「和歌山モデル」は東京とは真逆 重症者治療も広く定義

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米紙ワシントン・ポストも絶賛

 感染拡大中の大阪府と隣接する和歌山は、通勤や観光など府との往来が盛んだ。大阪は20日までに123人の死者を出しているが、人口10分の1の和歌山は4人に抑えている。

 和歌山は2月に国内初の院内クラスターが発生したが、約2週間でクラスターを封じ込め、米紙ワシントン・ポストは「和歌山モデル」と称えた。成功のカギは、PCR検査に消極的だった国の方針に従わなかったことだ。

 和歌山の仁坂吉伸知事は日刊ゲンダイのインタビューに、「(厚労)事務次官に『県初の感染なので、完全に抑え込みたいからわざと過剰なことをやりたいんだ』と訴えた」と明かしている。

 小池都知事や国は「和歌山モデル」を見習うべきだ。

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