自閉症の女の子が持つ天性の才能(サヴァン症候群)人間の脳とサヴァン症候群の不思議な関係

自閉症の女の子が描く絵画あなたはどうおもう?自閉症を持つ女の子の驚異的な能力・才能(サヴァン症候群)自閉症のお子さんを持つ親御さんあなたのお子さんは天才なのかもしれないレインマン・ATARU・山下清・ジミー大西・イチロー・松村邦弘

更新日: 2014年07月04日

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IRISNORIさん

自閉症の女の子が持つ特殊能力

幼い彼女は自閉症を患っています。
あなたは自閉症についてどのくらい知っていますか?
自閉症は、社会性や他者とのコミュニケーション能力に困難が生じる障害の一種。先天性の脳機能障害とされています。

しかし、彼女には自閉症をものともしない、素晴らしい能力をもっているんです。

彼女の素晴らしい能力(サヴァン症候群)をご紹介します。

3歳のアイリス・グレイス・ハームショーは、自閉症の治療のため絵を描き始めた。

母親がその絵をネットで公開したところ、思いがけない反響があった。その特異な絵柄でアートの世界をあっと言わせたのだ。絵を描き始めたおかげでグレイスの状態も良くなった。今は積極的に両親と遊びたがるし、ずっと幸せそうに過ごすようになった。

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52131985.html

3歳のアイリス・グレイス・ハームショーの作品のひとつ。自閉症の幼い少女はまさに新進気鋭のアーティストだ。

アイリスちゃんは、両親に勧められ自閉症の治療のために絵を描き始めた。

自閉症だと診断された3歳のアイリス・グレースはしゃべることができないし、両親とめったに目を合わせることもない。両親は娘を社会に溶け込ませようと、さまざまな治療をためしてみた。「遊戯療法や言語療法、乗馬療法、音楽療法など、本当にさまざまな治療を試してみました。多くの専門セラピストの助けをかりて、あの子は短期間で劇的に変わったんです」母親は言う。

この絵をみてあなたはどうおもう?

色彩が豊かで、幻想的、普通の女の子がこの絵を描くことができるだろうか?

サヴァン症候群の症状として有名な症状の色彩感覚の発達

サヴァン症候群とは?

知的障害のある者のうち、ごく特定の分野に限って、優れた能力を発揮する者の症状を指す。

サヴァン症候群は、人為的に作られたものでなく天性の才能、まさに天才です。彼らは何かの障害と引き換えに通常では考えられない能力・才能を発揮します。

イギリスの医師ジョン・ランドン・ダウンは膨大な量の書籍を一回読んだだけですべて記憶し、さらにそれをすべて逆から読み上げるという、常軌を逸した記憶力を持った男性を報告した。

サヴァン症候群で有名な症状の一つに一度見たものを二度と忘れない記憶がある。

サヴァン症候群をもつ人々

サヴァン症候群は自閉症患者の10人にひとり,脳損傷患者あるいは知的障害者の2000人にひとりの割合でみられる。

サヴァンと判明した患者のうち少なくとも半数は自閉症で,残りの半数にも他の発達障害がみられる。

サヴァン症候群についてはまだ多くの謎が残されている。だが脳の画像診断法の進歩により,疾病の全貌が明らかになってきた。

長い間,大脳の左半球損傷説が唱えられてきたが,画像研究の結果はその説を裏付けている。

レスリー・レムケは卓越した演奏家だ。

生まれつき脳に異常があり、言語障害と記憶障害を抱える。
その上目の病気で両目を取り除かれる。

そんなレスリーを、施設から引き取った人物
メイ・レムケ(当時54歳)
「障害を持ったこの子を、助けたい」
メイはレスリーをわが子のように深い愛情で育てました。

「この子は音楽が好きなのかもしれない。」
そう思ったメイは、中古のピアノを買い与えました。

そしてレスリー14歳のとき
奇跡は起きました。

その日、二人は一緒にテレビを見ていました。流れてきたのはチャイコフスキーの曲。ピアノ協奏曲第一番。
レスリーも耳で楽しんでいました。

なんと楽譜を見ることができないはずのレスリーが、数時間前に耳にしたチャイコフスキーの曲を弾いていたのです!

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