ロウハニ・イラン大統領、米の制裁に関して発言
イランのハサン・ロウハニ大統領が、アメリカの対イラン経済制裁により、イラン国民の生活が苦しくなっていると述べた。
1483701
国営イラン通信によると、閣議の際に演説したロウハニ大統領は、
「アメリカの(経済制裁による)目標は、違法な要請に対してイラン国家と国民を屈服させることだった。彼らは、それが不可能であることを理解した。しかし、国家指導者と国民は経済的な重荷を背負った」と語った。
イラン国家指導者と国民はこの苦しみを乗り越えていると述べたロウハニ大統領は、この過程でイラン経済を改善するために、近隣諸国とのより緊密な関係構築に努めていると述べた。
今後、イランへの武器禁輸が解除されると述べたロウハニ大統領は、アメリカは核合意から脱退しているために制裁のメカニズムを実行できないと話した。
(2020年9月2日)