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【体験記】海外大会CEO2018にて0回戦敗退の危機

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こんにちは、あばだんごです。久しぶりに“0回戦”敗退していたかもしれない大会、CEO2018に参加してきました。チケットの手配や荷物の受け取りでかなり間に合うか際どかったです。

やばすぎた旅の体験記と、どんな感じで対策をすればいいのかを書いていきたいと思います。

※0回戦とは格ゲーマーがよく使っている例えで、何かしらの事情で自分の試合に間に合わなくて敗退してしまうことです。

CEO2018参加までを振り返る

CEOとはCommunity Effort Orlandoというフロリダ州のトーナメントシリーズです。アメリカの格ゲー大会では、EVOに次ぐ規模の大会ではないかと思います。

特徴として、Top8に入賞できた選手は自分の好きなように音楽、演出をかけて入場できる特典があります。まさしくプロレス、格闘技です。優勝もトロフィーではなく、チャンピオンベルトなんです。また今回は新しい試みとして新日本プロレスさんが来て、ほんとにアリーナでプロレスをしていました。

このちょっと風変わりな大会に参加するために、僕らは0回戦を戦うハメになったのです(ToT)

※この投稿はCEO2018の中身とはまったく関係ありません。運営に非は一切ないし、大会自体はとても楽しいやつです!僕は初年度以外毎年行っています。

カリフォルニアから乗り継ぎ先のアトランタに向かう

僕たちはCEOの前にHyrule SAGAというカリフォルニアのロングビーチのトーナメントに参加していました。CEOは金曜から開始の3日間だったので、木曜の夜には着く予定で木曜の深夜2時半(フロリダの早朝時間) には出発して、5時半の飛行機に乗りました。朝早くでオールしてからの飛行機なのでぐっすり眠ります。

気がつくとそこはコロンビアだった

( ゚д゚)…(つд⊂)…( ゚д゚)

着陸の揺れとともに目を覚ましました。そのときはなんかみんな降りないなー、ぐらいにしか思っていなかったんですが、機内アナウンスでなぜかコロンビアに着陸していることが判明しました。そこから我々は飛べる天気になるまで2時間以上、コロンビア空港の飛行機内に閉じ込められていました。

キャンセルされ続けるフライト

アトランタに着いてからはまだ時間的には余裕があり、1回フロリダのどこかに行ければ最悪Uberで行けるし、ぐらいに思ってみんなの表情にも笑顔がありました。着いてからデスクに聞いてみると、この便も遅れているからそのままゲートに向かって、とのことでした。

しかし蓋を開けてみれば搭乗予定時刻は無限に後ろ倒しされ、しまいには15時半発のフライトが9時にはキャンセルされてしまいました。僕らだけでなく、多くの各ゲーマーがアトランタにて泊まるまたは遅延を食らっていました。アトランタ付近の天候が良くなかったっぽいですね。

旅行券は航空会社都合でキャンセルされたら他の便に無料で振り替えできます。なので僕たちはフロリダのメルボルン行きではなく、会場にすぐ近いデイトナ行きに振り替えてもらいました。

まあしかしこんな簡単に行くわけがなかった…。またしてもキャンセルです。

そして振替の便をもらいにDeltaのカスタマーサービスに行くと…。

この列並びだけに2時間はかかりました。途中でオンラインで違うフロリダ行きの便を探すも見つかりませんでした。Deltaの便ではなく、他の航空会社に変えようという話もありましたが、預けている荷物を取り出したり追加でかかる費用のことを考えたりしていたら空いてる席がなくなってしまいました。

2時過ぎにカスタマーサービスに着いた頃にはどの便もなく、翌日の便も見つかりませんでした。最終的にゲットしたのはSTAND BYシート、キャンセル待ちです。

キャンセル待ちでの搭乗

翌日というかその後、寝る場所すらないので空港泊を初めてしました。遅くまでいると社員がブランケット配りに来るんですね…。ブランケットに包まりながら朝を迎え、ダメ元でキャンセル待ちの便のゲートに向かいます。

ゲートカウンターに行き、今は3つだけ空きがあるけど、もう1つは空くかはわからないと言っていました。最終的には僕ら以外のキャンセル待ちの人も何人か乗れていたみたいなので誰かしらが飛行機で行くことを諦めたようです。

ようやくこれでデイトナに10時過ぎに到着することができ、12時予選開始のしゅーとんが0回戦敗退せずに済みました。

届かない荷物

僕らは会場に着くことが出来たとは言ったが、荷物が届いているとは言っていない。

ということで荷物はまだまだ届きませんでした。なぜかというと下記の画像の通り、なぜか僕らが乗れなかった深夜の便に乗って荷物がメルボルンに行ってしまっています。ふぁっきゅーDelta。わけがわからないよ…。

一応空港泊した深夜にカスタマーサービスに「荷物はちゃんとついてくるよな?」って聞いたら「Bags follow you(おまえらについていくよ)」って決まり顔で言ってたんですけどね。

ということでTwitterのDeltaアカウントに文句を数時間言い続け、土曜日の朝に届けてもらえることになりました。それでも俺らは天気のせいだから荷物が遅れても補償は出来ないよって言われましたけどね (荷物誤送は天気関係ないやんけ!)。

そして翌日、僕らの分は届いたもののかめめさんの荷物だけは届かない。調べてみるとデイトナに着いた後に配達は完了した、という通知が来ていて、なおかつその後アトランタ→メルボルンに送っていました。謎。すぐに文句を言いましたが、結局着いたのは日曜日の朝でした。1番かわいそう。

0回戦敗退しないために対策をしよう

これだけ遅れることが実際にあるのです。できるだけこんな条件で対戦したくはないので対策をしていきましょう。僕は完全に経験少なすぎて対策不足でした。

早めの到着日程にしよう

当たり前ですが、余裕があるなら前日入りは避けたほうが無難です。社会人の方で有給が取れないとかいうそういうことがなければ、遅れても大丈夫&疲れも取りやすい2日前に到着する日程が良いでしょう。

早めに入ると、その日か翌日にあるローカル大会に出れるのも利点です。自分の体調に合わせてフライト当日か、本番大会前日のローカル大会や対戦会に参加して調整してみましょう。

英語がわかる人をパーティに加えよう

アメリカの空港に行ったら日本語を喋れる職員が担当してくれるとは限りません。予定通りに行けば税関以外で英語を喋らなくても行けるのですが、今回のような遅延がある場合に英語がまったくわからないときついです。

飛行機の振り替えとかお金を払わない限り完全に先着ですからね。そういうときにぱぱっと言ってくれる英語喋れる人がいると強いです。

同じ旅程に日英喋れる人を入れろとまでは言いませんが、現地の日本語も喋れるプレイヤーにコンタクトを取っておくのも手だと思います。

荷物の到着が遅れてもいいように機内持ち込み荷物を整理しよう

コントローラと財布とパスポートがあればなんとかなる、とスマブラ勢の中では言われています。が、これは荷物がすぐ到着する場合です。今回のように荷物の到着が遅れるようでは、それだけでは正直きついなと思いました。

1番欲しいなと思ったのは着替えと洗面用具です。僕らは着いた当日にそのまま会場に向かわなければなりませんでした。それはもう2日以上同じ服を来た状態で。自分らでも臭いと思うし、周りの人達にも若干申し訳なくなりました。一日分ぐらいの着替えと洗面用具は機内持ち込みにしておくのが良いと思います。

おわりに

今回、自分の中ではAPEX2015並に波乱万丈な旅路だったのですが、なんとかなってよかったです。

次遠征するときには最低限パンツとシャツの着替えは持ち込もうと思うあばだんごでした。

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