さいたま市の歯科医院に侵入し、現金などを盗んだとして男２人が逮捕された事件で、２人が、ホテルを転々としながら盗みを繰り返していたとみられることが分かりました。逮捕された大坂典夫容疑者ら２人は今年７月、さいたま市の歯科医院に侵入し、現金およそ９万円などを盗んだとして、３日、身柄を検察庁に送られました。また、被害にあった歯科医院の理事長が取材に応じました。被害者「窓ガラスがわられて中に侵入され、現金もたくさん置いていない。おつり用のものを持っていかれた。１０万円弱。コロナの感染の中で正直許せない」捜査関係者によりますと、デラ・セルナ・ユウスケ容疑者は容疑を認め、大坂容疑者は認否を保留しているということです。２人はホテルを転々としていて、ホテルを拠点にして数日間盗みを繰り返しては別のホテルに潜伏先を変え、犯行を繰り返していたとみて調べています。