2020年9月4日(金曜日)
腹を立てたまま寝るとね。翌朝も心がモヤモヤしてスッキリしません。
だいたい人ってね。どうでもいい人とは喧嘩などしませんし、腹を立てることもありません。
だからね。腹を立てる相手というのは、縁深い人ということになります。
初対面なのに喧嘩に発展する場合とは違い、殆どの場合、どうでもよい人でないから喧嘩になるのですから、意見の違いを調整するくらいのゆとりを持ってくださいね。
意地を張ると、意外と相手も意地を張っていたりしますからね。
2020年9月4日(金曜日)
豪華クルーズ船の乗客の中に新型コロナウイルスの感染者がいたニュースを聞いた時には、いよいよ日本もかぁとは思ったものの、切迫した思いにはなりませんでした。
トイレットペーパーやマスクが店頭から消えたのが、随分と前の出来事に思います。
人類の歴史を振り返りますと、こうした目に見えない敵(=病原体)との闘いは、忘れた頃に必ずやって来ます。
私達は新型コロナウイルスに負けるわけにはいきません。
過去を思い起こしてみますと、天然痘ウイルスも多くの犠牲者を出しました。
私が生まれた1946年には、日本に於いての患者数は1万8,000人、死亡者数は3,000人という流行も発生しています。この当時の日本の人口は7,810万人ぐらいだったと思いますので、この患者数、死者数はかなり大きな数字だと思います。
天然痘ウイルスの致死率は20~50%で、感染力は強く、発症すると高熱が出て、全身の水膨れに膿がたまり、治癒後も顔にあばた(凸凹)が残り、人々を恐怖なる世界に連れて行きました。
正確にはわかっていませんが、少なくとも人類の10分の1が死亡したと言われているのです。
この天然痘ウイルスは、100年間だけで3億人もの人を感染死させたと言われています。
でも、この天然痘ウイルスにも人類は勝利しています。
1979年、ついに根絶やしにして、翌年にWHOは世界根絶宣言を発したのです。人類がはじめて根絶を成し遂げたのが、この天然痘ウイルスでした。
新型コロナウイルスも、天然痘ウイルスのように根絶できる日がきっと来る、と信じたいと思います。
勝利の日まで力強く頑張りましょう。