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 新型コロナウイルスに感染して自宅で療養する人を対象に、東京都が9月、無料通信アプリ「LINE」を使った健康観察システムを導入する。立川など北多摩西部の6市を担当する多摩立川保健所で1日から運用を始め、都内全域に拡大していくという。都が28日に発表した。

 都は新型コロナに感染した軽症者や無症状者に対して、宿泊療養を要請しているが、育児などの事情で自宅療養を望む人もいる。その際は保健所が1日2回にわたり、電話で患者の様子を確認しているが、患者や保健所の負担が重いことが課題だった。

 都によると、新しい健康観察システムはLINE上で「目に充血はありますか?」「食欲はありますか?」などと問診が患者側に送信される。それに対して患者が「はい」「いいえ」を選んで回答する。その際に体調の悪化が見られた場合は、保健所から患者に電話で連絡するという。(軽部理人)

  • 国内の感染者

    +649人70502人

    死者

    +8人1335人

    退院者

    +1096人60183人

  • 9/3 23:00時点

    退院者数はクルーズ船の乗客らを含めた数。厚労省などによる

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