Go to 京都

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掃除をしていて、北海道旅行のパンフをみつけた長女が

ぽつんといった。

「行きたかったな~」

「パパが、逮捕されちゃったもんねえ」

と応じたら、長女は黙り込んだ。

 

我が家は北海道旅行にいく計画をたてていた。が、コロナや

夫の休みがとれず、のびのびになっていたのだ。北海道は広いから、母子だけでいくことも提案したのだが

「期間が短くてもいいから、家族四人で行きたい」

と子どもたちが主張した。

 

家族旅行

家族のだんらん

 

我が家が夫逮捕によって、永遠に失ったものだ。

 

北海道の代わりに、子ども達を京都に連れていく。

離婚前に、父子の対面をさせてやりたく、接見禁止の一部解除を求めている。検察は私のことを警戒しているようなので、私の申請は却下だろうが、子どもだけでもあわせてやってほしいと思っている。私の方は、離婚前に一度、夫を支えてくださっている弁護士さんにご挨拶しておきたいと考えている。仕事の域を超えて、よくやってくださる弁護士さんなので。

 

私の中の母性を手放したと同時に、希死念慮も消え

そして夫への怒りも収まっている。私が怒らなくても

検察が夫を懲らしめてくれているのだから、それでいい

と思えるようになった。

 

そして今は、子ども達を、母性の一部と父性の一部を

あわせもち、見守る姿勢をもっている。父を突然なくした

子ども達の精神を健全に成長させてやるには、何を

していけばいいのか考えたとき、父子対面は必要だと思った

のだ。

 

同様に、私は新しい彼氏候補らと食事や℡を重ねて

いるけれど、再婚するつもりはない。多感な年ごろを

迎える娘達なので、家庭内に遺伝子が違う男子が

いてはだめだろう。自分の父親でも、汚く感じるお年頃

になるのだからね。彼氏たちにしたって、

再婚の意志がない私と、長く付き合ってくれるわけも

ないから、一人の老後の

準備も考えておかねばと思います。男の人は

自分をみてほしいし、自分の世話をしてほしいもの

だからねえ。

 

昨日夫のものだとされるツイッターのアカウントを

はじめてみました。

寂しくて寂しくて、blogやツイッターを書きなぐっていた

のだ。私のように名前と顔を公開していれば

批判も誹謗中傷もよせられるから、暴走もなかった

だろうにね。私は子育てと診療所の世話が

忙しく、夫の話をろくにきいてやらなかったことを

少し後悔しています。

 

夫は結局、子どもが産まれても、父親には

なりきれなかったんだなと。子どものことをかわいがって

はいたけど、子どもの将来を見据えて、責任感を

もって関わってはいなかったのだと思う。

 

夫自身が子どもへの関わり方、向き合い方について

反省したことを、子どもに伝える場をつくることが

子どもにとっても夫にとっても、必要なんだろうと

思っています。

 

では今日も頑張ります。