お気に入りのコートが汗で変色しました
1/2に出かけたしまむら系のお店の試着室で気付き年明けからがっかり
帰宅後デメリット表示を見たら汗で濡れたまま放置すると変色するかも、
なんてことが書かれていました
しかし知っていたからと言って防げただろうか
いくら綿100%とはいえアウター、そうしょっちゅう洗えるものではありません
汗かきには鬼門の素材だったのか
(ちなみに取り外しできるライナーがついていますがつけていません、暑いから)
変色した脇部分がこちら
私にとっては良いお値段のものだし、何より気に入っていたので
まだまだ着る気でいましたが、こんなみすぼらしくなっては…
なので染めることにしました
染料はダイロンプレミアムダイのオリーブグリーンをチョイス
Amazonは定価近いので楽天購入
色落ちを防ぐカラーストップも購入しました
正月休み&ゆうパケット送付で届いたのは1/10です
着日は塩が無かったので翌日染めることに
こちらが染める前、フードのファーは取り外してあります
準備したものは
・プレミアムダイ3袋(目分量、本当は衣類の重さを測って必要量を決める)
・カラーストップ
・塩750g
・40度のお湯沢山
・染め桶として衣装ケース(洗っておく)
・ゴム手袋
・1.5Lのペットボトル
・お湯計量用の容器としてコーヒーサーバー
・キッチンタイマー
・料理用の温度計(セリアで買いました)
他、染め前の洗濯にサンスターのドライアップという洗剤を使用しました
サンスター ドライアップ 300mL 399円 Amazon |
手順
1)染める衣類を洗って濡れた状態にしておく、ついでに好きなBGMなどかけておく
2)ペットボトルにプレミアムダイと40度以上のお湯を入れ振り溶かす
(冬場なので高めの温度、給湯器の設定は47度、温度計で測ると43度くらい)
3)衣装ケースに塩とお湯を入れ溶かす
(コーヒーサーバーで給湯器のお湯をアバウトに1Lずつ測りながら入れました)
4)ゴム手袋をし2の溶液を3の衣装ケースに入れ手で攪拌
5)キッチンタイマーを15分にセットし衣類を染料に浸け攪拌し続ける
(15分経ったかな?と思ってタイマーを見ると半分くらいしか経っていない
ライン作業のバイトをした時のことを思い出す)
6)タイマーが鳴ったら再度15分をセットしその場を離れる
タイマーが鳴る度染料を軽く攪拌しにいく
それを2回繰り返す(染め時間はトータル45分要)
7)衣類を水(ぬるま湯)で洗う
染料があまり出てこなくなる程度まで
(水が透明になる迄は洗いきれない)
8)衣装ケースに衣類がひたひたに浸かるくらいの量の水を入れ
カラーストップを溶かし衣類を入れる
タイマーを15分にセットし時間まで攪拌
9)すすぎ、脱水、陰干しする
一連の作業はほぼ浴室で行いました
染料が浴室内に飛んでもすぐに洗い流すなど気を付けましたが
そもそも浴室の素材はプレミアムダイでは染まらないかもしれません
衣装ケース(透明)も手袋も全く染まりませんでしたし
上が染める前→下が染めた後
綿100という染めやすい素材だからかムラなく染まりました
タグやデメリット表示はポリエステルだからか全く染まりませんでした
脇もきれいに染まりました
ステッチの糸は染まらない素材だったようですが
かえっていい感じになったような気がします
色味が変わった後、ボタンなどに違和感が出るかもなと思っていましたが
特にそういう事もありませんでした
取り外しできるファーは染めなかったので
染める前と後の比較が分かりやすい
染めた後の方がオーソドックスなミリタリージャケットの色合いですね
ダイロンは缶に入っていた時代にも使った事があります
熱湯を用意するマルチと、一部水でOKのコールド、どちらもきれいに染まりましたが
手順がちょっと面倒でした
(何より缶容器が若干開けづらかった記憶)
比べてプレミアムダイは圧倒的に楽!
給湯器のお湯だばだば入れたらOKなんですから!
熱湯も使わないから衣類にも優しいですね
これからも色味や退色、変色などで使えなくなった衣類を染色リメイクしたいと思います
次はみやこ染めで綿のライダースを黒く染めたいと思います