追記 (2016.5.5)
誠に申し訳ございませんが、2015年版のため以後更新はございません。私情ですが、最近は配信活動を全くしていないので、2016年版の記事作成も恐らくありません。ご了承くださいませ。情報は古い可能性がありますので、各配信公式サイトなどでご確認くださいますようお願い致します。
なお当ブログでアクセス割合の高い記事のため、本日、再校正による文章の一部修正、画像の補足説明の追加など行いました。特に新しい情報に更新した訳ではありません。
- 今日からゲーム配信をしたい!けど
色んな配信サイトがあってどれを使えばいいかわからない… - 気分転換に配信サイトを乗り換えたいから
他の配信サイトも比較して触れていきたい
そんなのあなたへ便利な紹介です。
主要生放送配信サイトをゲーム配信というポイントを中心に、様々な角度から比較してみました。
基本的には配信者向けの情報を書いていますが、視聴者向けの情報も少し書いてます。
(↑) 当記事キービジュアル
この記事を見て自分のニーズにあったものを是非利用してみてください。
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比較一覧
今回は次の4つの有名配信サイトを比較していきます。だいたいは客観的に比較していますが、たまに主観的な意見も含んでると思います。
あくまでも参考程度にお願いします。
ニコニコ生放送
ニコニコ動画でお馴染み『niconico』のサービスの1つ。
日本ライブストリーマーなら誰もが知る、日本人で一番利用の多い配信サイト。
※ここではチャンネル配信について除いています。
配信で多くの人と盛り上がりたい! / 自由に気軽に配信したい!
という方にはオススメです。
※ここではユーザーチャンネル放送について明記してません
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Youtube Live
世界最大級の動画サイト『Youtube』のライブ機能。
利用基準が徐々に緩和され利用も増えてきています。
配信で稼ぎたい! / Youtubeチャンネルの活動が活発です!
という方にはオススメです。
Twitch
世界最大級のゲーム専門配信サイト。
内容がゲームのみ配信が許可されています。
ゲームを通じて全世界の人と交流を深めたい! / 本格的な配信をしたい!
という方にはオススメです。
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Cavetube
近年人気が上昇しているまったり派向け配信サイト。
自分のペースで配信できることが重視されています。
まったりとした配信をしたい! / 少数の人とのんびり過ごしたい!
という方にはオススメです。
他にも、Ustreamなどの配信サイトがありますが、個人的にゲーム配信に向いていないと感じたので載せていません。コチラの4つの配信サイトはゲーム配信という点において利点がいくつかあるので掲載しています。もし興味があれば他にも調べてみてください。
それでは比較していきましょう。
簡易比較
配信サイトの基本的な要素を図にまとめてみました。
一部項目は主観含む評価順に『S・A・B・C』とランク付けしています。
この比較表から気になった項目があれば、下記に詳しく書いているので見てみてください。当ページ上方の目次欄から気になる項目を選択してみてください。
※あくまでも個人の判断です。一部項目のランク付けの理由は後述しています。
簡易 比較表 |
ニコニコ生放送 |
Youtube Live |
Twitch |
cavetube |
---|---|---|---|---|
サービス名 | ニコニコ生放送 (ニコ生) |
Youtube Live (ようつべライブ) |
Twitch (ツイッチ) |
Cavetube (かべつべ) |
料金 | 月々540円 | 無料 | 無料 | 無料 |
視聴画面画質 (デフォルト) |
640×360 | 1280×720 | 1280×720 | 854×480 |
ビットレート 制限(※詳細確認必須) | 384kbps (480kbps) |
解像度によって異なる | 不明(※) | 不明(※) |
視聴制限 (コメント制限) |
ニコニコ会員 (ニコニコ会員) |
特になし (Youtubeアカウント) |
特になし (Twitchアカウント) |
特になし (特になし(一部除く)) |
最高同時視聴者数 | 1000人 (増加あり) |
無制限 | 無制限 | 無制限 |
配信予約 (予約可能時期) |
可能 (7日前) |
可能 (いつでも) |
不可能 | 不可能 |
配信公開範囲設定 | 可能 | 可能 | 不可能 | 不可能 |
配信時間 | 30分(~6時間) | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
配信アーカイブ (視聴期限) |
あり (7日間) |
あり (無期限) |
あり (2週間) |
あり (1週間弱) |
配信対応デバイス | PC,スマホ,タブレット | PC | PC | PC,スマホ(Androidのみ) |
推奨配信ソフト | NLE | Wirecast for YouTubeLive | OBS | OBS |
SNS連携 | Twitter,Facebook | Twitter,Facebook | Twitter,Facebook, Youtube,Steam |
|
収益化 | なし | あり | あり | なし |
視聴時の広告 | あり (プレミア会員はなし) |
あり | あり | なし (有料会員はなし) |
集客力 | S | B | A | C |
配信ラグ | A | B | C | S |
配信難度 | A | B | A | S |
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比較表解説
上記の比較表について、補足説明をサイト別にしていきます。
料金
配信する際にかかる費用についてです。
有料
◆ ニコニコ生放送
配信するにはniconicoプレミアム会員に登録が必要です。課金には2種類あります。
http://info.nicovideo.jp/premium/
■ 月額課金 月々540円(税込)
スマートフォン支払い・ケータイ払い・クレジットカード・PayPalが対応しています。
■ チケット課金 90日1728円(税込)
WebMoneyが対応しています。
無料
◆ Youtube Live
◆ Twitch
◆ Cavetube
配信について料金は基本かかりません。
【コラム】CaveTube Businessの紹介
Cavetubeでは企業・団体様向けに有償貸出プランを用意しています。
ライブプランやソリューションプランなどユーザーのニーズにあった4つのプランがあります。
興味があれば是非チェックしてみてください。
http://gae.cavelis.net/business
視聴画面画質
視聴する際の配信画面の大きさについてです。サイズ変更等を使わない、デフォルトの画面サイズを比較しました。1920*1080サイズのモニターでブラウザのウィンドウを最大にした場合です。
(↑) デフォルト視聴画面比較
どの配信サイトもサイズ調節でフルスクリーンまで拡大することができます。配信する際の画面サイズは上図で表したデフォルトサイズに合わせることをオススメします。プレイヤーの比に合わすことも重要です。(どのサイトも16:9)
※OBSなどの配信ソフトには画面を縮小して配信できる設定があります。
ビットレート制限
解像度や時間帯によって異なりますので、一概には言えません。
制限あり
◆ ニコニコ生放送
配信サイトの中でも、ゲーム配信にしてはかなり厳しいビットレート制限があります。
ニコニコ生放送はサービスタイムとゴールデンタイムに分かれてビットレート上限が違います。これは音声と動画のビットレート値の合計です。
サービスタイム (2:00~19:29):480kbps
ゴールデンタイム (19:30~1:59):384kbps
このようにサービスタイムの方がゴールデンタイムに比べれば多少は高画質ですが、ゲーム配信については少し厳しいところです(特にFPS系)。
『NLE』や『FFML』の場合、時間に合わせビットレートを自動調節してくれます。
その他『Xsplit』や『OBS』などのソフトは時間に合わせ、手動調節する必要があります。
上限に関する補足情報(ニコニコ生放送)
- 配信中のビットレート上限変化について
例えば、19:15~19:45に放送枠をとる場合、配信開始時間がサービスタイム時間内のためサービスタイムの上限が配信終了まで適用されます。また、延長枠においても配信中にビットレート上限が変化することはありません。 - オーバービットレート放送について
オーバービットレート設定にしても何も良いことはありません。サーバーに負荷がかかり余計画質が悪くなったりカクカクすることがあります。また、「意図を持ってサーバーに負荷がかかる放送を行う」ことは運営に確認され次第、放送停止措置となる可能性があるので注意してください。
◆ Youtube Live
解像度によって動画ビットレートの上限が異なります。詳しくはYoutubeのヘルプページに明記されています。
例として1080p60fpsなら、最高ビットレートは9000kbpsです。
不明
上限値は恐らくあるかと思いますが、公式から最高ビットレート値が明言されていないものです。ビットレート値が高すぎると配信が止まることもありますので推奨値を参考にしてください。
◆ Twitch
2000~3000kbps程度が目安です。これくらいで十分高画質です。3000kbpsを超えると視聴者の回線事情で視聴できなくなることもあります。
◆ Cavetube
700~1500kbpsが目安として公式より明言されています。大きく制限していないとのことですが、高いビットレートを推奨しているわけでもありません。
またコチラのサイトの下部で目安ビットレートの計算ができるので、活用してみてください。
公式ヘルプ:①ビットレート制限に関して ②高ビットレートにおいて発生する現象
視聴・コメント制限
◆ ニコニコ生放送
視聴もコメントする際も、niconicoのアカウント登録が必要です。登録は無料で行うことができます。登録はコチラから。
プレミアム会員に登録する必要はありませんが、人気配信に優先的に入れたり、混雑時に配信追い出しされなかったりとメリットはあります。
◆ Youtube Live
視聴には登録は必要無いですが、コメントする際はYoutube(Google)アカウントが必要となります。登録は無料です。詳細はコチラ。
◆ Twitch
視聴には登録は必要無いですが、コメントする際はTwitchアカウントが必要となります。
登録はTwitchトップページより右上の『登録』ボタンを探して押してください。登録は無料です。
◆ Cavetube
視聴・コメントともに登録は基本的に必要無いです。
ただし配信者の設定によっては登録が必要なことがあります。
(↑) 書き込み制限の設定 (Cavetube配信オプションスクリーンショット(加工有))
配信者は配信を開始する際、このようなオプションを設定できます。ここで「書き込みの制限」を”ログインのみ”にした場合、コメントはCavetubeに登録していないとできません。登録はコチラから。 ※視聴だけなら、いかなる場合でも登録は必要無いです。
最高同時視聴者数
制限あり
◆ ニコニコ生放送
ニコニコ生放送では最初、最高同時視聴者数が1000人となっています。ですが、配信しているコミュレベルの変動などによって視聴者枠が拡大されます。
席システム
ニコニコ生放送(ユーザー放送)では「アリーナ・立ち見A~I」といったシステムがあります。
各500人の視聴枠があり、一般会員のみ「アリーナ→立ち見A→立ち見B→…→放送追い出し」という流れになります。
立ち見席の数は配信者のコミュレベルによって変わってきます。立ち見の数はコチラのページが参考になります。
混雑放送について
先述の通り、一般会員は「アリーナ→立ち見A … →放送追い出し」という流れになります。
プレミアム会員は配信ページに入った時の席から変わることはありません。また既に視聴者数上限に達している配信ページにアクセスすると「現在満員です」と表示されます。
制限なし
◆ Youtube Live
◆ Twitch
◆ Cavetube
上記3つのサイトでは、配信の同時視聴者数に上限はありません。
しかし、混雑の具合によっては配信ページにアクセスしにくい現象は起こり得ます。
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配信予約
可能
◆ ニコニコ生放送
7日前から配信予約ができます。ただし有料です。また、毎時0分,30分からの予約しかできません。
放送開始時間 2:00~19:30:100円 / 20:00~1:30:500円
※ニコニコポイントを使用します。予約すると配信情報が検索結果に表示されます。また、放送開始3分前より開場する仕様となります。
※配信者のコミュレベルが上がるにつれ減額され、最終的には無料となります。
◆ Youtube Live
特に予約可能な期間は決まってません。予約というよりはスケジュール設定という感じです。
また予約は無料です。またあらかじめ終了時間も設定しておくこともできます。
(↑) 配信開始時刻の設定欄 (Youtube Live配信基本情報設定スクリーンショット(加工有))
不可能
◆ Twitch
◆ Cavetube
上記2つのサイトでは、配信の予約をすることができません。
SNSを利用した告知等にとどまります。
配信公開範囲設定
可能
◆ ニコニコ生放送
公開放送かコミュニティメンバー限定放送(通称、コミュ限)のどちらかに範囲を設定できます。コミュ限では配信者のコミュニティに入っていないと視聴することができません。(コミュニティ参加を手動承認制にすると指定した視聴者のみ向けの放送をすることもできます。いわゆる身内放送です。)
◆ Youtube Live
公開・限定公開・非公開のどれかに範囲を設定できます。限定公開は配信ページURLを知っている人のみが視聴できます。(つまりURLを知っていれば誰でもアクセスできるので、SNS共有などには注意してください)
限定公開や非公開は検索結果に表示されることはありません。
不可能
◆ Twitch
昔はアクセス番号という設定で配信に鍵をかけれたのですが、現在は仕様によりできなくなっています。
◆ Cavetube
不正利用防止のため鍵をかけれない仕様です。今後も実装する予定が無いみたいです。
配信時間
RTAなどをメインに放送している方にはニコ生は少し不向きといったところでしょうか。
制限あり
◆ ニコニコ生放送
ニコニコ生放送では基本的には30分。最大でも6時間までしか延長できません。
ニコ生の枠時間仕様
延長料金表 | サービスタイム *1 | ゴールデンタイム *2 |
---|---|---|
通常枠 | 500pt (24時間一定) | |
予約枠 | 0pt *3 | 500pt |
延長にはニコニコポイントを消費します。1pt=1円です。 | ||
*1 サービスタイムとは2:00~19:00に予約した放送を表します。 | ||
*2 ゴールデンタイムとは19:30~1:30に予約した放送を表します。 | ||
*3 無料延長機能はニコニコ生放送の放送枠が空いていればできます。 |
制限なし
◆ Youtube Live
◆ Twitch
◆ Cavetube
上記3つのサイトには特に配信時間に制限はありません。
配信アーカイブ
4つのサイト全て、アーカイブを残せますが、サイトによって仕様が違ってきます。
◆ ニコニコ生放送
ニコニコ生放送では配信者が配信設定する際に、タイムシフト機能を有効にすれば配信終了から7日間、配信録画を見ることができます。配信者はこの7日間であれば、いつでもタイムシフトを非公開および公開することができます。タイムシフト視聴の際、コメントすることはできません。
◆ Youtube Live
配信が動画として残るようになっています。動画の管理で配信録画動画の公開設定を変更することもできます。基本的には無期限で残ります。
◆ Twitch
無料会員の場合は2週間前の分までアーカイブを視聴できます。(有料会員は60日間)
ちなみにハイライトを作成すると無期限で配信の一部始終のアーカイブを残せます。少しこの辺はややこしいので、コチラのサイトを参考にしてみてください。
◆ Cavetube
配信終了後、動画が録画サーバーに送信され、その後配信アーカイブを視聴できます。ただし、録画サーバー転送に失敗する場合があるらしく、アーカイブ視聴の保証はできないです。
基本的には1週間弱残るとされています。録画サーバーの容量に応じて古い順に削除されるので期限は曖昧です。
配信対応デバイス
基本的にゲーム配信ならデバイスはPC一択だと思いますが一応掲載。
スマホで配信と言ってもカメラ映像を映すぐらいしかできません。
◆ ニコニコ生放送
PC・スマホ・タブレットに対応しています。PCはニコニコ生放送サイトから、スマホ・タブレット(iPhone・Android)はniconicoアプリから配信できます。
◆ Youtube Live
◆ Twitch
PCのみ対応しています。各サイトから配信できます。
◆ Cavetube
PCとスマホ(Androidのみ)に対応しています。PCの場合はサイトからできます。
【コラム】Android専用 Cavetube配信アプリ紹介
AndroidスマホでCavetube配信できるアプリの紹介です。
- Android Cavetube Encoder - http://fukure.sakura.ne.jp/cavecast/
- CaveCast (AdobiAirのインストールが必要) - http://fukure.sakura.ne.jp/cavetubeencoder/
詳細は作者サイトをご確認ください。
推奨配信ソフト
ここでいう『推奨』は公式的なものを指し、僕個人の推奨ではありません。
◆ ニコニコ生放送
推奨配信ソフト:NLE
NLEはXsplitエンジンをベースにした配信ソフトです。非常に簡単に配信できるところがポイントです。また、時間帯によるビットレート制限にも自動対応してくれます。
※高画質配信ソフトと言われてますが、その水準には程遠いです。設定は面倒ですが画質が気になる方はOBSやXsplit等のソフトをオススメします。
◆ Youtube Live
推奨配信ソフト:Wirecast for YouTubeLive
無料で提供されているYoutube Live専用の配信ソフトです。公式エンコーダーのため安定はしています。ですが、少し手間な操作があるので個人的にはあまりオススメしません。Xsplitでは比較的簡単に配信できると思います。
◆ Twitch
推奨配信ソフト:Open Broadcaster Software
公式が定めているわけではありませんが、主流と言われているソフトです。若干設定が面倒なところもありますが、比較的簡単に配信できます。Xsplitエンジンをベースにしています。
◆ Cavetube
推奨配信ソフト:Open Broadcaster Software
公式が推奨しているソフトです。非常にこのサイトと相性が良いです。
SNS連携
◆ ニコニコ生放送
Twitter・Facebookが対応しています。例えばTwitterでは、配信予約・開始情報を自動ツイートしてくれます。タイミングは若干遅い(混雑状況による)です。
◆ Youtube Live
Twitter・Facebookが対応しています。配信開始の際に自動ツイートしてくれます。
◆ Twitch
Twitter・Facebook・Youtube・Steamが対応しています。Twitter・Facebookは配信開始情報を発信してくれます。タイミングは遅いです。Youtube・Steamについては後述します。
◆ Cavetube
Twitterのみ対応しています。配信開始の際にツイートしたり、配信中に1時間毎に情報をツイートしたりします。
【コラム】TwitchとYoutubeの連携について
Twitchで配信を開始すると、連携しているチャンネルが投稿している動画を見ている人に配信情報のアノテーションが表示されます。Youtubeに動画を結構アップしている人はこの連携で集客力の伸びが期待できます。
【コラム】TwitchとSteamの連携について
『DOTA 2』や『CS:GO』などのゲームが対応しています。大会視聴などでアイテムを獲得できたり、ゲームのメタデータをシェアできたりといった機能が使えます。
収益化
あり
◆ Youtube Live
動画と同様、『Google Adsense』に登録して、収益受け取りを有効化すれば可能です。興味があれば調べてみてください。
◆ Twitch
Twitchパートナーというものに登録すれば、配信中の広告による収益を獲得することができます。ただし一定の条件があります。興味があればコチラのサイトを参考にしてみてください。
なし
◆ ニコニコ生放送
◆ Cavetube
上記2つのサイトでは配信の収益化ができません。(ニコ生ではチャンネル放送により収益を獲得できることがありますが、ここでは紹介を省きます)
視聴時の広告
ここでいう視聴時の広告は、視聴プレイヤーに影響するものを指します。視聴ページ内にある広告などは含みません。
あり
◆ ニコニコ生放送
一般会員のみ、プレイヤーの中央に広告が表示されます。☓で消せます。プレミアム会員はありません。
◆ Youtube Live
動画と同様、配信者が収益化している場合はCM(スキップ可能なものもある)やプレイヤー下部に広告が表示されます。
◆ Twitch
プレイヤー再生前に、Youtubeと同じような形式の広告が入ります。Youtubeよりややしつこいです。有料会員はありません。
なし
◆ Cavetube
視聴プレイヤーに影響する広告はありません。
集客力
集客力とは…?
サイトのユーザー数や活発度などを踏まえた、放送への人の来やすさです。
◆ ニコニコ生放送 S
日本では一番人気の配信サイトです。ピーク時は5000番組以上が放送しています。ユーザー数4000万以上のniconicoのサービスであり、日本人が一番親しみやすいサイトと感じます。
ジャンルを問わない配信が可能です。また、様々なデバイスが配信に対応しています。
◆ Youtube Live B
Youtube自体は世界最大級の動画サイトとして人気ですが、『Youtube Live』の方はあまり活発ではないです。特に日本では流行ってません。
ラグがかなり酷いことや、膨大な検索結果が表示されるために集客を期待できません。
◆ Twitch A
日本人の活発はあまりですが、世界最大級のゲーム配信サイトとしてユーザー人口は多いです。外国人の集客は見込めますが、日本人はあまり見込めません。英会話がそれなりにできるならTwitchでも十分集客できます。
◆ Cavetube C
現在急成長中の日本人が提案する配信サイトとして話題となっていますが、知名度はニコ生には全く及びません。
野良リスナーの集客はほとんど見込めないので、SNS連携からの集客がポイントとなってきます。例えば、Twitterのフォロワーが多い人はある程度の集客を見込めると思います。
放送に人が集まって、コメントが欲しいっていう人なら『ニコ生』をオススメします。
それでも集客度が低ければ、配信内容を改善してみてください。
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配信ラグ
※僕の環境はあくまでも一例としてご参考にしてください。配信者と視聴者の回線速度の差や時間帯によってラグは変わってきます。
(僕の環境:上り回線速度70Mbps前後・OBS使用)
ラグとは…?
配信中に必ず発生する、配信者と視聴者側の時間差です。
◆ ニコニコ生放送 A
僕の環境では4~5秒でした。長くても10秒位のラグです。ゴールデンタイムはラグが1秒程度増えることがあります。
◆ Youtube Live C
僕の環境では1分弱でした。相性が悪いだけかもしれませんがラグが非常に酷かったです。ただしコメントのラグはほとんどないみたいです。
◆ Twitch B
僕の環境では30秒程度でした。海外サーバー(※)ということもあり少し長いラグが発生します。相当気になるほどのラグでもないと思います。
※配信サーバーが東京にできたことで若干緩和されたみたいです
◆ Cavetube S
僕の環境では2秒前後でした。環境によってはラグを体感できないほどみたいです。サーバーが安定しているので、ラグの変動が少ないです。
ラグを気にするなら、Cavetubeが圧倒的に安定しているところです。
ニコ生でも配信設定でCavetube並みのラグにできることもあるので試してみてください。
配信難度
配信難度とは…?
ここでいう配信難度は、個人的に配信してみて感じた手軽さを指します。
感覚的なものなので人によって違ってくると思いますが参考程度に。
◆ ニコニコ生放送 A
配信で困っても、サポートが強いところが一番のポイントです。日本で一番人気の配信サイトなので、もし配信に関してつまづいても解決しやすいです。また、NLEなどPC初心者にも扱いやすいソフトがあったり、対応デバイスが幅広くどこでもできたりと、非常に気軽に配信をできます。
◆ Youtube Live B
日本ではあまり人気が無いため、配信放送に関する情報がヒットしにくいです。公式エンコーダーとして公開されている『Wirecast for YouTubeLive』もあまり使いやすいものではなく、多少設定が面倒なOBSなどで配信する必要があります。あと、配信する際の設定ページが個人的にすごい使いづらいです。
◆ Twitch A
OBSやXsplitなどで比較的簡単に配信できると感じます。さらに手軽さを求めるなら『Shadow Play』を利用した超お手軽な配信方法もあります。コチラのサイトが非常に参考になります。興味があればチェックしてみてください。
◆ Cavetube S
公式サイトで配信方法をわかりやすく解説していたり、配信情報の作成が非常に簡単だったりと手軽さはトップです。簡単に高品質な配信を作れるところがポイントです。
配信難度はCavetubeの方が高ランクですが、配信初心者の方には最初はニコ生をオススメします。配信初心者向けに巡回しているユーザーがちらほらいたりして、タイトル等で呼びかければ親切に教えてくれます。まずはユーザー数の多いニコ生から入ってサポートの強さを感じれたらと思います。
あなたのニーズにマッチした配信サイトは…?
あなたのニーズにあった配信サイト選びに、当記事の比較は参考になりましたでしょうか。
楽しい配信ライフをお過ごしください!