カスタマーレビュー

2020年9月6日に日本でレビュー済み
ひとまず、すんごい面白いです。
男性が、男性自身のことを分かっていないから、男女感でこれだけ問題が起きるのだと理解しました。
でもそこには、母親として、彼女としての女性が助長を支援してしまった責任も感じます。
同時に自分の中の(私は女性ですが)男性性も自覚しました。
男に負けたくないから、ホモソーシャル(男性社会)な世界に脚を踏みれて勝とうと戦闘態勢に入ったり。
BLが好きなので、腐女子として男性を勝手に神格化したり、AV的に扱ったり。
「力や性欲、暴力的なもの=男らしさ」と解釈して”萌える”っていうのは…
複雑構造的ですが、実際のところ女性という身で、ファンタジーの世界で男性世界の中で優位になるための
妄想?なのかなとも思ったりします。
それがどこに起因した欲求なのか、と思うとこの「男性優位社会」の中で抑圧的に扱われたストレスの
裏返しなのか?
それともホモソーシャル(男性社会)世界に憧れがあるのに入れてもらえない恨みつらみなのか。
どちらにせよ男性を性的に搾取してやりたいという欲求は…すごく自分の中の「有害な男性性らしさ」から起因している気がします。
女性のワタシも、多分「有害な男性性」=「かっこいい」=「モテ」みたいな…発想があるのかもしれません。

話がそれましたが、自分は女で、男女どちらも子供がいる親なのですが、めちゃくちゃ心苦しくなりながら、反省しながら、ふむふむ納得しながら読んでます。