3日も、長野県内で新たに12人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。2ケタの発表は4日ぶりです。特に上田市と長野市、千曲市で感染が目立っています。
新たに感染が確認されたのは、上田市、長野市、千曲市、御代田町の20代から80代までの男女12人です。
上田市の80代女性は、すでに感染が確認されている医療従事者の20代男性の接触者として検査した結果、陽性が判明しました。女性は、男性が勤務している施設に入院していて、退院後に検査を受けたということです。県は、退院後に感染した可能性も否定できないとして調査しています。この施設ではこれまでに他の医療従事者1人の陽性も判明しています。
また、上田市の20代男子学生は、すでに感染が確認されている長野市の20代男性3人と長野市内の飲食店で会食していました。
長野市で発表された20代女性2人は、その会食に参加していた1人と長時間、車で一緒に移動していたということです。
また、千曲市の男女3人と御代田町の男性1人は、先月25日に感染が確認された50代女性の接触者や、その派生です。あわせて10人以上の感染が確認されています。
このほか、上田市で60代と30代の男性、長野市で20代の女性、千曲市の20代女性の感染が確認され、感染経路などを調べています。
2日、入院中の患者2人の感染が確認され、院内感染の疑いが浮上した軽井沢町の軽井沢病院では、約200人が調査対象となり、これまでに36人の「陰性」が確認されました。
県内の感染者の累計は280人、うち84人が入院中で中等症は11人です。