ファンの皆さま、関係各位
平素より、三浦春馬を応援いただき有難うございます。
2020年7月18日に三浦春馬 (享年30歳) が旅立ってから、本日 四十九日を迎えました。
既にご報告のとおり、葬儀につきましては、ご親族の方とも相談の上、密葬というかたちで執り行わせていただきました。
四十九日の間、弊社として大切な仲間との突然の別れに、深い悲しみを覚え混迷する中、その事実を受け止めるべく喪に服しておりました。
共に歩んできた16年間を振り返ると、アーティストと所属事務所の関係を超え、一緒に夢を追ってきた彼のことを、どこまで深く理解できていたのか、スタッフ一同 自問自答しつつ深い自責の念に駆られております。
結果として、三浦春馬という傑出したアーティストを守ることができなかったことを、会社としてファンの皆さまに心よりお詫び申し上げます。
また、四十九日の間、様々な憶測による報道や、事実ではない情報に基づく誹謗中傷等により、皆さまに行き場のない悲しい思いをさせてしまったことを、深くお詫び申し上げます。
この期間、様々なお声をいただいておりましたが、情報に誤りがないよう、事実関係を把握し整理することに努めて参りました。同時に、彼が情熱を持って取り組んでいた仕事の今後や、これまでに関わってきた様々な作品を、どのように世に届けるかということについて、関係者の方々と話し合いを重ねて参りました。
四十九日を迎えた本日、現時点で弊社が把握しております経緯、確認しております情報をご報告させていただきたいと存じます。
【当日の経緯について】
午後から予定されていた仕事に向かうため、約束の時間に担当マネージャーが自宅へ迎えに行きましたが、メール・電話等に返事がなかったので、部屋へ向かいました。インターフォンを鳴らしましたが応答がなかったため、管理会社の方に連絡し、部屋の鍵を開けていただき入室したところ、すでに意識のない状態でした。応急手当をするとともに、すぐに警察と救急に連絡を入れ、病院に搬送されましたが、懸命な救命処置も及ばず14時10分に永眠いたしました。
その後、警察による現場及び時間経過の検証の結果、事件性は確認されず、検視の結果から死因は自死であるとの報告を受けました。
一部報道で「撮影現場に本人が現れないため、マネージャーが不審に思い自宅に確認に行った」と報じられておりますが、仕事の際にはマネージャーが送迎しておりますので、そのような事実はございません。
【遺書の存在について】
警察の現場検証の結果、本人が日頃から役作りなど様々な思いを綴ったノートは自宅から発見されましたが、遺書はありませんでした。
そのノートにも、自死の動機や原因と直接結びつくような内容はなく、また、ファンの皆さま、スタッフ、アーティスト仲間などへ遺した文章や、遺書なども結果として見つかっておりません。
【仕事の進め方について】
仕事の進め方に関しては、出演のオファーをいただいた時点で、スケジュール、作品の持つ意味合い、そして本人の思いなども含めて、その都度、本人と担当マネージャーとの間で丁寧に話し合いながら進めて参りました。
なお、一部報道に「留学を中止して帰国するようにマネージャーが指示した」といった内容の記事がございましたが、そのような事実はございません。
【三浦春馬の作品について】
取り組んで参りました作品で未公開のものに関しては、関係者の皆さまと協議を重ね、放送、公開に向けて調整を進めさせていただいております。ファンの皆さまからは、過去に出演した作品の映像化に関するご要望も多数いただいております。特に、お問い合わせの多かったブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』に関しましては、権利の問題で全編映像化は叶わなかったものの、ブロードウェイサイドの皆さまのご厚意で、15分程度の特別映像を後日アップさせていただく事となりました。
また、完売しておりました『キンキーブーツ』サントラCDに関しては、再プレスを行い、本日よりネット通販でご購入いただける状況が整っております。
その他の出演作品に関しても、引き続き関係各所と検討を進めて参ります。
なお今後、三浦春馬に関する弊社の全ての利益は、三浦春馬基金(仮称)を2020年内に立ち上げ、本人の遺志を継ぎ、これまで携わってきた「Act Against AIDS(現ACT AGAINST ANYTHING)」の活動を通し、ラオフレンズ小児病院を始めとする、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てさせていただきます。
【「お別れの会」について】
現在、想いを届けていただく場所とし立ち上げさせていただいた「追悼サイト」へ、毎日、多くのファンの皆さまから沢山のメッセージをいただいております。
「お別れの会」に関しては、応援してくださった皆さまの沢山の愛で溢れる場にできるよう、2020年内の実施を予定しております。新型コロナウイルス感染の拡大状況を見ながら、実施の日程や方法を検討しておりますので、詳細が決まり次第、改めてお伝えさせていただきます。
【誹謗中傷に関する改めてのお願い】
ご心痛の中にいらっしゃるご遺族や友人のプライベートを詮索するような記事の掲載、そのための過剰な取材行為、弊社所属アーティスト及びマネージャー等に対するネット上での根拠のない誹謗中傷に関しまして改めてお控えいただけますようお願い申し上げます。
四十九日を迎えた現在においても、かけがえのないアーティストであり大切な仲間を失った現実と、深い悲しみに向き合い、その責任を重く受け止めております。
今後も、弊社所属アーティスト、スタッフの心身を守る為、より一層の環境作りに努めて参る所存です。
ファンの皆さまにおかれましては、これからも彼自身の作品や、その姿が皆さまの中で輝き続ける事を心より願っております。
2020年9月4日
ファンの皆さま、関係各位
三浦春馬へたくさんの愛のつまった温かいメッセージをいただき、これまでのご支援も含めまして改めて感謝申し上げます。
先日発表させていただきましたように、お別れの会を設けさせていただくまでの間、皆さまからのメッセージを先んじてお預かりさせていただくための追悼サイトを立ち上げましたので、お知らせさせていただきます。
お送りいただいたメッセージは予定しておりますお別れの会が執り行われるまでの間、大切にお預かりさせていただきます。
https://sp.amuse.co.jp/hm/
改めまして皆さまへのお願いがございます。
自宅住所およびご実家、弊社への訪問や献花はお控えいただき、追悼の想いはサイトへお送りいただきますよう、改めましてお願い申し上げます。
また、一部マスコミによる行き過ぎた報道、ご親族への執拗な取材行為、憶測による記事掲載が見受けられますが、故人とご親族のお気持ちにご配慮いただき、くれぐれもお控えいただきますよう改めてお願い申し上げます。
2020年7月31日
ファンの皆さま、関係各位
これまで三浦春馬を応援してくださった皆さまにご報告させていただきます。
2020年7月18日午後2時10分、三浦春馬 (享年30歳)が、都内の病院で亡くなりました。
中学生の頃から16年という長きにわたって共に夢を語り、歩んできた大切な仲間のあまりにも突然の訃報に接し、弊社所属アーティスト、スタッフ共に、悲しみという感情を超えて茫然自失としており、悔やんでも悔やみきれないという思いです。
彼の役者として仕事と向き合う姿勢は勿論、普段から誠実でチャーミングな人柄は、多くのファンの皆さま、社内外の多くのアーティスト、スタッフからも愛されておりました。
一つ一つの作品に向かうエネルギーによって、本当に眩しく輝いていた彼の魂は、これまでの多くの作品と、それを受け取った全ての方の心の中で、決して失われることなく輝き続けることと思います。
いまだ信じがたく受け入れがたい気持ちであり、深い悲しみの中におりますが、三浦春馬は今後もアミューズのアーティストであり、私たちのかけがえのない仲間であることに変わりはありません。
葬儀につきましては、ご親族の方とも相談の上、すでに密葬というかたちで執り行わせていただきました。何卒、ご理解いただけますようお願い致します。
これまでお世話になりました関係者の皆さま、応援してくださったファンの皆さまにつきましては、新型コロナウイルスの感染予防にも配慮した上で時期を考慮し、お別れできる機会を別途、設けさせていただければと考えております。
詳細につきましては、後日ご案内させていただきますので、いましばらくお待ちください。
尚、マスコミの皆さまにおかれましては、ご親族への取材や、憶測での記事掲載などはご遠慮くださいますよう、切にお願い申し上げます。
2020年7月20日
株式会社アミューズ