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リアルな台風横丁の住人が作ってみた台風対策一覧表

作者:フルミネ

そろそろ知らない情報もあるので、

あっちこっちのサイト覗いたり

耳寄りの新しい対策が入り次第常時情報更新します

沖縄県民が台風来る度に必ずやっている対策

(個人差あり)


・三日前から食糧難に陥るので(主に離島)水、缶詰め、レトルトを軽く一週間分買い込む

氷も袋で買っておく


・懐中電灯、電池、バッテリー、蝋燭、ガスボンベの確認(持っているのなら発電機や古いバッテリーの確認)


・船持っている人は海から上げ、ロープでガチガチに固め、石や丸太で突っ返させて動かなくさせる

小物は全部仕舞うか、絶対に動かないように固定


・家の外にある小物は全て家の中に仕舞うか、ロープで固定

(風向きで塀の風が弱い所に移動できる知識や経験がある人はそれで対策。ただし危険)


・外にある物干し竿もハンガーも仕舞う

サンダルも仕舞う、植木鉢なんてもっての外


・洗濯機が外にある場合はごみ袋で上から覆い(泥まみれになる)ロープで固定

重いから平気とか思ってはいけない

全然平気じゃない


・傘も仕舞う。台風の時は使ってはいけない


 “台風の時は使ってはいけない” 超危険物


・台風の時は傘は諦めてカッパを使うこと

濡れること前提で行動すること


・風呂の水は満タンにする


・出来るならペットボトルにも水をたくさん入れておく(沖縄の断水は屋上タンクでなんとかなるが、本州はないと聞いた)


・雨戸がないので、ガラスに張るガムテープを買っておく

古新聞とかも


・家族との連絡網を確認しておく

わりと自分のホームページもってると便利


・ラジオとか持ってたら楽


・庭の木とかの枝をロープで固定する

(折れて飛んでいく)


・周りの危険物の確認をし、折れたり飛んだりした場合の危険範囲を確認しておく


・車はなるべく風の無いところ、壁に密着か、外の車と密着させる

台風が近くなってきたらやること


・常に台風情報を確認


・窓の冊子に新聞などを詰め込む

(雨が溢れてくる)


・トイレの近くにバケツに水入れておく

流れなくなったらこれで流す


・外に出ない覚悟を決める




沖縄県民はここまでの流れをサクッと済ませてからレンタル屋とかにいきます

慣れ、とは、この防災対策をし慣れてるという意味です

これぐらいで大丈夫だろうという意識は元から無く、過剰なまでに対策をしているので死者が居ないのです


決して台風を侮ってはいけません




さて、ここからが台風と仲良くするための秘訣です

主に意識的なものです


・停電はするもの(仕方無い)


・断水はするもの(仕方無い)


・食糧難になるのは当たり前(仕方─etc)


・運が悪かったら窓は割れるもの


・扉の明け閉めは覚悟を決めて素早くしなければ勢い良く閉まった扉で指無くなる

主に車。


・電柱は折れるもの(折れるのが普通)


・マンホールは水が溢れるもの


・電車はバスはだいたい止まるもの(動いてたら奇跡)


・店はだいたい閉まるもの(命大事に)


・川は決壊するもの

(ハザードマップで確認しておき、対策を練ること)


・土砂崩れは起きるもの


・普通の生活ができなくなるのは当たり前


・死ぬ危険な行為はさけること

(暴風時に外に出る)

(海や川に近付く)

(変な音や腐った臭いの崖に近付く)

(何かの様子を見に行く(やむ終えない場合は覚悟を決める))

(扉の開閉行為)

(これくらい大丈夫という慢心な心を持つ)


・避難所は前もって移動しておくこと

風が強くなってからの移動は自殺行為です



この心構えを持ってればイライラは減ると思います

だいたい台風は人間が敵う相手じゃない

諦めが肝心です



沖縄県民の台風あるある対策


・風がうるさくて眠れないときのために耳栓か、イヤホンの用意


・手の届く範囲に懐中電灯


・クーラーボックスに氷と食糧


・もしくは冷蔵庫に氷(袋ごと)


・飲み物は明け閉め少なくするために出しておく


・常に風の向きを確認

(真正面ではない場合、窓開けられて涼しい)


・娯楽の用意


・停電したとき用の娯楽も用意


・あとは楽しむことだけに専念します




沖縄では何故か強風域になっててもテレビでまったく放送されない事があるのですが、本州は恐らくないと思うのでそこは安心して良いと思います

ただ、テレビと実際とで災害の時差はあるので、川が近くの人は、付近の雨量や、川上の雨量もチェックしておかないと後悔します




都会で気を付けること


・ビル風との相乗効果で破壊力が増した風

無理して進まず、一旦重心を低くして止まり、弱まったときに動き始めましょう


・台風の雨は痛いからといって傘はダメです

傘はダメです!!


・飛んでくる傘に気を付けましょう


・看板にも気をつけて、上からも横からも来ます


・工事現場が近くにあったら、とりあえず様子見して、危ない感じだったらいつでも逃げれるようにしておきます


・網とかマットは畳んでおくかはずしておかないと、ただの凶器になる


・コンビニの床、滑ります


・ソシャゲなどの引き継ぎやナンバーを控えておくと良いらしいです

停電などで全てが水の泡に帰す前にコピーしておきましょう


・室外機が転がったら触ってはいけません

業者の人に頼んでやってもらうこと

中の液体が肌に触れると大変なことになるようです

なのでこちらも転がらないようにロープなどでぐるぐる巻きに固定しておきます


・風向きによってエアコンから風が逆流?して埃が部屋のなかにばら蒔かれるようなので、事前に掃除しておくか、ごみ袋で覆っておくと良いみたいです


・ガス暖房用の通気孔とかはガムテープで塞いだほうがいいです

蓋だけだと風に負けて空気鉄砲みたいになって意味がないうえに泥水排出孔になる模様です


・玄関の門等は、固定しても不安定な場合はいっそのこと全開の状態で固定してください。でないと、某ゴルフ場ネットのような深刻な二次災害が発生します。


・床上浸水したとき、コンセントは全部抜いて、テープとラップで水が入らないようにしてください。入ったが最後、もう二度と使えません。そして万が一濡れて漏電したときはブレーカーを落としておきましょう。止めを刺すことになります


・ペットボトルと水と携帯もしくは懐中電灯で簡易ランタンができます。


・ライターやチャッカマン常備で


・非常食は缶詰めメインで。カップ麺はお湯が沸かせないと使えませんよ!!


・ツナ缶の油はろうそくになります。

とっておいた方がいいかも。あと、缶切りも避難するときに持ってたほうがいいです。できるなら万能のキャンプ用のあれが良いです。

もし持ってなくて、缶切り出来ないときは地面に擦り付けて頑張れば開きます。


・液体ミルク最高!!


・マットレス持っている人は雨戸無いガラスに押し当てて固定しても良いです。とある方の情報によると、防弾にもなるらしく、風で飛んできたサンダルロケット対策もバッチリ!!

プチプチや段ボールも可!!


・万が一に備えて一式風呂に置いとくのも良いです。


・大事なこと忘れてました。

断水する前にお風呂入ったほうがいいです。


・実は吹き替えしの風のか強い


・ペットは家に入れること

ペットは家に入れることペットは家に入れること


ペットは家に入れること!!!!

飛ばされる!!!!


・川の近くの人は水嚢の作り方とか見てた方がいいと思う

私は身内の家が必ず床上浸水するのが通常だったので、畳や家電を全て机の上に上げてましたが、それでも頑張りたい人は勉強してみてもいいと思います

トイレの逆流防止の蓋になりますし


・台風去ったあとトイレ流す前に給水タンクの蓋明け無いとたまに爆発します


・台風では気圧の変動で頭痛くなると思うんですけど、耳引っ張ったり、足の浮腫み無くすタイツで無くなる人がいるらしいです

お試し下さいませ


・パソコンのデータはこまめに上書きしましょう

後悔します


・ゲームでラスボス倒した瞬間に停電してリセットさせられた方

残念ながら諦めて下さい

本当のラスボスは台風です


・まさかタクシー動くとか思ってないですよね?

止まりますよ??


・ダム放水について

あれはこの時間内に逃げてくれって意味らしいです

漫画風ならば


『もうこれ以上は塞き止められないっ!限界だ!!だが、俺の後ろにはまだ守らなければいけない命が数多くある!!!頼む!!!●●時までは俺の命を懸けて耐えて見せる!!それまでに、安全なところに逃げてくれ!!!』


って意味らしいです

主人公(ダム)が敵(台風)の水攻撃を耐えて時間を稼いでいる間に逃げましょう


・暴風から突然無風になったときが一番危険です

それ、台風の目の中にいるので去ったとか思ってはいけません

数分から数時間の後に反対側から同レベルの風が吹いてきます


・ペットボトルの簡易ランタンは結構流行ったから知っている人多いと思うんですが、

(ペットボトルの上か下に懐中電灯orケータイライトをセットするやつ)

スポーツドリンクや少し牛乳混ぜた奴だと輝きが増し、更に上から白いビニール袋被せると良い感じになるらしいです

他にも鏡や銀紙案もありますが、お好きな感じで良いと思います


・スマホ基地局がやられて「圏外」になったら

公共施設やコンビニに行って、パスワードに00000JAPANと入力

wi-fi が拾えるらしい


・警戒レベル5と言われてもピンと来ない人へ

「ゴジラで例える警戒レベル」


レベル1:ゴジラ確認。注意せよ

レベル2:ゴジラが日本へ向う。備えよ

レベル3:ゴジラ上陸予想。一部弱者は避難

レベル4:ゴジラ上陸。該当地域住民は全員避難

レベル5:ゴジラが街を移動中。命守る為の行動を!!

とのことです


いっそのこと台風の事ゴジラって放送した方がみんな必死になるんじゃなかろうか???


・「サトウのごはん」等のいわゆるパック飯を #非常食 にしている方へ電子レンジもガスもお湯も使わないでホカホカで食べる方法

①カイロ(ホッカイロ)を1個パック飯の上に置く(事前に振っておくと尚良)

②バスタオル等でぐるぐるに巻いて包み込む

③15〜20分待つ

らしいです

カイロ素晴らしいですね!


・豪雨警報解除されても、増水はそのままです

川に遊びにいってはいけません


・労働契約法5条なるものが存在する

安全配慮義務

『使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することが出来るよう、必要な配慮をするものとする。』

というものがある。

台風後上の人に「大したことなかったじゃないか」とか土地狂ったこと言われたときにはボイスレコーダー&、上のこれ、最悪の事故が起こった場合の責任の追求をすると良いそうです

法律で殴る


・家が水没された方、大丈夫でしょうか?

片付けする前に写真めっちゃ撮ってたほうがいいですよ

保険とかのために


・作者、家があまり水没した経験がないので、他の身内の片付け手伝いやら又聞きの情報なのでぼんやりしてますが、何かの役に立てればと書いてみます。


・大体の行程がこれです

水を出す→泥を片付ける→乾かす→消毒


・水出すとき、箒めっちゃ役に立ちます

水切りワイパーみたいなのがあればいうことなしですが、箒でも掃き方次第で結構なんとかなります

しかし、それによって箒はダメに…(ご臨席)

個人的にはちり取りとかも使えたし、なんならタオルつけたクイックルワイパーも使えました(ちり取り以外はほぼ使い捨てですが)


・泥固まると取りにくいし、細かい粉が舞うのでマスクいりますよ

最悪ですね


・庭などは酷いところは砂巻いてました

ほっとくとボーフラでます、猫砂とか使えるんですかね?


・汚れた壁や家具をしっかり拭く

ダメなら捨てる


・扇風機で乾かす

しっかり乾かさないとカビますいやまじで

カビたらもうどうにもならない


風呂のヒビに水が染み込んでたら膨張するし本当に後々めんどくさいです


タイル剥がして漆喰入れ直してとかめんどくさいです


・念入りに消毒


・あとは各々保険会社とかに連絡とかですかね

わりとこの辺りで詐偽が来るので気を付けてください


・庭の泥水で遊ぶ人がいると聞いたんですが…

あれ、ドラクエの毒沼と同じですよ?

雑菌の温床ですよ?

犬猫も触らせないでください最悪死にます


・昔の災害後の疫病の源ですこの泥水

台風が去ったからといって災害は残ったままなのでまだ気を緩めないでください


・飲み水も捨てないで!!!

断水はすぐには直らないですよ!!!


・マンホールの蓋、水没地域空いてることがあるみたいなので、くれぐれも落下しないように気を付けてください。

特に子供が落ちる、普通におちる!!


・ハザードマップ見ろ!!

 ハザードマップ見ろ!!!!

 ハザードマップを見なさい!!!!

 自分は大丈夫という意識を全力でゴミ箱に投げ捨て、すぐに避難!!


・ハザードマップに載ってなくても常に疑いの心を持つこと!!!


・下らない豆知識ですが、台風の時に食べられるアイスクリームはあずきバーおすすめです

停電しても全然溶けない


出来るだけ最悪の時を想定しながら動いた方が生存率は上がるので、それを踏まえつつ楽しい台風生活をエンジョイしてください


【追記】

台風去ったあとにガラスや車の洗浄をしないと錆びます

なので、出来る限り洗いましょう



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