挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
転生したら悪役令嬢だったので引きニートになります(旧:悪役令嬢は引き籠りたい) 作者:フロクor藤森フクロウ
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
119/119

契約4

契約成立(仮)。

累計1800万PVありがとうございます!


「………あとできっちり聞かせてください。長くなりそうなので、また今度」


「ごめんなさいね。急に……少し、気になることがあるのよ」


「承知いたしました」


 予想外のところから攻めていく。やはりアルベルティーナの視点はどこかおかしい。


(だが、悪くない。貴族たちは互いを監視し合っているが、民衆や王宮魔術師などには全く目を向けていない――権力はないが、彼らの実力は本物だ)


 目の前にずっといた使い勝手のいいフォルトゥナ公爵家をあまり頼らなかったことも、ジュリアスにとっては都合がいい。

 アルベルティーナは気づいていないが、フォルトゥナ公爵はずっと気にかけている。余りに不憫な孫娘。大きな軋轢。贖罪の機会をうかがっている。

 その華奢な背に圧し掛かったあまりに大きな役目を、望まずに得た立場を理解していた。

 鉄壁に見えたフォルトゥナ公爵のあまりに不器用な姿。手持ちのカードを確認せずとも、付け入るに十分だった。

 大勝負の予感にぞくぞくと背筋に快楽が這い上がる。武者震いのような興奮だ。それを押し隠しながら、ジュリアスはサンディスライトを見つめる。


「貴方はどんな形にする?」


「私も指輪で。分かりやすいように念のためデザインは違うもので」


「そうね、ジュリアスは――こんなのはどうかしら?」


 そういって重ねた手を開くと、そこには象嵌の指輪があった。精緻で複雑な文様をミスリルの銀とサンディススライトの緑がぐるりと一周している。瀟洒で機能美を伴う指輪だ。

凹凸も少なくいから手袋が薄手でも目立たなそうだ。ジュリアスは柄にもなく、そのシンプルながらも美しい指輪に見惚れた。

 アルベルティーナも指輪の出来に満足したのか、ほんの少し表情を緩めたてゆっくりと手を引く。その手を掴んで、ジュリアスは口づけをする。


「では……これから末永く、良しなに」


 その声音は柔らかいが、とろりとした甘さを感じた。

 アルベルティーナが先ほどより更なる戸惑いの表情を浮かべたが、ジュリアスが艶笑を深めるより先に、無言でアンナがジュリアスの腕に燃え盛る燭台を突きつける。

 腹心の侍女の目は深淵の毒沼地のようだった。淀んでいる。そして、今までになくひん曲がった口が容赦なく不服を申し立てていた。ジュリアスが何か言うより先に、無言で燭台をぐいぐい火が付いたまま押し付けようとするので、とっさに蝋燭を折って火を消した。

 アンナはがっかりした。そして、静かに蝋燭を引き抜き、蝋を差すための鋭い鋲を見て今度はそれをジュリアスに振りかぶる。

 純粋な殺意がすごい。機械的なのに、こいつ殺したいという無言の圧力がすごい。

 これから口説こうという絶妙なタイミングを邪魔されたジュリアスのこめかみがひくりと動くが、アンナの深淵の瞳の前に無言で後退した。

 俄かにぴりついた中に割って入ったのはミカエリスだった。身を引くジュリアスと殺意に震えるアンナの間に立った。燭台はミカエリスがそっと奪い、レイヴンに預けた。

 アルベルティーナは静かな攻防に首を傾げている。何かの遊びと思っているのかもしれない。

 王家の瞳と称えられるその瞳は静かだ。静かすぎる程だ。

 ずっと付き纏う違和感はぬぐえない。だが、ミカエリスは座るアルベルティーナの前に膝をついた。まっすぐこちらを見ているのに、どこか茫洋して見える緑の瞳。


「アルベル……いいのか?」


「うん、決めたの。自分でこうするって、決めたのよ」


 迷いはない。

 穏やかだが、頑なさすら感じる。既に迷う段階は、彼女の中でとっくに終わっているとミカエリスは理解した。


「公爵様は幸せになれといった……この石をもって、外に逃げることも可能だったはずだ。

そうすればサンディスライトは高価な魔宝石。貴女の瞳も、外国なら普通の目だ」


「……逃げたくないの。わたくしは、守られて閉じこもるばかりではダメだって気づいたの」


 我慢して、耐えて、隠れて、ずっと大人しくしていても大事なものはなくなってしまった。

 アルベルティーナはひたすら『お父様』の為にいい子にしていた。最初はゲームシナリオの強制力を恐れてだった。しかし、ずっと守り続けてくれる父親へ深い信頼と愛情を抱いた。大好きなお父様の傍にいられたから、苦しくなかった。胸を張って幸せだったと言えた。

 人並みな幸せは最初からなかった。歪な箱庭がかわりに与えられていた。

 それでも、アルベルティーナははっきりと幸せだと言葉で表情で全身で言っていた。

 その根底が崩れてしまった。


「だから戦うと?」


「ええ、おかしいことかしら」


「ならば止めません。修羅の道となろうとも地獄まで、貴女と共に」


 大切なモノのために戦う。

 その決意を謗る権利などミカエリスにありはしない。

 運命を、王家を、国を、貴族を恨んでもおかしくない境遇だ。

 ミカエリスもアルベルティーナからサンディスライトを受け取る。


「一番に、唯一になれなくても?」


「これからでしょう。貴族の中に、ずっと肖像画だけで結婚式で初めて顔を合わせるものも珍しくない」


「他に夫を作るといっている女でも?」


「アルベルの立場で駆け落ち以外に一夫一妻は難しいでしょう。

 そして、私、いえ私たちは貴女を匿い続けて守るほどの実力もない」


「不誠実よ。わたしくしは」


「私はそうは思いません。貴女が困ったときに、私を思い出して手を伸ばした。それだけで十分です」


「………変な人ね。いいえ、変な人たちだわ」


 ため息をついたアルベルティーナが、哀しそうに見えたのは気のせいだろうか。

 ミカエリスが握った手は相変わらず白く小さい。この柔らかい手に触れるとき、いつも緊張していた。庇護欲以外にも、妹とは違う感情を抱いていたから。


「私も指輪へ」


「二人に合わせなくてもいいのよ?」


「あの二人が別の形にしていても、指輪を希望していましたよ」


 ふわりと魔力が流動するのが判る。アルベルティーナが手を離せば、そこには薔薇の意匠の指輪があった。一際大きな粒のサンディスライトが薔薇の形をしている。そして、その周囲を蔓や葉を模したミスリルの精巧なリングとなっている。

 女性的なデザインのように見えて、不思議とミカエリスに良く似合っている。


「顔色が悪いです、アルベル。寝室へ。どうかお休みください」


 見上げた時、真っ青な顔色が目に入った。

 聞きたいことも、話したいことももっとあったが、真っ先に口を突いて出たのはその言葉だった。

 キシュタリアたちも気づいたのか慌ててアンナを呼ぶ。

 アルベルティーナは体が強くないし、以前魔力の枯渇を起こして倒れた。魔力を使うこと、魔法を使うことを未だに制限されたままだ。いくら魔力が多い方とはいえ、それでも体力の衰えた分も取り戻し切っていないと言えた。

 先ほどの魔石とミスリルの指輪を作るのに、魔力を多く消費したのは十分考えられる。


「レイヴン、運んで。アンナは薬湯用意して」


「だいじょうぶ、です。まだ話の途中で」


「いえ、もう結構です。この契約書について、三人で話を詰めたら報告します」


 ジュリアスが強引に話しを切る。前髪を払い、素早く額に手を当てて熱の確認をし、目を確認するために顔を掴んでいる。

 アルベルティーナは納得がいっていないようだが、アンナに促されてついに折れた。


「………解りましたわ。今日はお集まりいただきありがとうございましたわ。ご機嫌よう」


 青ざめた顔のまま、誰の腕を取ることもなくアルベルティーナは踵を返す。

 だが、そんな頑なな空気を読まないレイヴンが捕まえて、そのまま横抱きにして寝室へと運び込んだ。そのあとそすぐさま追うアンナ。

 あれなら、アルベルティーナがいくら抵抗しても間違いなく寝室に詰め込まれるだろう。




読んでいただきありがとうございました。

ちなみにアルベルが気にするほど、三人たちにデメリットはない。

余計な男が付く方がよほど不愉快だしデメリットが多い。

キシュタリア→ラティッチェ公爵当主の座。

ミカエリス→ローズ商会等の経済提携が安心して続けられる。

ジュリアス→大出世。

キシュタリア以外にラティッチェを継いだ方がよほど困るのは三人も同じです。

ローズ商会もミカエリスの特産物も品質の高さからのブランド力があるので、下手に弄られては信用問題にかかわるので。

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。

感想は受け付けておりません。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

悪役令嬢、ブラコンにジョブチェンジします

【☆書籍化☆ 角川ビーンズ文庫より1〜2巻発売中です。コミカライズ企画進行中。ありがとうございます!】 お兄様、生まれる前から大好きでした! 社畜SE雪村利//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全142部分)
  • 9114 user
  • 最終掲載日:2020/09/06 08:00
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった

◇◆◇ビーズログ文庫から1〜4巻大好評発売中です。 ◇◆◇コミカライズ新シリーズ連載中!! ◇◆◇詳細へは下のリンクから飛べます。  私の前世の記憶が蘇ったの//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全229部分)
  • 7128 user
  • 最終掲載日:2020/04/24 07:00
地味で目立たない私は、今日で終わりにします。

 エレイン・ラナ・ノリス公爵令嬢は、防衛大臣を務める父を持ち、隣国アルフォードの姫を母に持つ、この国の貴族令嬢の中でも頂点に立つ令嬢である。  しかし、そんな両//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全201部分)
  • 7650 user
  • 最終掲載日:2020/08/13 06:00
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す

【R2/5/15(金)アース・スターノベルよりノベル3巻発売。R2/4/11アース・スターコミックスよりコミックス1巻発売。ありがとうございます&どうぞよろしく//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全127部分)
  • 8090 user
  • 最終掲載日:2020/07/29 22:00
転生先で捨てられたので、もふもふ達とお料理します   ~お飾り王妃はマイペースに最強です~

【書籍版1巻重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】 【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全104部分)
  • 8352 user
  • 最終掲載日:2020/09/07 20:28
ドロップ!! ~香りの令嬢物語~

【本編完結済】 生死の境をさまよった3歳の時、コーデリアは自分が前世でプレイしたゲームに出てくる高飛車な令嬢に転生している事に気付いてしまう。王子に恋する令嬢に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全124部分)
  • 6640 user
  • 最終掲載日:2020/09/01 00:00
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。 ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全318部分)
  • 7177 user
  • 最終掲載日:2020/09/08 07:00
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 7634 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?

「ひゃああああ!」奇声と共に、私は突然思い出した。この世界は、前世でプレイしていた乙女ゲームの世界だって。 前世ではアラサー喪女だったから、「生まれ変わったら、//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全86部分)
  • 6260 user
  • 最終掲載日:2020/08/15 22:00
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

※書籍化・コミカライズします※ 「リーシェ! 僕は貴様との婚約を破棄する!!!」 「はい、分かりました」 「えっ」 公爵令嬢リーシェは、夜会の場をさっさと後に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全67部分)
  • 9437 user
  • 最終掲載日:2020/09/06 19:41
転生王女は今日も旗を叩き折る。

 前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。 え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全213部分)
  • 8480 user
  • 最終掲載日:2020/09/07 00:00
転生したら乙女ゲーの世界?いえ、魔術を極めるのに忙しいのでそういうのは結構です。

【KADOKAWA/エンターブレイン様から書籍版発売中】 【2019年9月からコミックウォーカー様にてコミカライズスタート&書籍発売中】 「気付いたら銀髪貴族//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全289部分)
  • 7030 user
  • 最終掲載日:2020/09/08 10:35
誰かこの状況を説明してください

貧乏貴族のヴィオラに突然名門貴族のフィサリス公爵家から縁談が舞い込んだ。平凡令嬢と美形公爵。何もかもが釣り合わないと首をかしげていたのだが、そこには公爵様自身の//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全202部分)
  • 6615 user
  • 最終掲載日:2020/08/07 21:57
【WEB版】転生したら15歳の王妃でした 〜聖女のチートなんて興味がないし、気ままにおいしいごはんを作ります~

【毎日更新中です】 ※WEB版と書籍版では内容がかなり異なります(書籍版のほうは恋愛メインのお話になっています。登場人物の性格も変更しました) 過労死した社畜O//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全86部分)
  • 6328 user
  • 最終掲載日:2020/09/09 00:00
魔導具師ダリヤはうつむかない

「すまない、ダリヤ。婚約を破棄させてほしい」 結婚前日、目の前の婚約者はそう言った。 前世は会社の激務を我慢し、うつむいたままの過労死。 今世はおとなしくうつむ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全296部分)
  • 8622 user
  • 最終掲載日:2020/09/05 19:54
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全484部分)
  • 6659 user
  • 最終掲載日:2020/09/08 00:00
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。〜ラスボスチートと王女の権威で救える人は救いたい〜

8歳で前世の記憶を思い出して、乙女ゲームの世界だと気づくプライド第一王女。でも転生したプライドは、攻略対象者の悲劇の元凶で心に消えない傷をがっつり作る極悪非道最//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全954部分)
  • 6309 user
  • 最終掲載日:2020/09/08 18:00
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全117部分)
  • 8828 user
  • 最終掲載日:2020/09/07 12:00
二度と家には帰りません!~虐げられていたのに恩返ししろとかムリだから~【Web版】

注意:web版と書籍版とコミック版とでは、設定やキャラクターの登場シーン、文言、口調、性格、展開など異なります。 書籍版は一巻と一章はそこまで差はないですが、書//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全62部分)
  • 6081 user
  • 最終掲載日:2020/06/09 16:02
謙虚、堅実をモットーに生きております!

小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り//

  • 現実世界〔恋愛〕
  • 連載(全299部分)
  • 6192 user
  • 最終掲載日:2017/10/20 18:39
復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

大学へ向かう途中、突然地面が光り中学の同級生と共に異世界へ召喚されてしまった瑠璃。 国に繁栄をもたらす巫女姫を召喚したつもりが、巻き込まれたそうな。 幸い衣食住//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全119部分)
  • 6051 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 17:32
薬屋のひとりごと

薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が//

  • 推理〔文芸〕
  • 連載(全277部分)
  • 6740 user
  • 最終掲載日:2020/08/17 06:23
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 6355 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

❖❖9月25日書籍9巻、本編コミック6巻、外伝4巻発売!❖❖ ◆オーバーラップノベルス様より書籍8巻まで発売中です。本編コミックは5巻まで、外伝コミック「スイの//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全535部分)
  • 6831 user
  • 最終掲載日:2020/09/07 22:34
転生しまして、現在は侍女でございます。

※アリアンローズから書籍版 1~6巻、コミックス2巻が現在発売中。 ※オトモブックスで書籍付ドラマCDも発売中です! ユリア・フォン・ファンディッド。 ひっつ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全367部分)
  • 6539 user
  • 最終掲載日:2020/09/05 00:00
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全122部分)
  • 9173 user
  • 最終掲載日:2020/09/07 18:00
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻した。私、カタリナ・クラエス公爵令嬢八歳。 高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全51部分)
  • 7273 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 12:24
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 6110 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18