消費者支援功労で内閣府特命担当大臣表彰を受賞
　青山定聖弁護士　多重債務問題根絶などを評価

青山定聖弁護士は５月３０日、２０１１年度「消費者支援功労者表彰」の内閣府特命担当大臣表彰を受賞した。
同賞は消費者庁が消費者利益の擁護及び増進を図る目的で、消費者支援活動に極めて顕著な功績のあった個人または団体・グループに対し、その功績をたたえ表彰しているもの。同日首相官邸で内閣府特命担当大臣表彰（２０件）と内閣総理大臣表彰（５件）があった。
青山弁護士が多重債務問題根絶を目的とした活動の中心的な役割を担い、多重債務者の救済活動や、啓発活動による被害防止活動を精力的に展開、消費者の人権擁護や社会教育の推進に貢献したこと。また、昨年３月に「ＮＰＯ法人消費者支援ネットくまもと」を設立し理事長を務め、各種消費者被害の調査や研究、救済活動、法改正や法制度創設への意見提言、セミナーの開催など幅広く活動を展開してきたことが評価された。県内では青山弁護士のほかに内閣総理大臣表彰、ベスト消費者サポーター章でともに１団体が受賞。個人受賞は青山弁護士のみだった。
青山定聖（あおやま・じょうしょう）弁護士は１９５１（昭和２６）年９月３１日生まれの５９歳。熊本市出身。熊本高校―中央大学法学部卒業。８８年に年県弁護士会登録、９１年に青山定聖法律事務所（同市京町２丁目）を開設している。 （堀）