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転生したら悪役令嬢だったので引きニートになります(旧:悪役令嬢は引き籠りたい) 作者:フロクor藤森フクロウ
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幕開け直前

 ご感想、ブクマ、評価ありがとうございます。

 レビューもありがとうございます。こんな風に書いてもらえるとは・・・

 楽しく拝見させていただいております(*- -)(*_ _)ペコリ

 異世界転生日間ランキング・週間ランキング入らせていただきました。あっていいのか。ビビりました。

 夢だけど夢じゃななかった。最後まで行けたらいいのですが。

 お話の都合上、キャラはじめとした伏線回収には時間がかかります。回収しきれるといいのですが・・・

 思ったより話が長くなりそうですが、お付き合いいただければ幸いです。

 一話一話をある程度切りよくしつつ、短すぎて読み応えのないものにしないよう気を付けてはいますが・・・

 ぶっちゃけアルベルが誰とくっつくとか正直まだ考えていなげふん。

 もしかしなくてもアルベルはかなり恋愛音痴です。それより破滅・断罪フラグが恐ろしすぎてそんな余裕がなく、一人であたふたしています。




「うーん、来シーズンは社交界にでてみようかしら? 女の子のお友達が欲しいわ」


「温室育ちどころか結界育ちがなにをいっているのですか。だめですよ、どこで変な病気や毒を貰ってくることか――悍ましい」


「おぞましいって」


「それだけラティッチェ公爵家に集る蝶のふりをした蠅は多いのですよ」


 今日も極上に美味しい紅茶を淹れてくれた、有能従僕こと辛辣すぎるジュリアス。じゃあキシュタリアはと思ったら「絶対ダメ」と一点張りだった。

 紅茶を傾ける姿すら優美な、まさに令息然とした姿に、後ろでケーキスタンドを持った新人メイドがほうっとため息をついている。それにちらりと一瞬アンナが視線を向けた気がした。目を伏せていたのだけど、気配を感じた。あのメイド、あのままの調子だと私付き外されるかもな。


「僕にはアルベルを守る義務と権利があるんだ。絶対ダメ」


 その本人がいきたいって言ってるんですけど!?

 我が弟よ、姉その言葉信じていいの? 信じた瞬間後ろから滅多刺しとかしない? 魔法で木っ端にしたりしない? ちゃんと守ってくれる?

 ちなみに私の社交界デビューの話は消えた。主にお父様の恐ろしい計画によって。


「とりあえず、ダンペール家あたりでも派手に散らしておこうか?」


 爵位は云わなかったし、階級も云わなかった。でも、笑顔のお父様の後ろでセバスとジュリアスが微妙に表情――といっても些細過ぎるので、精々ほんの一瞬雰囲気を変えたので、かなり大家なのではないかと推測する。

 祝賀花火代わりにどこかのおうちを木っ端にしようとしないでください、お父様。

 それは物理ですか? それとも家柄の名誉的なことですか?

 あの二人は従僕と執事の鑑みたいな人たちなので、基本冷静沈着かつ頭の回転がすこぶる良い。そんでもって、表情と感情があまり連動しないタイプなのだ。静と動はあるけど、常に笑顔か無表情で綺麗な仮面がのっている。

 そのダンペール家とやらが、お父様と過去にどんな遺恨があるかは知らない。だけど社交界デビューと同時に私刑執行の記憶が混ざり合うってどうかと思う。忘れられないこと間違いなしの思い出になりそうだけど。

 きっと、私の返答次第でかなりの騒動になるんではないだろうか。

 一瞬、使用人たちの目に縋るような眼差しが混じった気がしたの。普段、お父様の暴走っぷりに散々振り回され、見せつけられているうちの使用人が。心臓に毛どころか、リーゼントが生えているようなメンツばかりなのに。特にセバスとジュリアス。


「まあ、ありがとう存じます。お父様」


「いいんだよ、アルベル。お前は特別なんだ。有象無象など、お前を楽しませればそれで本望なのだよ。

 好きに選び、好きに遊び、好きに壊すと良い。

アルベルティーナ、お前は選ばれた存在なんだよ。この世はお前のためにあるんだから!」


 お父様、引きこもりにとんでもない思想を植え付けようとしないでくださいまし。

 公爵令嬢という肩書は確かに、人間社会の中でもただ一握りの貴族の中の、さらにほんの一握りではある。だけれど、傍若無人の傲岸不遜で悪逆非道を貫いて良いイコールではないと思うのです。

 貫いた結果、本家のアルベルティーナは世が世なら王女として生きていたかもしれないほど高貴な血筋を持っていた。だが、悪逆の限りを尽くした彼女の末路は悲惨だった。

 単に処刑されるならまだマシ。身分を剥奪され国外へ追い出され、賊の慰み者となったり、親よりも年上のヒキガエルのような醜男に嫁がされ凌辱されたり、女奴隷として孕んだ体のまま男に嬲られたり――普通に処刑されたほうがましやんというのがゴロゴロだ。

 私は断固拒否だ。それなら修道女で一生清い体でいい。

 お父様の冴え冴えとした美貌の中で、瞳の中に底光りする感情。

 お父様の瞳に映るのはただ一人、私という存在のみ。

 お父様は、その私の存在の中に誰を見ているのでしょうか?

 それは誘拐事件前までいた、本当のアルベルティーナでしょうか? 亡きクリスティーナお母様でしょうか? お父様の中の夢想でしょうか?

 狂乱と冷徹が混ざり合うその目に、本当に映っているのは何でしょうか?

 きっとその疑問はけして口にはしてはいけなくて、それでも私はアルベルティーナとして生きている中でこの父親に感謝しているのは事実でもあるのです。

 きっと世の中の貴族というものは、より繁栄を願って娘はより良い嫁ぎ先か、より良い婿取りをしようとするものだ。このように安穏と放置させてもらっているのは、ひとえにお父様が私をお父様の手の内――ラティッチェという箱庭に閉じ込めているのと引き換えに、すべての責務を免除してくれているからだ。


「わたくしはお父様の娘で幸せですわ」


「私もアルベルのような可愛い娘がいて、本当に幸せ者だ!」


 そういうが早いか、お父様は私を抱え上げ、腰に両手を添えてくるくると回りだした。高い高いである。お父様、実はかなり力持ち? 娘、結構育っているぞ。もう誘拐された、あの幼児期とは違うのに。

 恐ろしく有能な従僕も、お人形よりも見目麗しい義弟も、物語の令息と騎士を思わせる華やかな伯爵子息も、お父様はまるでおもちゃを子供に与える感覚でお与えになった。

 衣食住と娯楽まで与えられて、お父様に不満などいえるほどの立場でないことなど私が十分わかっている。

 ですが、娘は時々不安なのです。私は娘という立場に胡坐をかいて、その愛情を浴びるだけ浴びて何もしなくていいのでしょうか?

 お父様は笑顔で必要ないと断言するでしょうけれど、時折罪悪感が首をもたげます。

 私が、周囲に甘いと云われるのはそんな罪悪感からでる偽善かもしれません。


「別にダンペールとやらはどうでもよく思っておりますの。お父様のお好きになさって?」


「そうかい?」


「ええ」


 ぎゅうと私を抱きしめるお父様。お父様の香水の香りと、ほのかな整髪料の香りは何よりも落ち着くものだった。この腕の中では恐ろしいものなどありはしないのだから。

 お父様は私を守ってくれるもの。私を守るためなら、平民貴族王族すら関係ない。敵か味方で踏みにじるか放置するかを決める人。そして、時たま気まぐれに拾い上げる。

 そんな悍ましい程の苛烈さを持つお父様だけれど、私はどうしても嫌いになれない。

 それはお父様の愛情故なのだから。歪でも、それは確かなのだ。


「大好きです、お父様」


「・・・ああ」


 できるだけの笑顔でそう伝えると、僅かに目を見張ったお父様は、まぶしいものを見たような、懐かしむような表情でぎこちなく笑い返した。


「お父様?」


「いや、アルベルはクリスに・・・クリスティーナお母様によく似ている。

 最近、大きくなってきてますます似てきたと思ってな」


「そうなのですか?」


「そうだとも。アルベルのお母様は国一番の美女だったんだぞ!

 王家の馬鹿どもを蹴散らして、お父様がお母様と結婚したんだ!」


・・・・・・・・・・・・・・お父様の王族嫌いはもしや、お母様がご存命の時代から?

 ニコニコと笑うお父様だが、若干セバスの顔色が悪い気がする。やんちゃしてたのかしら? いや、相当やんちゃしないと王族にコナ掛けられていた女性を娶るなんて無理だろう。

 特に王様って王妃である正妃以外に、側妃を娶ることができる。基本王妃は他国の王族か、国内外の公爵からや侯爵からの輿入れが多い。稀に勢力の強い伯爵もいるが、基本上級貴族の中でも特に勢力が強い家柄から選ばれる。側妃は王妃より基本身分の低い女性たちが娶られる。だが側妃でも妃と名がつく以上は貴族が多い。最低でも爵位がないとお話にならない。そしてその下には妃公認の愛人である寵姫がおり、それ以外には王の気まぐれの御手付きで下級貴族や未亡人、平民など様々な妾さんもいるという。

 国によってはハーレム宮殿をででんと建てるひとだっている。うちの国にも後宮はあるけど、1・2代目前の王様の時はかなりお盛んだったらしく国庫を傾ける勢いで、女性関係が派手だったらしい。

 当然多すぎる王位継承者たちによる後継者争いは苛烈だったが、流行り病で終息に向いたという。皮肉なことだ。

 たしかメギル風邪という、魔力保持者に特攻入りという王侯貴族殺しの病だ。ルートによっては、その風邪に攻略対象が罹って看病イベントがある。王子ルートやキシュタリアルートもそうなのよね。熱に喘ぐセクシーショットが人気スチルだった。

 でも、家族を苦しめる趣味はないもの。こっそり薬は入手するつもり。あれ、一般的な解熱剤効かないのよね。魔力暴走に起因するものだから。魔力の強いキシュタリアやお父様が感染したら重篤になるわ。逆に魔力があまりない下級貴族や平民はぴんぴんしてるのよねー。アルベルも魔力持ちだから、やっぱり多目に薬は用意してきましょう。

 どこでもあるけれど王家とは血統を重んじる。王家の血を持たないものが王になるのは、戦争や革命からおこる簒奪がほとんど。サンディス王家もそうだ。サンディス王国も血統による使用可能な国宝の魔法や道具があるので、始祖王から連綿と紡いだ血を絶やしてはいけないという当然にして暗黙のルールがある。

 その魔法により、様々な災厄や戦争、反乱を退けてきた過去もある。

 これって古い契約やロストテクノロジー的なものなので、本当に替えが効かないのよね。

 当然、王家の血を引くお母様は引く手あまただったのだろう。サンディスグリーンの瞳は、王家の瞳。しかも超絶美女だ。

 もしそんな人たちとやりあったというのなら、お父様は相当なやり手だ。

 今のお父様は向かうところ敵なしといわんばかりにブイブイ勢い風を吹かせているが、お父様だってお若い頃があるし、幼いころだってある。今みたいにパワーゲームなんて難しい分、相当うまく立ち回っていなきゃ国一番の美女とやらは娶れないだろう。

 しかもお母様のお母様は現在の王姉だったはず。王族降嫁なんて名門一族にしか下りないはずだ。普通、よっぽどやらかしてないかぎり。

 貴族なんて親の決めた政略結婚が多いはずなのに、愛を貫くってすごい。

 どんな感じだったのかしら? お父様とお母様のお付き合いって。ジュリアスに聞いてみたら、かなり熱烈な恋愛結婚だとは知っているが詳細までは知らないと言葉を濁された。

 それもそうね。ジュリアスだって、私と大きく年が離れているわけではないのだから。

 ならばセバスにと昔話を強請ったら、セバスは青ざめた顔で首を千切れんばかりに横へ振った。


「お嬢様には刺激が強すぎます! どうかお許しを・・・っ」


 ・・・・・・・お父様、本当になにしていたの?

 相当やんちゃしていたのは間違いなさそう。セバスはとても優秀な家令であるのに、苦渋とばかりに壮年の顔を歪ませるのは心が痛んだ。

 ジュリアスが無言で首を振るあたり、やはりこれ以上の問いかけは酷なのだ。ごめんなさい、うちのお父様が苦労をおかけします。

 あれか、セバスにはお父様がいつも大変ご迷惑をおかけしていそうだ。ここは一人娘として一肌脱いで、肩たたき券がわりに一言券でも贈呈すべきだろうか。お父様はかなりパワフルでアグレッシブなお方だから、本当にセバスでもどうしようもない時に私にダメもとで止めさせるようなもの。まあ、私の言葉は物理的や権力的な抑止力はないけど、多少は精神的なストッパーにはなると思うの。

 お疲れなセバスにお手製チケットを上げたら、膝から崩れ落ちておいおい泣きだした。

 えー!? ちょ、セバスさーん!? 滂沱の涙とはこのことだろう。しわの刻まれ始めた目元を染めて、涙の幕から次々と雫がこぼれている。そして『お父様に言葉をお掛けするチケット』こと『お父様チケット』を神から賜りし至宝のように掲げている。

 ちなみに行使できるのはセバスのみで、ちゃんと『セバスへ』と書いて、私用の薔薇の封蝋と同じ判子を押してある。

 私と一緒にちょっとそれを見ていたキシュタリアとジュリアスが引きながらも、何とも言えない表情をしていた。


「ある意味国家権力相当ですし、王家からの命令よりも効力ありますよね」


 それ、お父様に限りという注釈がつくけどね。

 親子そろって従僕や執事に迷惑かけまくりですもの。かたや魔王、かたや超世間知らず。どっちのお世話がましなのかしら。

 だけれど、キシュタリアにあれは安易に作ってはいけないと釘を刺された。


「セバス様は家宝にしそうですから、使うべきところで使い渋りをしなければいいのですが」


 ジュリアスが珍しくルンルンにはしゃいでいるセバスに、本気で心配している。

 そんなに大事? あれ子供が作ったオモチャみたいなもんだよ?

 ついでに折り紙で鶴を作っていたら、ジュリアスが興味を持った。

 そういえば、この世界というか、少なくともこの国は西洋寄りの文化だ。折り紙というものも認知されていない。外国って包装とかも結構雑って聞くし、紙を折って形作って美しくって文化があまりないのかもしれない。

 そういえば、ジュリアスは来年から王都の学校に通うキシュタリアに同行するんだって。

 そっかー、原作と違ってアルベルティーナが学校いかないモノね。

 ミカエリスとジブリールの伯爵家兄妹たちも行くのよね。ミカエリスはもう入学してるけど、確かキシュタリアとヒロインは同学年だったはず。ジブリールは来年。

 みんなになんかお守りを作ってあげようと考える。

 原作通りに行ってもいかなくても、とんでもない学校生活になるのは目に見えている。

 学生の本分そっちのけの恋愛メインだけど、学力や魔力や技術力、魅力といったパラメーターも上げつつ本命に接近して落とすゲーム。ちなみに逆ハーレムルートもあるけれど、あれって卒業後って泥沼軋轢ばかりではないかと思うのよ。

 しかも、学園生活を盛り上げる悪の華ことアルベルティーナ・フォン・ラティッチェという権力と美貌を兼ね備えた悪役令嬢がいないって、多分盛り上がりに欠けると思うの。王子ルートとキシュタリアルートなんて特に、障害ことアルベルがいたから一層盛り上がった感があるものね。

 ちなみにキシュタリアは手紙を書くから、ちゃんと返す様にと上京する息子を心配するママのようなことを云っている。逆じゃないのかな。

 ジュリアスはジュリアスで、自分がいない間につく従僕のレイヴンに事細かに私の言動を報告するように言い含めている。ねえ、それ本人の近くでいうこと? ジュリアスの中で私は何なの? 公爵令嬢という名の四歳児なの? もし私が将来修道院いきたいとか知ったら、ショックで虚脱状態にならない? ジュリアスって私にかなり過保護な気がするの。キシュタリアよりわかりにくいけど。


「ラティーヌ様とアンナがいるとはいえど、心配ですから」


 お嬢様はすぐにしでかすのに、御自覚がありません――言葉は諫言だけれど、その表情は少し困ったような微苦笑だ。ひえええ、普段どっかが凍てついているような美形の、貴重極まりない微笑。しかもつくり笑顔じゃなくて、感情の乗ったそれは春の雪解けを促す日差しのごとく。

 まばゆさに思わず目を細めた私を、そっと目隠しするキシュタリア。

 こいつぁやべえ。事案でござる。美形慣れしていたと思っていたけど、まさか一番見慣れている美形に目潰し喰らうとは。私もまだまだである。

 何とか過去の記憶を四苦八苦して思い出しながら作ったのは、小さな手の平に乗るサイズのくす玉だった。折り紙みたいな薄い色紙が手に入りにくくて、ちょっと大変だった。

 ちまちまとくす玉の素材をおっていると、私の企みの気配を察知したジュリアスがうろちょろするので、アンナとレイヴンに頼んで追い払ってもらった。

 キシュタリアには瞳と同じ水色を中心とした青系のくす玉。ジュリアスは紫系である。ミカエリスとジブリールは赤系だけど、ミカエリスは真紅、ジブリールはピンク系にした。

 王都へ行くまであまり時間がないから、せっせとおり進めて何とか形となった。

 飾るだけでなく、何かにぶら下げられるように組み紐を通し、玉を模した魔石で重さを持たせ、揺れ動く姿も様になるようにする。しかも魔石はアミュレットとしての意味もある。ガチお守りだ――使い切りタイプだけど。

 攻撃系は目をそむけたくなるへなちょこだけど、サポート系の魔法は得意です。本家アルベルは攻撃魔法も呪詛もバッチコイに得意だったのだけど・・・やっぱ中の人が原因?

 学校は関係ないけれど、キシュタリアたちとは別にちょっとだけ大きなくす玉をお父様に作った。様々な青に銀粉を振った特注の色紙で折ったものだ。

 お父様の分は急ぎでないから、少し凝った作りにしたら時間がかかってしまったが、お父様は大層お喜びになられたのでよしとする。






 読んでいただきありがとうございました。

 下よりブクマ、評価、ご感想を頂けると嬉しいです。

 読んでいただきありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ

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