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ワールド

EU、年末にも新型コロナワクチン アストラゼネカとの契約分

 9月3日、欧州連合(EU)は、英製薬大手アストラゼネカと契約した新型コロナウイルスのワクチンについて、当初3000万回分を年末までに入手可能との見通しを示した。2019年4月、ニューヨークで撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[ブリュッセル 3日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、英製薬大手アストラゼネカAZN.Lと契約した新型コロナウイルスのワクチンについて、当初3000万回分を年末までに入手可能との見通しを示した。欧州委員会の当局者が3日、明らかにした。

1人1回分の計算では、EUの人口の6─7%をカバーすることになる。

欧州委は、少なくとも3億回分の確保と1億回分の追加購入権で、アストラゼネカに対して3億3600万ユーロ(3億9780万ドル)の手付金を支払った。

当局者は「全加盟国に対して、同時に同一価格でワクチンが確保されることを望んでいる。例えば、アストラゼネカに関しては、今年末時点で一定の数量を、できれば3000万回分、入手できるだろう」と語った。

欧州委は、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)JNJ.Nや仏サノフィSASY.PA、米モデルナMRNA.O、独キュアバックCVAC.Oとも交渉を進めている。

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