう。2つ目は"バタ"と言った時の日常の生活感が微妙に変わってくるんです。俳句や短歌ではスプーンを"スプン"と書くことがありますが、日常感が薄まってお洒落な感じになる」と解説。
「さわやかで美しい食卓のイメージから"穴四つ"だけに焦点を絞る。季語が"秋朝"でなくてもいいように思えますが、これは村上ワールドとして選ばれた季語だと考えましょう」
一方、「富美男のお手本」に挑む梅沢は「野分の夜ほぐす卵ののの形」と詠み、村上に対抗するように「これが富美男ワールド、梅沢ワールドだ!」と豪語。しかし、結果は"ボツ"。「なんで村上ワールドがあるのに、俺のワールドはどうなってんだ?」と納得がいかない様子だった。
◇
さて、次回の俳句査定のお題は・・・
芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/