神戸市健康局は、新型コロナウイルスの感染予防策に「フェースシールドやマウスシールドでは不十分」として、マスク着用の徹底を呼び掛けている。
フェースシールドは飛沫(ひまつ)から目を保護するためのもので、本来はマスクと合わせて使用するもの。マウスシールドもマスクの代わりにはならないという。
市内ではマウスシールドを着けていても、周りの人が濃厚接触者に認定されたケースがこれまでにある。
また、同局は「新型コロナは発熱のイメージが強いが、熱がなくても、せきやのどの痛みがある場合は、外出は控えてほしい」と強く要請する。
米国の疾病対策センターの調査では、新型コロナ患者の大半に発熱、せき、息切れの少なくとも一つの症状が見られた。最も多い症状はせき(84%)で、発熱(80%)を上回った。
【記事特集リンク】新型コロナウイルス
あわせて読みたい