ダイアクロン
ロボットベース タカラ
1980年発売 定価6800円

ロボットベース パッケージ
内蓋の様なデザインのウィンドウタイプパッケージに加え、派手な色使いで目を惹きます。
そして中央に圧倒的な迫力で鎮座するロボ。
箱のサイズは、縦48cm横27cmと当時品でもかなりの大型。

 

パッケージ 裏
雑誌の表紙の様です。

 

ロボットベース パッケージ天面

 

パッケージ 底面
ダイアクロン隊員のイラストが描かれています。女性や子供の隊員もいますね。

 

 

箱側面 左右

 

ダイアクロンの初期カタログ数種類
肝心のロボットベースにどれが付属していたのかわからなくなってしまいました。
いずれも表紙はロボットベースのビジュアルが使用されています。
他にも「ヒーロー仮面」というロボットベース専用の頭部マスクがプレゼントされたキャンペーンもありました。

 


ロボットベース付属品
エスカレーターパーツ、ベースファイター1機、ベースアタッカー2機、ミサイル2個、パンチ2個、キャノン
ダイアクロン隊員5体
ダイアクロン隊員は初期型が付属。
発売時期によっては普及型のバージョンもあるそうです。(隊員は発売時のボックス封入のものと色が違います。)
残念ながら説明書とシール台紙は欠品。シールは貼り済みですが指定場所と違ったり剥がれてしまった箇所があります。

 

 

ロボットベース (Robot Base)
ダイアクロン隊 最大の超大型戦闘ロボ。これぞダイアクロンというメタリックブルーの成型色。
複雑な形状でメッキとクリアパーツを使用した胸部。
ビームの砲のアンテナや耳レーダー、アメリカンインディアンを思わせるホホのラインと赤いアゴヒゲのインパクトある頭部造形。
どれをとってもダイアクロンらしいSFテイスト溢れたロボ。
大きさは45cmと超巨大。

大きくてカッコいい!
THE GREAT ROBOTBASE!!

 

ロボットベース 正面
ダイキャストは仕様されていませんが大きいので重さはそれなりにあります。
足にはゴム製のキャタピラが8本装着。豪華仕様でそれぞれが独立して動きます。
左手のフリーゾンビームキャノンは玩具写真だと左手、イラストは右手に装着されていますが、特に決まりはなくどちらの腕にも装着できます。

 

 

 

ロボットベース各部詳細

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

ダイヤパンチ発射!!
腕のスイッチを押すと勢いよくパンチが飛びます。

 

 

可動部は頭部、腰、肩、肘
肩と肘はクリック関節です。

ダイアクロンの中では可動部分が多い部類、初期SFダイアクロンでは1番かも知れません。

 

隊員とサイズ比較
このサイズ比がダイアクロンらしいですね。

 

 

 

ダイアクロンのアイキャッチ風に撮影してみました。

 

 

戦車基地にチェンジ!!

「ゴゴゴゴ!」
ギミックでスネが前後に連動して開きます。
実際には音は出ませんが、心の中で重厚感を楽しみたいと思います。

 

ロボットベース 戦車基地形態 (Tank Base Mode) フロントビュー
足を開き、頭部を倒し、戦闘機ベースファイターを乗せて完成。
キャタピラでコロ走行する大迫力の基地形態。

 

ロボットベース戦車基地形態 バックビュー

 

ロボットベース戦車基地形態 サイドビュー

 


「基地ギミック」

 

ベースファイター
頭部移動カタパルトから小型戦闘機を取り外して緊急発進遊びができます。
ベースファイターには車輪がついていてコロ走行可能。

 

 

頭部デッキ&フィストコクピット
頭部デッキは肩のパネルには鉄板が貼られているので隊員が簡単に立てます。
フィストコクピットはそのままですね。パンチを誤射すると隊員まで一緒に飛んでいってしまいます。

 

 

「ガガガガ!」

 

背部のエスカレーターが展開!

 

ベースエスカレーター
背部のシャッターを開き、赤いハンドルを回転させてベルトを動かすと、隊員を内部に送り込むことができます。
エスカレーター中盤のゴムベルトは数箇所に鉄製のバンドが装着されており、隊員足裏のマグネットによって接地が安定します。
マグネットつきのダイアクロン隊員ならでは可能の非常に熱いギミック!

 

「作戦指令室」

ロボットベースの胸部の中に指令室があります。
メッキとクリアパーツで造形された美しい胸部カバーの中に隊員の姿を確認できます。
これぞ、ザ・タカラ SFランドという感じ。

 

胸部のカバーを開くと作戦司令室が出現!

 

 

内部までモリモリとコンソールや計器類のディテールが造形
シールで再現された背面の大型モニタには地図が写っています。

 

「発進準備だ、戦闘配置につけ!」

 

「ダイアクロン隊 発進!」
中央のダイヤルをカリカリと動かすとターンテーブルが回転し指令席が出現!
指令席には隊員が2人乗せられます。床は鉄板が貼られているので隊員を安定して立たせられます。
この辺りの配慮も本当に凄いと思います。

 

ギミック的にはターンテーブルが回るだけですが、それが立体的な司令室でかつ隊員が乗せられるという事でドラマチックな遊びができます。
好きなものが詰まったロボットベースですが、個人的にはこのギミックが1番好きなところ。

 

 

 

フリーゾンミサイル発射装置
床を前方にスライドさせ、腰に取り付けてあるミサイルを装着します。
ミサイルの上にある赤いボタンでミサイル発射!
ちなみに背部のエスカレーターはこの部屋につながっています。ここから指令室に上がる設定なんでしょうね。

 

 

脚部カタパルトエリア
モモのパネルがオープン、そのまま階段へ。底は鉄板で隊員を配置することができます。
スネのカタパルト本体も表面が鉄板なので隊員を立たせることが可能。

 

 

ベースアタッカー格納庫
つま先奥の赤いボタンを押すとハッチがオープン!
格納されたベースアタッカーが勢い良く飛び出します!1つのボタンで2アクション。

 

 

腕を外して腰に取り付けることができます。
説明書がないので詳細はわかりませんがこれはこれでカッコいい。
腰の取り付け部分は非常に危ういので注意が必要です。

 

「戦え、ダイアクロン隊!」

 

どこまでも広がるダイアクロンワールド!

 

ロボットベースの遺伝子をもつトランスフォーマー達!
左ブレイブマキシマス 右メトロタイタンです。
トランスフォーマーの世界でもロボットベースを遺伝子は受け継がれています。

 

ダイアクロンの世界を表現した巨大基地ロボ
サイズ、カラーリング、デザイン、ギミックすべてを含め存在そのものがダイアクロンだと思います。

2013年に発売されたトランスフォーマーの巨大メトロプレックスもデザインや構造にロボットベースの遺伝子がかなり含まれているのでリカラーがいつか発売されるかも知れませんね。

 

 

original post from funtotoy2015/10/25
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