石川県は1日、県内で新たに男女27人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。
新たに感染が確認されたのは、金沢、野々市、小松、加賀市、志賀、能登町、県外の20~90代の男性15人と女性12人で、重症者はいない。県が会見で発表する一日の感染者数としては、先月20日の24人を上回り過去最多となった。
このうち20人は国立病院機構金沢医療センター(金沢市)の入院患者16人と職員4人。県は県内14例目のクラスター(感染者集団)が発生したと認定し、県版のクラスター対策班として医師1人、看護師1人、薬剤師1人を派遣した。
県済生会金沢病院(金沢市)と先月クラスターが起きたやわたメディカルセンター(小松市)関連でも陽性者が確認された。
県内の感染者は累計653人、死者33人となった。1日現在、治療中の患者は136人、うち重症は5人となっている。