YouTuber「京都アニメーションを燃やした男は悪くない」と擁護し炎上
2019年7月18日、「遠藤チャンネル」(登録者数3万人)が、同日に起きた「京都アニメーション放火事件」について、「放火した男は悪くない」という主旨の動画を投稿しました。
33名の死者を出す平成以降最悪の放火事件
京都アニメーションの第一スタジオで放火による火災が発生し、建物が全焼。
33名の死者を出す、平成以降最悪となる放火事件となってしまいました。
京都アニメーションは「けいおん!」などを手がけたアニメ制作会社。
描き込みの多い丁寧な作画が持ち味で、「京アニクオリティー」という言葉が生まれるほど国内外にファンが多い。(朝日新聞)
この事件に、AppleのCEO「ティム・クック」をはじめ、国内外の著名人からも追悼のメッセージが寄せられています。
そんな中、遠藤は犯人を擁護する動画を公開し、炎上しました。
炎上商法で登録者を伸ばす遠藤チャンネル
「〜は悪くないっすね」という口癖が特徴の遠藤チャンネル。
時事問題に関し、世間の意見と真逆のスタンスで、炎上した人を擁護するスタイルの“物申す系”YouTuberです。
いわゆる“炎上商法”で登録者数を伸ばしており、この1カ月では約3倍に増加しています。
これまでも、マホトが暴行事件で逮捕されたときには「逮捕されたマホトは悪くない」、アバンティーズのエイジが事故で亡くなったときには「死去は当たり前」など、“逆張り”で注目を集めてきました。
動画「京都アニメーションを燃やした男は悪くない!」
動画内で
今回の京都アニメーションを放火した男について思ったことは…男は悪くないっすね。
と発言。
その理由について持論を展開しました。
なんでかって言うと、これ正当防衛なんですね。
彼は放火した際に「パクりやがって」と怒ってたんですよ。(中略)
彼は命をかけてアニメを作っていた訳ですよ。
それをパクられたってことは、彼を殺したのと同じことなんですよね。
だから彼は、殺されかけたから殺した。
これ、正当防衛ですよね。
なので、放火した男は悪くないということになりますよね。
と述べ、放火した男を擁護しました。
低評価率は96.4%
7月19日14時時点で、31万回再生されており、低評価は4万超、低評価率は96.4%に上ります。
同日に投稿された、「レペゼン地球」(登録者数182万人)のパワハラ騒動謝罪動画の低評価数は1万8000。
遠藤チャンネルは3万人しか登録者数がいないにも関わらず、低評価は倍以上で、大炎上していることが分かります。
コメント欄は批判の嵐
コメント欄では
この事件をネタにできる精神がわからん
33人もの人が亡くなったのに犯人は悪くないと言うのはおかしい。ネタだとしても不謹慎。こんなことやって何も思わないのだろうか?止めた方がいいと思う
遠藤!あんたの動画いつも楽しまさせてもらっているがこれだけはネタにするな!これはやりすぎ。直ちに消してくれ
といった批判のコメントで溢れていました。
遠藤のファンからも「一線を超えている」という声があがっており、さすがに今回ばかりは視聴者も怒りを抑えられなかったようです。
これからも同じスタイルで投稿を続けていくのか、注目です。