久保新二といっしょ！「人性激情」

「人性激情」・・誕生♪ 2
人性激情を唄うﾚｯｽﾝの中、昭和53年
「ますますのってます」と言うﾚｺｰ
ﾄﾞを出させてもらった時代があった
。大阪のﾎﾃﾙ阪急の前にある「ｼﾊﾞﾀ
の中華料理店の経営者で千鳥文子ﾏﾏ
がｽﾎﾟﾝｻｰだった・・。ｽﾎﾟｰﾂ界、芸能界の名のある人達が大勢寄ったものだ・・。お金があるからだろう。
ふと、ﾚｯｽﾝしながらこんなことが
走馬灯のように思い流れた。
我が儘放題の俺はｽﾀｼﾞｵで唄ｯた。
1、2度唄ｯて本番だったかなぁ。作詞した山本晋也、渡辺護監督も心配だからとﾚｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞを観にきていた。「頼むから、ﾚｺｰﾄﾞ会社の人達の言うことを聴いてくれ」と言ってたもんだ。唄なんか好きじゃねぇん
だから・・笑。若かったからね。
演歌家ﾚｺｰﾄﾞの木村菜緒先生は、俺
の著書やFacebookをみながら俺と言う存在を少しでも知ろうと言う努力に、俺も頭が下がった。一生懸命
やってるんだから、俺も最後のつもりで頑張らなきゃ・・こんな気持ち
になったね。菜緒先生ﾏｼﾞｯｸに乗せられたかもな・・。
ﾔﾊﾞｲ・「無理、声が出ねぇ」また
自分が出てしまった！と気付く。
先生は受け入れてくれ、ｿﾊﾞにいる
結城ひろしｻﾝも優しく笑いながら
ｱｲﾃﾞｱを出してくれた。この一体感
、人の和を感じた一瞬でもあった。
人は裏表ばかりで、いい加減な俺でもうんざりしている今日この頃なのに・・。
歌手の人達も死にもの狂いでｷｬﾝ
ぺ-ﾝをとっている。義理、不義理で
あちこち揉めている話をたくさん聞く。どの業界でも類似してるんだなぁと思ったつくつく。さ、少し
自分なりにﾚｯｽﾝして、本格的にﾚｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞまで持っていかないと
！いざ、人生最後の努力にしないと
・・。結城ひろしｻﾝの家に厄介になることにし、24時間毎日ひろしｻﾝと
行動を共にする・・。(続く)ｱｯﾁｮ！

「人性激情」の誕生・・♪
15年12月1 1日(金)・・新幹線金沢駅改札に、歌手の結城ひろしｻﾝが迎えに来てくれていた。簡単な挨拶から、車で向かったところは作詞作曲家の木村菜緒先生の家。
ひろしｻﾝ、先生とも初対面だが雑談の中いきなり「1度唄ｯてみましょうか、よかったら吹き込みますよ。久保新二で唄ｯてくれればいいですから」こんな返事だった・・。困惑したﾈまず。笑)。何度か部屋で人性激情を聴いたが先生の唄、結城ひろし
ｻﾝが唄ｯてるような訳にはいかない
さ・・。ﾌﾟﾛって凄いなぁ、これが
第一印象の本音だから・・それが
いまﾚｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞだと！。ﾏｼﾞに断りたかった。覚えるよりも曲、2人の唄に陶酔してたし自信もなかった。
人性激情を唄うきっかけは、2年前
に堅町の葡萄夜で俺のｲﾍﾞﾝﾄに、おぐら座の社長、順、結城ひろしと来てくれたのが縁だったね・・。
そんな関係から結城ひろしｻﾝの「ずぼら」「ぼったくり」の曲を聴く機会に出逢った。特に「ぼったくり」
と言うと歌舞伎町のｲﾒｰｼﾞがある。
日常茶飯事に事件が起きてる歌舞伎
町だ。聴いた後、結城ひろしｻﾝに
「ﾊﾞｶﾔﾛ、このぼったくりの唄は俺にﾋﾟｯﾀﾘの曲だろ！俺に歌わせろ」
ほんの冗談話だった・・。それが
まさか現実になろうとは・・。笑)
嬉しいね・・ｱﾊﾊ・。
業界で嫌われ者、最低男に再び唄の
仕事が来るとは世の中狂ってるかも
！。今年1月17日に出版したｱﾃﾞｭｰ
本が人生最後と思っていた・・そして石動三六から、来年50周年ですよと言われ、某TVのﾄﾞｷｭﾒﾝﾄ、ﾄﾞﾗﾏの話・・2年後の舞台の話も来ている
、合笑組のﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽ、俺のﾊﾚﾝﾁ劇場
のｲﾍﾞﾝﾄといろいろ詰まっているのだ。Vｼﾈで主題歌でやりたいと言う
話も来た・・。仕事なんざしたくねぇのに。ただ、人生1度しかないから悔いのない生涯を送りてぇだけ
なのさ！。下品こそこの世の花！
この言葉が使えねぇのが悔やむけど
！。
よし、ﾍｯﾄﾞﾎｰﾝを付けて唄ｯてみた。
うっとりする菜緒先生のｷﾞﾀｰの音色
を聴きながら♪肌を晒して時代を生きた・・俺の生き様 今では宝・・
曲に歌詞に酔いながら唄ｯた・・。
この縁結びが最後かも知れない・
のつもりで「人性激情」を唄う俺なのさ・・(続く) ｱｯﾁｮ！