芸能・エンタメニュース
フジ上層部の危機感
報道によれば、フジ上層部も坂上のパワハラを問題視しているというが――。
「坂上が現場でスタッフたちにきつめにモノを言ったり、他局を引き合いに出して『●●はこうやってるだけど』などと咎めたりということは、あるようです。要は、バラエティ班のスタッフのなかには、慣れない情報番組をやらされて、さらに坂上にしょっちゅうガミガミ言われ、とにかく『バイキング』を終わらせるか離れたいという人も少なくない。そのため、一部の関係者が週刊誌などに“坂上のパワハラがひどくて現場が疲弊”という情報を流しているんです。
この事態にヒヤヒヤしているのが、フジの上層部です。今のフジにとって、コンスタントに視聴率5~7%取れる番組というのは非常に貴重で、上層部からしてみれば坂上に番組を降りられては困るんです。10月から後ろの『直撃LIVE グッディ!』を打ち切ってまで『バイキング』の放送時間を1時間も伸ばすのが、その何よりの証拠ですよ。なので上層部は今、“パワハラ騒動”の火消しに躍起です。だからこそ『文春』の取材に対して広報部は明確に否定しているんです」(テレビ局関係者)
そんなフジの内情について、別のテレビ局関係者はいう。
「今、フジ内部の情報は外部にダダ漏れ状態で、芸能事務所の間では制作現場での情報などが外に漏れないかと警戒するムードも広まっており、特にドラマではキャスティングが難航するケースも出始めています。『バイキング』の例にしても、内部の問題を積極的に外に漏らし、それを利用してMCを外したり番組を終わらせようとしているのだとすれば、フジもいよいよ末期状態でしょう」
パワハラ騒動の真相はいかに――。
(文=編集部)