宮川紗江 高須クリニックとの契約満了 パワハラ騒動から2年「高須院長が救ってくれなかったら、五輪の夢途切れていたかも」

宮川紗江
宮川紗江

 体操女子の宮川紗江(20)が31日、自身のSNSを更新し、18年8月のパワハラ騒動から約2年間、サポートを受けていた高須クリニックとのスポンサー契約が終了したことを報告した。

 「文字では伝えたいことが伝えきれないので、メッセージを動画にしました」と記し、動画もアップした。

 「高須院長には2年前、私が一番辛かった時期に救って下さって、あの時に高須院長が救ってくれなかったら、手を差し伸べてくれなかったら、今私は体操活動できていなかったかもしれませんし、あの時点で五輪という夢は途切れていたかもしれないので、本当にありがとうございました」と感謝の思いを述べた。

 1年延期となった東京五輪では「良い結果を出してメダルを持ち帰って、高須院長にかけてあげたいなという目標ができた」と語った。

 9月の全日本シニア選手権(高崎アリーナ)が高須クリニック所属として出場する最後の大会となる。その後の所属については、現時点では未定で「所属が決まったら、また新しいチームで出発になる」という。

 宮川は18年8月に日本協会幹部からパワハラを受けたと主張。騒動の渦中に宮川の支援を表明したのが高須クリニックの高須克弥院長だった。

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