神奈川県で新たに67人感染　横浜市で41人、川崎市８人など＜新型コロナ＞

　神奈川県内で５日、６７人の新型コロナウイルス感染が明らかになった。感染経路不明は３５人。県と５市の保健当局が発表した。

　横浜市の感染は４１人でうち経路不明は２１人。クラスター（集団感染）が起きた社会福祉法人「白根学園」（旭区）の障害者施設で新たに２人が感染した。聖隷（せいれい）横浜病院（保土ケ谷区）の３０代女性看護師も陽性で、同院での感染者は計５人となった。第三管区海上保安本部羽田特殊救難基地で２人目の感染者が出たほか、横浜市立中学校で３０代女性教諭の感染も判明。休校はしない。

　横須賀市は、共に７０代の男性２人の感染を発表した。うち１人は衣笠病院の入院患者。クラスターが発生した市立うわまち病院から衣笠病院に転院後に感染が判明した男性（その後死亡）と同室だった。当初は陰性だったが、その後の検査で陽性となった。うわまち病院の７階病棟関連のクラスターは２２人目。

　川崎市は８人の感染を発表し、経路不明は５人。

　相模原市は３人の感染を発表し、２０代と３０代の男性２人の経路が不明。

　藤沢市は７０代の女性と６０代男性の感染を発表した。共に経路不明。

　県は１１人を発表し、４人が経路不明。海老名市の６０代女性は、２人の感染者が出ていた訪問介護職の女性と同僚だった。

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